ジャンパー見てきました。
公開三日目でしたが、そこそこの入りでした。
しかし、もう4月は目の前・・・。ふぅ。
ストーリーは単純で穴だらけですが、映像には引き込まれます。
SFアクションでは、やはり荒唐無稽さが前面にほしいので、その点は十分です。
ジャンプ能力自体は映像的には場所の変換だけなので、特にそこで特撮が必要なわけではありません。
ただ、連続ジャンプをする人間とジャンプしない人間を同時に映して継ぎ目がないというのはなかなかです。
それにバスごとジャンプしてぶつけるところはバスが器用に転がって凄いですね。
しかし、突っ込みどころも満載です。
超能力を手に入れた人間の行動と考えが全く不一致なのは解せません。
大体観光客がたくさんいるエジプトでスフィンクスの頭に乗っかっていて、誰もとがめないはずはないし、そこから敵でなくても目をつけるというものです。それに金があれば何でもできるというような、子供の論理で親元を離れ生活する少年には倫理観があるとは見えず、自今顕示欲も含めて主人公としての適正に欠けるというものです。やはり、普通に生活していて、人のために多少の無茶をやるというような正しい側に立つ少年が主人公のほうが肩入れしやすいですね。
そういう点では、キャラクターの表現の仕方には失敗している気がします。
また設定もかなりおかしいです。
パラディンという超能力者を狩る組織があるというのはいいとして、それは何処に所属しているのでしょうか?
劇中ではNSAだったり、FBIを装ったりしてますが、国家機関との繋がりみたいなものは見えてきません。
何世紀も前から狩を続けているということらしいですが、対抗術が電子機械のない昔からあったとはとても思えません。一瞬で何メートルも伸びて電撃を送り込むスティックはどのような仕掛けになっているのか、かなり疑問です。武器として、映画的な見栄えとしては十分に面白いですが。
それにワームホール固定装置。ジャンパーが跳んだ後に残されるジャンプスカー=空間の裂け目をワームホールと呼んでいるようですが、その固定にいったいどれほどの電力が必要になるのか。
固定装置は少々大きいものの、人手で運べないほどではないらしいし、野外でも使えるようです。
室内での使用が家庭用電源で普通に足りるとは・・・一瞬でブレーカーが落ちで使い物にならないのでは?
また、屋外での使用時はバッテリーだとしても、時間制限があるでしょう。
といろいろ考えさせられてしまいます。
超能力が昔から国家プロジェクトとして研究されていて超能力を中和する装置と増幅する装置、超能力者を洗脳して使うなど、もっとありそうな設定を使ったほうが面白かったように思います。
複数の国家がそれぞれ組織的に国家のためと称してジャンパー狩りをしていて要人暗殺やスパイに使っていて、ジャンパーの争奪戦になっているとか・・・
キャストは面白いですね。
メインキャストのデイヴィッド=ヘイデンとミリー=レイチェルですが、私生活で二人は恋人なんだそうです。
う~ん。でもデイヴィッドとミリーの子役時代の子の方が顔がよいと思うのは自分だけではないはず。
ローランド役のサミュエル・L・ジャクソンは悪役がぴったりです。
デイヴィッドの母親はダイアン・レイン。あまり出番がないものの重要な役どころです。
乱暴な父親役はマイケル・ルーカー。
ヘンリーという300人を殺した男を演じてデビューした人で、割と憎まれ役が多いです。
ボーン・コレクターではデンゼル・ワシントンの憎まれ上司とか、シックス・デイではシュワルツェネッガーを追いかける役とか。
この中ではローランドに殺されますが、どこら辺で殺されるのか忘れてしまいかけませんでした。
デイヴィッドと喧嘩した後のグリフィンの顛末が気になります。結局あそこから脱出できたのかどうか。
グリフィン=ジェイミー・ベルはこれがはじめてなのでなんともいえませんが、ヘイデンよりは良かったかも。
■概要
気の弱いデイヴィッドは憧れのミリーに中々接近できないで居たが、プレゼントを贈ろうとして何とか成功する。しかし、彼をからかう悪友にプレゼントを凍った川に投げ込まれてしまう。
ミリーが止めるのも聞かず凍った川の上をあるいてプレゼントを取り返すが、氷が割れて水中に落下してしまう。
