昨夜のTVでの怖い話を見てて、鳥肌立ちまくったボクです
こんにちわ
さて、もうすぐ盆休みです
みなさん、お墓参りは、ちゃんと行っておきましょうね
では
恐怖体験第４話
今までの体験談に、関係しているであろうお話･･･
高校３年の終りくらいに、唇に小さなイボが出来た
ほっといたら、徐々に大きくなっていった
最初に行った病院では、ウイルス性のイボだろうと
すぐに治ると、飲み薬（錠剤）をだされた
３ヶ月間薬を飲み続けたが、治る気配は全く無かった
すると、鼻にも出来た
違う病院へ行った
その病院では、イボに直接注射を打つ治療を行なった
唇や鼻に、直接注射を打つ痛さは半端じゃなかったが、注射は効き目があった
少しすると、黒くなって消えた
が、今度は右手に移った
指に打つ注射も半端じゃなく痛かったが、顔よりはマシだった
ただし、これからが問題だった
大学３年の頃
今度は左手の手の平に出来た
しかも･･･
生命線の真上に･･･
なんだか気持ち悪かった･･･
バットを持つと痛くなるほど大きくなっていた
それまでは、長期休みに実家に戻った時に、地元の病院に行っていたが
緊急を要する為に、大学近くの皮膚科に行った
そこは、液体窒素で焼く治療だった
注射よりはマシだが、イボとはいえ、神経の通った皮膚を焼く行為は
それなりの苦痛を伴う治療だった
これも効果はあった
焼いた後、イボ自体が黒くなり、ぽろっと取れるのである
が
生命線の上に出来たイボは、なぜか大きくなり復活した
医者に何度も聞いたが、普通は取れたら治るはずと言われた
この病院に通い始めたある日･･･
いつもの様に、液体窒素で焼かれ
受付の人に呼ばれ、お金を支払うときに
なぜか目の前が真っ白になって、一瞬、白目をむいたことに
自分で気付いた
どうにか倒れそうになるのを持ち直し、意識を取り戻したんだが･･･
その様子を見ていた受付の人に、変な顔をされた
不思議だった
特に体調が悪かったわけでもなく、今までに、めまいや貧血も起きたことがない
ましてや、倒れることも･･･
なんとなく、自分でも"おかしい"と思っていた･･･
そんな治療を繰り返している時
親戚のおばさんから、地元の、とある寺に行ってみろと言われた
そこは良く知っている寺だった
小学生の頃、弟が霊に取り付かれていたのを
お祓いしてくれた寺だったからだ
俗に言う、高額な金額を要求されるような寺ではなく
まともな普通の寺だ
母親と行き、半信半疑の中、お祓いが始まった
背中越しの為に、自分は何をされているか分からなかったが
そこの住職さんに、正座のまま背中をハリセンみたいなもので叩かれた
１０分、いや１５分くらいだったろうか
お経を唱えたり、自分の背中をササッと払ったりと･･･
お祓いが終わり、住職さんがそっと紙に文字を書き始めた
その文字を見ると
こう じん さま
荒神様
と書かれていた
自分にはどういう意味か全く分からなかったが
後日聞いた話では
荒神様は、土地をいろいろと移動しており
その通り道の草を１本でも抜いたりすると、祟って殺してしまう
（注：簡略的に聞いた話なので、詳しくは知らないが･･･）
なんとも荒々しく恐ろしい神様だとか
今は亡き祖父も、"荒神様"と聞き、「それは大変だ！」と驚いていたのを思い出す
住職さんにも、どこかの土を触ったりしなかったか？と聞かれた
自分の親父が、土木関係の仕事をしており
その頃、たまにバイトとして手伝っていたりした
"土を触る"と言ったら、そんなコトしか思い浮かばなかったが
自分には全く身に覚えが無かった
住職さん曰く、身に覚えが無いから、その程度で済んだとか･･･
で、お経の書かれた紙を手渡された
そのお経を、実家の仏壇の方向に向かって
２１日間、毎日２１回唱えなさいと･･･
半信半疑ではあったものの
いろんな病院に行っても治らず、４年間悩んだイボが治るならと
試しにやってみることにした
まさに、藁をも掴む心境だった･･･
毎日、毎日、夜寝る前に２１回唱えた
今でも覚えている
ノウマクサンマンダボダナンオンケンバヤケンバヤソワカ
２１日間、ちゃんと拝んだ
拝み始めて、２０日になるかならないかだったか
その間も行き続けていた、大学近くの病院へ行った
その数日後、黒くなってイボが取れた
どうせまた、大きくなって出てくるだろう･･･
と、もはや諦めていた
が！
１週間、２週間経っても、イボは出て来なかった
何度も何度も大きくなって出てきていたイボが、綺麗に消えた
信じれなかった
その内また、出てくるんじゃないか？
と、何度も思ったが、全く出てこなかった･･･
それが、お経のおかげなのか、病院の治療が効いたのかは
自分には分からない･･･
が、色々な病院に行き、どの病院でも治ると言われても治らず
４年近く悩み続けていたイボが、お祓いをしてもらい、お経を唱えてから
治ったことだけは事実だった
今考えてみると･･･
目の前が真っ白になり、倒れそうになったのは
祟りのせいだったのだろうか･･･
もしかすると･･･
赤いワンピースの子を見たのも
ラップ音が近付いてきたのも
金縛りにかかったのも
祟りのせいだったのだろうか･･･
ただ１つ言えることは･･･
このイボが出来てから治るまでの約４年間
いろいろと不思議な出来事を、見たり・感じたりしていたが
これ以降、１度も見たり・感じたりしなくなった･･･
ただし･･･
自分がそう思ってるだけで、実は気付いていないだけなのかも知れない･･･
～おわる？～