AFC西地区編
■Denver Broncos
昨季は8勝8敗でAFC西地区2位だった。今季はパスオフェンスの弱体化は避けられない状況にあり、新人RBのノーション・モレノがラン攻撃の鍵となるだろう。ディフェンスでは4-3から3-4への守備隊形の変更が成功するかどうかのキーマンはLBロバート・アイアーズだろう。ということは、攻守ともに新人選手の活躍がプレイオフ進出の鍵を握るのではないかと予想される。
*今季注目選手*
CBチャンプ・ベイリー #24
2000年から8年連続でプロボウルに選出された実績を持ち、今年で11年目となるリーグトップクラスのプレイメーカー。だが、昨季はケガの影響で成績が振るわなかった。今季は、いまだ健在である攻撃的なプレイでチームを勝利に導けるか?
Sブライアン・ドーキンス #?
プロ14年目を迎えるドーキンスは、35歳となった現在でも高いレベルでのプレイを続け、衰えを感じさせない。技術面、精神面でも年齢を重ねる毎に安定感を増している。
*新人注目選手*
DEロバート・アイアーズ(1巡全体18位指名)
DE、OLBの両ポジションをこなせ、4-3隊形から3-4隊形に移行する予定のブロンコスにとって貴重な存在。アイアーズは、パスラッシュ、ラン守備、パスカバーの全てをしっかりこなせる期待の新人だ。
RBノーション・モレノ(1巡全体12位指名)
ブロンコスの新HCが採用するショートパスとランを組み合わせたオフェンスには最適のRB。ジョージア大ではルートを的確に走るラン攻撃だけでなく、パスブロックでも高い能力を見せていた。僕も注目している新人RBです
CBアルフォンソ・スミス(2巡全体37位指名)
ウェイクフォレスト大出身のスミスは、ブロンコスが来年のドラフト1巡目指名権をシアトル・シーホークスにトレードしてまで獲得した期待の選手。現時点ではチャンプ・ベイリー、アンドレ・グッドマンの先発コンビに次ぐ3番手CBとして起用される予定だが、グッドマンから先発の座を奪う可能性も十分にあると高い評価を受けている。
■Kansas City Chiefts
昨シーズン2勝14敗で大きく負け越してしまった。今季チーフスは、キャセルを獲得したことにより、ペイトリオッツと同じ攻撃システムを新たに採用する。だが、チーフスにはランディ・モスのような選手はいない。キャセルが周りの選手のいいところを引き出すことが出きるのかQBとしての手腕が試される。
*今季注目選手*
QBマット・キャセル #16
昨季はペイトリオッツのメンバーとして同チームのエースQBトム・ブレイディの代役として活躍した。今オフには、ブレイディが今季復帰することもあり、チーフスに移籍した。キャセルの行くところには、常に偉大なQBたちが壁として立ちふさがった。USC時代には大学最優秀選手の証であるハイズマン・トロフィー受賞者2人の影に隠れ、1度も先発出場できなかった。ペイトリオッツ入団後は、スーパーボウルMVPの控えに甘んじた。しかし、チーフスへ移籍した今、キャセルの行方を阻む者はもういない。キャセルはチーフスで実力を認められ、やっと手にしたエースの座となる。
*新人注目選手*
DEタイソン・ジャクソン(1巡全体3位指名)
チーフスのトッド・ヘイリーHCは、DEジャクソンが、周囲の予想より早く3-4隊形に適応できると見ている。ジャクソンは、リーグ下位に低迷している守備陣再建のキーマンとして、大きな期待を受けている。
■Oakland Raiders
レイダースは、プレイオフに進出できるチャンスが今季は多いにありそう。同地区でチャージャーズが頭ひとつ抜けているが、ブロンコス、チーフスの戦力はそれほどでもないため、ブロンコスとチーフスとの4試合を全勝することができれば、プレイオフへの道も開けてくる。
*今季注目選手*
CBナムディ・アソムハ #21
今年で7年目となるアソムハは、Sとしてプロキャリアをスタートさせたが、いまやリーグ屈指のCBへと成長した。手足が長く、直感や認識力、そしてカバーリングも優れていて、今季も注目してほしい。
QBジャマーカス・ラッセル #2
ラッセルの活躍次第と予測するものも多いが、現状はまだまだ厳しいところ。しかし、ラン攻撃を主体とするレイダースは、守備陣もよさそう。ラッセルに負担をかけることがなく、じっくりと成長を見守ることができる。
*新人注目選手*
WRダリウス・ヘイワードベイ(1巡全体7位指名)
レイダーズが、1巡(全体7位)でWRのヘイワードベイを指名したとき、この選択を批判する声もあった。しかし、トム・ケーブルHCは、ヘイワードベイが持ち味の快足を武器に即戦力として活躍できると信じているという。
WRルイス・マーフィー(4巡)
マーフィーも、ヘイワードベイと同じく高く評価されており、新人WRコンビも組めるかも!?