川の流れに押されて浮上することが出来ず苦しむデイヴィッドだが、川の中に沈んでいこうとした直後、図書館に大量の水とともに投げ出される。
自分の能力を確信したデイヴィッドはプレゼントをミリーの庭に置いて、嫌いな父と離れるため家出を実行する。
ニューヨークに出たデイヴィッドは安宿にとまり、自分の能力を密かにトレーニングする。
そして、ついに銀行に忍び込んで大金を手にする。
8年後、豪華なマンションに住み、世界中を旅するデイヴィッド。
ロンドンのバーで女性をひっかけ、どこかの海でサーフィンを楽しむ。
それを影から見ている男が。
一方、デイヴィッドのようなジャンパーの抹殺を図る組織が、ついにデイヴィッドに辿り着いた。
出先から戻ったデイヴィッドに電気ショックで攻撃を仕掛ける。
電気を流すワイヤーに絡め取られ、思うようにジャンプできないデイヴィッドだったが、ほんの一瞬各誌部屋に逃げ込むことに成功し、隠してあった大金とともに逃げおおせることに成功する。
そこはかつて修行のために泊まったホテルだった。
そこから実家にジャンプする。
すぐに離れようとするが、ミリーの様子を見ようと家を訪ねる。
町を出ていると思ったが、バーで働いているという。
バーを訪れて、こっそり様子を見るデイヴィッド。
名残惜しさを感じながら立ち去ろうとするデイヴィッドを、かつての悪友に見つけられミリーにも見つかってしまう。
悪友と喧嘩になったデイヴィッドはちょうど一目から隠れたところでジャンプし、最初の銀行強盗を働いた金庫室に悪友を置き去りにする。
そして、そ知らぬ顔で元の場所に戻りエミリーの願いを確かめて旅行に誘う。
そして、ローマへ。
日没迫るローマで目的のコロッセオに入ろうとするが時間切れで入れない。
デイヴィッドは能力を発揮してミリーに気づかれないように鍵を開けて中へ誘う。
不安を感じながらも憧れの場所に入れたことを喜ぶミリー。
さらに、奥へとすすむ。
そして、闘技場の中へ入ろうと、中に廻って鍵を開けようとしたときに謎の青年が現れて、鍵を開けないほうがいいと忠告する。
彼にもジャンプ能力があるのだ。
彼は言う、「自分だけだと思っていたのか?」と。
動揺するデイヴィッド。
そこにさらに二人の男が現れデイヴィッドと青年に襲い掛かる。
高速ジャンプを繰り返して敵の攻撃をかわす謎の青年は、さらに逆襲までするが、デイヴィッドはうまく戦えずしのぐのが精一杯。
しかし、銃声が響いたことで現地の警察に逮捕されてしまう。
ミリーを待たせまま取調べを受けるデヴィッド。
途中で一人部屋に残されると、なぜか長年離れていた母親が現れて、とにかく逃げろと忠告する。
どうも、一人残されるように仕向けたのは母親のおかげらしい。
待たせていたミリーを連れてすぐに警察署を離れ、帰国の準備をするデイヴィッド。
空港まで行った二人だが、デイヴィッドはミリーだけを飛行機に乗せて一人残る。
デイヴィッドは戦う決意を固め、先ほど助けてくれた男の所へジャンプする。
そして、助けてくれと頼む。
かれはグリフィンは、ジャンパーを狩り続ける敵=パラディンと戦っていたのだ。
今も十数人に目をつけて、殺しては海にばら撒き鮫の餌にしている。という。
協力を頼むデイヴィッドを置いて、グリフィンは世界中をジャンプして逃げ回る。
そして、宿敵ローランドが次に何処に現れるか自分には分かるということで協力を何とか取り付けるのだった。
そして、ローランドが現れる前にミリーの後を追う。
しかし、空港では飛行機が到着した後で、そこで一旦グリフィンと別れ、デイヴィッドはミリーを助けて安全な場所にかくまうのと、グリフィンは戦いの準備を整えるために移動した。
ミリーの働いているパブに行くと、来ていないし先ほど男が同じことを尋ねてきていたことを教えてくれた。
慌てるデイヴィッド。
あわててミリーのマンションに向う。
セキュリティのために玄関からは入れず、ジャンプでベランダから進入する。
そして、銀行関係で働いていたことは嘘だということ、自分がジャンプ能力を持っていることを告白する。
すげなく帰れとミリーは言うが、外にローランド一味が迫ってきている音が聞こえ、ミリーを抱きかかえて無理やりジャンプする。
ジャンプした先はグリフィンの最後の隠れ家。
なぜジャンプしてきたのか怒るグリフィン。
やつらにはジャンプ・スカー=空間の裂け目=ワームホールを固定する装置があるんだぞ!!!
