"DIMANGULAR"コマンドを使用します。
この角度記入コマンドを、通常通り使うと・・・
コマンド: DIMANGULAR
円弧, 円, 線分を選択 または <頂点を指定>:

※ここで、1本目のオブジェクトを指定。
2 本目の線分を選択:

※ここで、2本目のオブジェクトを指定。
円弧寸法線の位置を指定 または [マルチ テキスト(M)/寸法値(T)/寸法値角度(A)]:
※ここで、寸法値の位置を指定。
で、以下のような寸法位置の指定が出来ます。




しかし、通常通り行なった場合、以下の様な角度寸法が指定出来ません。

この様な寸法を記入する場合は
コマンド: DIMANGULAR
円弧, 円, 線分を選択 または <頂点を指定>:
ここで、エンターを押します。
すると、コマンドラインに
角度の頂点を指定:
と、表示されます。
この時、選択する2つのオブジェクトが「交差している場合」は
そのまま交点を指定すればいいのですが
「交差していない場合」は、一時Oスナップの"交点"を使います。
※■初級 15.一時Oスナップ参照
一時Oスナップの"交点"を使用すると、コマンドラインに
角度の頂点を指定: _int どこの
と、表示されますので

1本目のオブジェクトを選択します。
続いて・・・
角度の頂点を指定: _int どこの と
と、表示されますので

2本目のオブジェクトを選択すると、角度の頂点が表示されます。
その後
頂点からの角度の 1 点目:
と、表示されますので

再度、1本目のオブジェクトを選択します。
さらに
頂点からの角度の 2 点目:
と、表示されますので

再度、2本目のオブジェクトを選択します。
すると、以下の様な角度寸法が記入可能となります。

この様に、コマンドによっては、違う動作をさせることで
違った作図になるもが多いです。
コマンドラインをよく観察し、記述された動作を行ない
基本的なコマンド動作を知ることで、色々なマクロを作るコトにも繋がります。
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