入院時の授業参観
おはようございます。
『ぜん息』という言葉が気になり 初めて ぱいれーつに来てくださった方。
８月末に 突然の大発作をおこした経緯はこちらです。6回のシリーズで綴っています。是非読んでください。
あの子は待っている。
私を絶対待っている・・・。
この日は授業参観。
ひと月空けずにやってきてしまった妹の2度目の入院。
あの子はきっとさみしい思いをしている。
来るかこないか 大勢のママ達の中に私の姿がないか きっと探しているに違いない。
そう あの子は待っている・・・。
夏の終わりの初めての入院。
娘の入院先は 我が家から車で５分 自転車でも５分の国立病院。
夏休み中とあって義父母にあれこれと面倒をみてもらっていた息子ぴー。
入院３日目の夜
私は一瞬だけだが 久々にうちに戻った。
夜８時過ぎ 会社から戻った夫とバトンタッチで私は一時帰宅し シャワーを浴び 慌てて病院へ・・・
玄関先で私を見送る ぴー
笑顔でも涙でもない 普段みせない表情で私の前に立っていた。
「また会えるからね！」と一言いい 頭をはがいじめにしたら
私の胸に顔をうずめ
静かに泣きはじめてしまった・・・・
結局 夜の９時過ぎ
「おかあさんがどこにいるかわかったら ちょっと安心するんじゃないの？」という義母の言葉で
病棟の入り口まで パジャマ姿で同行した ぴー。（残念ながら 中学生以下は病棟には入れない）
夫と再びバトンタッチをして 別れたのだ。
本人が何度か入院はしていたが 夜別れても 必ず毎日私との時間があった。
でも 妹の初めての入院は 息子ぴーにとっても 長い時間私の姿をみない初めての経験でもあった。
そんなあの子だから そんなあの子だから
来るかこないかわからない私をずっと探してる・・・・
きっとそわそわして授業どころじゃないだろう・・・・
義父母とバトンタッチでチャリをこぎ 病院から猛ダッシュでチャリをこぐ私！
病室からの参観だっ！
待ってて ぴーちゃん！
かあさんは 今いくわ！！
2時間続きの授業参観。
一コマ目の道徳が あと少しで終わるころ
教室に飛び込んだ私・・・・
愛しの我が息子はどこ？？
あっ！
先生の話を聞きもせず
一番後ろの席で ぺちゃくちゃとおしゃべり・・・
全く私に気がついていない。
隣の男の子が私に気がついた。
にらみつけると ちょっぴり「やばい！」という顔をした息子。
いいから先生の話はききなさい！
しばらく様子をみていたら
バカ口をあけて
ガリガリと歯くそを取り始めた我が愛しき？息子。
なんなのよ！！
こんな姿を見に来たんじゃない！！
母親の私がくるかこないか そわそわしつつも 授業にひたむきに取り組む姿。
私を発見し笑顔をみせ「よし もっとがんばろう！」と黒板に向かう姿。
そんな姿を求め 学校に飛び込んだ私は 崩れそうになった・・・。
とりあえず もうひとつの算数をみて お昼に娘のいる病棟我が家に戻る。
夏服のままの私に 秋の風は冷たかった。
今日も読んだよの ぽちぽち２つ 私のエネルギーです
ありがとう ありがとう！
ぱいれーつアンコール劇場
歯くそといえば
この記事！
昨年 堂々殿堂入り 珍味
そして 参観日と言えばこれっ！
笑ってあきれてね
そしてそして ちょっとシビアな記事
お兄ちゃんが入院していた時 おうちで待っていた２歳の娘の姿を当時の日記で振り返っています。