一方、ミリーの部屋に侵入したローランド率いるパラディンの一味はワームホール固定装置を使い、ジャンプ・スカーを通って追ってくる。
隠れ家での戦いが始まる。
デイヴィッドはうまく戦えず、あっという間にやられてしまうがグリフィンはうまく逃げ回りローランドを追い詰めようとする。
ロンドンから二階建てバスを持ってきてぶつけようとしたり・・・
(すみませんが少し記憶があいまいに・・・)
どうにかして敵をミリーのアパートにおいてワームホール固定装置を奪ってきて一安心だったが、ミリーがジャンプ・スカーを通ってきたワイヤーに辛め取られ連れ去られてしまう。
グリフィンはローランドを殺すチャンスと見て、ローランドが待ち構えているミリーの部屋に爆弾を送り込もうとするが、ミリーを救いたいデイヴィッドと激しい戦いになる。
やはり世界中をジャンプしながらの戦いは、あるときはビルの屋上で戦ってそこから転落したり、移動した先でプールに落下したり・・・
最後はグリフィンを送電線の電気ショックでジャンプ能力を奪い、デイヴィッドは決死の覚悟でミリーを救出に向う。
結局ミリーを助け出したものの、自分が電気ショックワイヤーに辛め取られてしまう。
殺そうと近づくローランドの前で電気ショックを受けながらもジャンプをしようと最大能力をかけて集中するデイヴィッド。
グリフィンの言葉を思い出す。
ビルごと飛ぼうとして死んだやつがいると。
デイヴィッドは自分を固定している壁を含むミリーの部屋ごと跳ぼうと、力を集中させる。
中々跳べないものの、部屋中が振動してローランドは止めを刺しに近づくことが出来ない。
デイヴィッドの全力のジャンプは、ミリーの部屋をグリフィンの隠れ家に飛ばすのだった。
デイヴィッドを解放するミリー。
デイヴィッドはショックで倒れていたローランドをつかんで、決着をつけるためにジャンプする。
そこは、グランドキャニオン渓谷の岩屋で一人では上り下りの出来ない場所だった。
デイヴィッドはそこにローランドを置き去りにする。
後日。
デイヴィッドは母の行方をたどり、その所在に辿り着く。
会いに行ったデイヴィッドは、母がパラディンの一味で、五歳のときにジャンプ能力が発現した息子を殺すか助けるかを選ぶために家を出なければならなかったことを告白した。
母にはすでに別の生活があることを理解し、別れるデイヴィッドだった。
以上
公開三日目でしたが、そこそこの入りでした。
しかし、もう4月は目の前・・・。ふぅ。
ストーリーは単純で穴だらけですが、映像には引き込まれます。
SFアクションでは、やはり荒唐無稽さが前面にほしいので、その点は十分です。
ジャンプ能力自体は映像的には場所の変換だけなので、特にそこで特撮が必要なわけではありません。
ただ、連続ジャンプをする人間とジャンプしない人間を同時に映して継ぎ目がないというのはなかなかです。
それにバスごとジャンプしてぶつけるところはバスが器用に転がって凄いですね。
しかし、突っ込みどころも満載です。
超能力を手に入れた人間の行動と考えが全く不一致なのは解せません。
大体観光客がたくさんいるエジプトでスフィンクスの頭に乗っかっていて、誰もとがめないはずはないし、そこから敵でなくても目をつけるというものです。それに金があれば何でもできるというような、子供の論理で親元を離れ生活する少年には倫理観があるとは見えず、自今顕示欲も含めて主人公としての適正に欠けるというものです。やはり、普通に生活していて、人のために多少の無茶をやるというような正しい側に立つ少年が主人公のほうが肩入れしやすいですね。
そういう点では、キャラクターの表現の仕方には失敗している気がします。
また設定もかなりおかしいです。
パラディンという超能力者を狩る組織があるというのはいいとして、それは何処に所属しているのでしょうか?
劇中ではNSAだったり、FBIを装ったりしてますが、国家機関との繋がりみたいなものは見えてきません。
何世紀も前から狩を続けているということらしいですが、対抗術が電子機械のない昔からあったとはとても思えません。一瞬で何メートルも伸びて電撃を送り込むスティックはどのような仕掛けになっているのか、かなり疑問です。武器として、映画的な見栄えとしては十分に面白いですが。
それにワームホール固定装置。ジャンパーが跳んだ後に残されるジャンプスカー=空間の裂け目をワームホールと呼んでいるようですが、その固定にいったいどれほどの電力が必要になるのか。
固定装置は少々大きいものの、人手で運べないほどではないらしいし、野外でも使えるようです。
室内での使用が家庭用電源で普通に足りるとは・・・一瞬でブレーカーが落ちで使い物にならないのでは?