■San Diego Chargers
今オフにワイルドキャット・フォーメーションの練習を行って注目を集めている。ただ、今回は攻撃陣の戦術導入のためというよりも、相手がワイルドキャット隊形を使ってきた際に備えての守備陣の練習という意味合いが強かった。だが、ノーブ・ターナーHCは、攻撃陣のワイルドキャット導入について完全に否定はしていない。2009シーズンのチャージャーズは攻撃陣の動きに注目が集まる。
*今季注目選手*
QBフィリップ・リバース #
ワイルドキャットを導入した場合、活躍の場が減ってしまうが、パス攻撃のときはしっ
Rダレン・スプロールズ #43
過去2年間、キックオフ、パントの両リターン部門でリーグ上位にランクインしている選手。相手ディフェンスの隙を逃さないビックリターンに期待。
TEアントニオ・ゲイツ #85
大学時代はバスケのスターだったが、卓越した身体能力をパスキャッチに生かした名TEとして開花。守備にはやや課題ありだが、レシーバーとしては抜群の存在感を発揮している。
LBショーン・メリマン #56
プロボウルに3度選出。2006年にサック王に輝くなど、デビューからの3年で見事なパスラッシャーぶりを発揮した。だが、昨シーズン序盤でひざを故障した影響でシーズンのほとんどを棒に振った。チャージャーズにとって欠かせない存在であるメリマンだが、ひざの手術から復活なるか!?
RBラダニアン・トムリンソン #21
トムリンソンは過去に7本のTDパスを決めた実績を持っており、チャージャーズの攻撃オプションにワイルドキャットが導入されるのであれば、トムリンソンの活躍が期待される。
*新人注目選手*
LBラリー・イングリッシュ(1巡全体16位指名)
イングリッシュは、北イリノイ大で3年連続2ケタサックを記録。今季は先発LB陣のバックアップを務め、パスラッシュのスペシャリストとしての活躍を期待される。
以上でAFC西地区編終了
明日はNFC東地区編
Adieu
■Denver Broncos
昨季は8勝8敗でAFC西地区2位だった。今季はパスオフェンスの弱体化は避けられない状況にあり、新人RBのノーション・モレノがラン攻撃の鍵となるだろう。ディフェンスでは4-3から3-4への守備隊形の変更が成功するかどうかのキーマンはLBロバート・アイアーズだろう。ということは、攻守ともに新人選手の活躍がプレイオフ進出の鍵を握るのではないかと予想される。
*今季注目選手*
CBチャンプ・ベイリー #24
2000年から8年連続でプロボウルに選出された実績を持ち、今年で11年目となるリーグトップクラスのプレイメーカー。だが、昨季はケガの影響で成績が振るわなかった。今季は、いまだ健在である攻撃的なプレイでチームを勝利に導けるか?
Sブライアン・ドーキンス #?
プロ14年目を迎えるドーキンスは、35歳となった現在でも高いレベルでのプレイを続け、衰えを感じさせない。技術面、精神面でも年齢を重ねる毎に安定感を増している。
*新人注目選手*
DEロバート・アイアーズ(1巡全体18位指名)
DE、OLBの両ポジションをこなせ、4-3隊形から3-4隊形に移行する予定のブロンコスにとって貴重な存在。アイアーズは、パスラッシュ、ラン守備、パスカバーの全てをしっかりこなせる期待の新人だ。
RBノーション・モレノ(1巡全体12位指名)
ブロンコスの新HCが採用するショートパスとランを組み合わせたオフェンスには最適のRB。ジョージア大ではルートを的確に走るラン攻撃だけでなく、パスブロックでも高い能力を見せていた。僕も注目している新人RBです
CBアルフォンソ・スミス(2巡全体37位指名)
ウェイクフォレスト大出身のスミスは、ブロンコスが来年のドラフト1巡目指名権をシアトル・シーホークスにトレードしてまで獲得した期待の選手。現時点ではチャンプ・ベイリー、アンドレ・グッドマンの先発コンビに次ぐ3番手CBとして起用される予定だが、グッドマンから先発の座を奪う可能性も十分にあると高い評価を受けている。
■Kansas City Chiefts
昨シーズン2勝14敗で大きく負け越してしまった。今季チーフスは、キャセルを獲得したことにより、ペイトリオッツと同じ攻撃システムを新たに採用する。だが、チーフスにはランディ・モスのような選手はいない。キャセルが周りの選手のいいところを引き出すことが出きるのかQBとしての手腕が試される。