また、屋外での使用時はバッテリーだとしても、時間制限があるでしょう。
といろいろ考えさせられてしまいます。
超能力が昔から国家プロジェクトとして研究されていて超能力を中和する装置と増幅する装置、超能力者を洗脳して使うなど、もっとありそうな設定を使ったほうが面白かったように思います。
複数の国家がそれぞれ組織的に国家のためと称してジャンパー狩りをしていて要人暗殺やスパイに使っていて、ジャンパーの争奪戦になっているとか・・・
キャストは面白いですね。
メインキャストのデイヴィッド=ヘイデンとミリー=レイチェルですが、私生活で二人は恋人なんだそうです。
う~ん。でもデイヴィッドとミリーの子役時代の子の方が顔がよいと思うのは自分だけではないはず。
ローランド役のサミュエル・L・ジャクソンは悪役がぴったりです。
デイヴィッドの母親はダイアン・レイン。あまり出番がないものの重要な役どころです。
乱暴な父親役はマイケル・ルーカー。
ヘンリーという300人を殺した男を演じてデビューした人で、割と憎まれ役が多いです。
ボーン・コレクターではデンゼル・ワシントンの憎まれ上司とか、シックス・デイではシュワルツェネッガーを追いかける役とか。
この中ではローランドに殺されますが、どこら辺で殺されるのか忘れてしまいかけませんでした。
デイヴィッドと喧嘩した後のグリフィンの顛末が気になります。結局あそこから脱出できたのかどうか。
グリフィン=ジェイミー・ベルはこれがはじめてなのでなんともいえませんが、ヘイデンよりは良かったかも。
■概要
気の弱いデイヴィッドは憧れのミリーに中々接近できないで居たが、プレゼントを贈ろうとして何とか成功する。しかし、彼をからかう悪友にプレゼントを凍った川に投げ込まれてしまう。
ミリーが止めるのも聞かず凍った川の上をあるいてプレゼントを取り返すが、氷が割れて水中に落下してしまう。
川の流れに押されて浮上することが出来ず苦しむデイヴィッドだが、川の中に沈んでいこうとした直後、図書館に大量の水とともに投げ出される。
自分の能力を確信したデイヴィッドはプレゼントをミリーの庭に置いて、嫌いな父と離れるため家出を実行する。
ニューヨークに出たデイヴィッドは安宿にとまり、自分の能力を密かにトレーニングする。
そして、ついに銀行に忍び込んで大金を手にする。
8年後、豪華なマンションに住み、世界中を旅するデイヴィッド。
ロンドンのバーで女性をひっかけ、どこかの海でサーフィンを楽しむ。
それを影から見ている男が。
一方、デイヴィッドのようなジャンパーの抹殺を図る組織が、ついにデイヴィッドに辿り着いた。
出先から戻ったデイヴィッドに電気ショックで攻撃を仕掛ける。
電気を流すワイヤーに絡め取られ、思うようにジャンプできないデイヴィッドだったが、ほんの一瞬各誌部屋に逃げ込むことに成功し、隠してあった大金とともに逃げおおせることに成功する。
そこはかつて修行のために泊まったホテルだった。
そこから実家にジャンプする。
すぐに離れようとするが、ミリーの様子を見ようと家を訪ねる。
町を出ていると思ったが、バーで働いているという。
バーを訪れて、こっそり様子を見るデイヴィッド。
名残惜しさを感じながら立ち去ろうとするデイヴィッドを、かつての悪友に見つけられミリーにも見つかってしまう。
悪友と喧嘩になったデイヴィッドはちょうど一目から隠れたところでジャンプし、最初の銀行強盗を働いた金庫室に悪友を置き去りにする。
そして、そ知らぬ顔で元の場所に戻りエミリーの願いを確かめて旅行に誘う。
そして、ローマへ。
日没迫るローマで目的のコロッセオに入ろうとするが時間切れで入れない。
デイヴィッドは能力を発揮してミリーに気づかれないように鍵を開けて中へ誘う。
不安を感じながらも憧れの場所に入れたことを喜ぶミリー。
さらに、奥へとすすむ。
そして、闘技場の中へ入ろうと、中に廻って鍵を開けようとしたときに謎の青年が現れて、鍵を開けないほうがいいと忠告する。
彼にもジャンプ能力があるのだ。
彼は言う、「自分だけだと思っていたのか?」と。
動揺するデイヴィッド。
そこにさらに二人の男が現れデイヴィッドと青年に襲い掛かる。
高速ジャンプを繰り返して敵の攻撃をかわす謎の青年は、さらに逆襲までするが、デイヴィッドはうまく戦えずしのぐのが精一杯。