*今季注目選手*
QBマット・キャセル #16
昨季はペイトリオッツのメンバーとして同チームのエースQBトム・ブレイディの代役として活躍した。今オフには、ブレイディが今季復帰することもあり、チーフスに移籍した。キャセルの行くところには、常に偉大なQBたちが壁として立ちふさがった。USC時代には大学最優秀選手の証であるハイズマン・トロフィー受賞者2人の影に隠れ、1度も先発出場できなかった。ペイトリオッツ入団後は、スーパーボウルMVPの控えに甘んじた。しかし、チーフスへ移籍した今、キャセルの行方を阻む者はもういない。キャセルはチーフスで実力を認められ、やっと手にしたエースの座となる。
*新人注目選手*
DEタイソン・ジャクソン(1巡全体3位指名)
チーフスのトッド・ヘイリーHCは、DEジャクソンが、周囲の予想より早く3-4隊形に適応できると見ている。ジャクソンは、リーグ下位に低迷している守備陣再建のキーマンとして、大きな期待を受けている。
■Oakland Raiders
レイダースは、プレイオフに進出できるチャンスが今季は多いにありそう。同地区でチャージャーズが頭ひとつ抜けているが、ブロンコス、チーフスの戦力はそれほどでもないため、ブロンコスとチーフスとの4試合を全勝することができれば、プレイオフへの道も開けてくる。
*今季注目選手*
CBナムディ・アソムハ #21
今年で7年目となるアソムハは、Sとしてプロキャリアをスタートさせたが、いまやリーグ屈指のCBへと成長した。手足が長く、直感や認識力、そしてカバーリングも優れていて、今季も注目してほしい。
QBジャマーカス・ラッセル #2
ラッセルの活躍次第と予測するものも多いが、現状はまだまだ厳しいところ。しかし、ラン攻撃を主体とするレイダースは、守備陣もよさそう。ラッセルに負担をかけることがなく、じっくりと成長を見守ることができる。
*新人注目選手*
WRダリウス・ヘイワードベイ(1巡全体7位指名)
レイダーズが、1巡(全体7位)でWRのヘイワードベイを指名したとき、この選択を批判する声もあった。しかし、トム・ケーブルHCは、ヘイワードベイが持ち味の快足を武器に即戦力として活躍できると信じているという。
WRルイス・マーフィー(4巡)
マーフィーも、ヘイワードベイと同じく高く評価されており、新人WRコンビも組めるかも!?
■San Diego Chargers
今オフにワイルドキャット・フォーメーションの練習を行って注目を集めている。ただ、今回は攻撃陣の戦術導入のためというよりも、相手がワイルドキャット隊形を使ってきた際に備えての守備陣の練習という意味合いが強かった。だが、ノーブ・ターナーHCは、攻撃陣のワイルドキャット導入について完全に否定はしていない。2009シーズンのチャージャーズは攻撃陣の動きに注目が集まる。
*今季注目選手*
QBフィリップ・リバース #
ワイルドキャットを導入した場合、活躍の場が減ってしまうが、パス攻撃のときはしっ
Rダレン・スプロールズ #43
過去2年間、キックオフ、パントの両リターン部門でリーグ上位にランクインしている選手。相手ディフェンスの隙を逃さないビックリターンに期待。
TEアントニオ・ゲイツ #85
大学時代はバスケのスターだったが、卓越した身体能力をパスキャッチに生かした名TEとして開花。守備にはやや課題ありだが、レシーバーとしては抜群の存在感を発揮している。
LBショーン・メリマン #56
プロボウルに3度選出。2006年にサック王に輝くなど、デビューからの3年で見事なパスラッシャーぶりを発揮した。だが、昨シーズン序盤でひざを故障した影響でシーズンのほとんどを棒に振った。チャージャーズにとって欠かせない存在であるメリマンだが、ひざの手術から復活なるか!?
RBラダニアン・トムリンソン #21
トムリンソンは過去に7本のTDパスを決めた実績を持っており、チャージャーズの攻撃オプションにワイルドキャットが導入されるのであれば、トムリンソンの活躍が期待される。
*新人注目選手*
LBラリー・イングリッシュ(1巡全体16位指名)
イングリッシュは、北イリノイ大で3年連続2ケタサックを記録。今季は先発LB陣のバックアップを務め、パスラッシュのスペシャリストとしての活躍を期待される。
以上でAFC西地区編終了
明日はNFC東地区編
Adieu