しかし、銃声が響いたことで現地の警察に逮捕されてしまう。
ミリーを待たせまま取調べを受けるデヴィッド。
途中で一人部屋に残されると、なぜか長年離れていた母親が現れて、とにかく逃げろと忠告する。
どうも、一人残されるように仕向けたのは母親のおかげらしい。
待たせていたミリーを連れてすぐに警察署を離れ、帰国の準備をするデイヴィッド。
空港まで行った二人だが、デイヴィッドはミリーだけを飛行機に乗せて一人残る。
デイヴィッドは戦う決意を固め、先ほど助けてくれた男の所へジャンプする。
そして、助けてくれと頼む。
かれはグリフィンは、ジャンパーを狩り続ける敵=パラディンと戦っていたのだ。
今も十数人に目をつけて、殺しては海にばら撒き鮫の餌にしている。という。
協力を頼むデイヴィッドを置いて、グリフィンは世界中をジャンプして逃げ回る。
そして、宿敵ローランドが次に何処に現れるか自分には分かるということで協力を何とか取り付けるのだった。
そして、ローランドが現れる前にミリーの後を追う。
しかし、空港では飛行機が到着した後で、そこで一旦グリフィンと別れ、デイヴィッドはミリーを助けて安全な場所にかくまうのと、グリフィンは戦いの準備を整えるために移動した。
ミリーの働いているパブに行くと、来ていないし先ほど男が同じことを尋ねてきていたことを教えてくれた。
慌てるデイヴィッド。
あわててミリーのマンションに向う。
セキュリティのために玄関からは入れず、ジャンプでベランダから進入する。
そして、銀行関係で働いていたことは嘘だということ、自分がジャンプ能力を持っていることを告白する。
すげなく帰れとミリーは言うが、外にローランド一味が迫ってきている音が聞こえ、ミリーを抱きかかえて無理やりジャンプする。
ジャンプした先はグリフィンの最後の隠れ家。
なぜジャンプしてきたのか怒るグリフィン。
やつらにはジャンプ・スカー=空間の裂け目=ワームホールを固定する装置があるんだぞ!!!
一方、ミリーの部屋に侵入したローランド率いるパラディンの一味はワームホール固定装置を使い、ジャンプ・スカーを通って追ってくる。
隠れ家での戦いが始まる。
デイヴィッドはうまく戦えず、あっという間にやられてしまうがグリフィンはうまく逃げ回りローランドを追い詰めようとする。
ロンドンから二階建てバスを持ってきてぶつけようとしたり・・・
(すみませんが少し記憶があいまいに・・・)
どうにかして敵をミリーのアパートにおいてワームホール固定装置を奪ってきて一安心だったが、ミリーがジャンプ・スカーを通ってきたワイヤーに辛め取られ連れ去られてしまう。
グリフィンはローランドを殺すチャンスと見て、ローランドが待ち構えているミリーの部屋に爆弾を送り込もうとするが、ミリーを救いたいデイヴィッドと激しい戦いになる。
やはり世界中をジャンプしながらの戦いは、あるときはビルの屋上で戦ってそこから転落したり、移動した先でプールに落下したり・・・
最後はグリフィンを送電線の電気ショックでジャンプ能力を奪い、デイヴィッドは決死の覚悟でミリーを救出に向う。
結局ミリーを助け出したものの、自分が電気ショックワイヤーに辛め取られてしまう。
殺そうと近づくローランドの前で電気ショックを受けながらもジャンプをしようと最大能力をかけて集中するデイヴィッド。
グリフィンの言葉を思い出す。
ビルごと飛ぼうとして死んだやつがいると。
デイヴィッドは自分を固定している壁を含むミリーの部屋ごと跳ぼうと、力を集中させる。
中々跳べないものの、部屋中が振動してローランドは止めを刺しに近づくことが出来ない。
デイヴィッドの全力のジャンプは、ミリーの部屋をグリフィンの隠れ家に飛ばすのだった。
デイヴィッドを解放するミリー。
デイヴィッドはショックで倒れていたローランドをつかんで、決着をつけるためにジャンプする。
そこは、グランドキャニオン渓谷の岩屋で一人では上り下りの出来ない場所だった。
デイヴィッドはそこにローランドを置き去りにする。
後日。
デイヴィッドは母の行方をたどり、その所在に辿り着く。
会いに行ったデイヴィッドは、母がパラディンの一味で、五歳のときにジャンプ能力が発現した息子を殺すか助けるかを選ぶために家を出なければならなかったことを告白した。
母にはすでに別の生活があることを理解し、別れるデイヴィッドだった。
以上