メイキング・オブ・グッバイロビンソン2 | トツゲキ日和

メイキング・オブ・グッバイロビンソン2

今回の作品は、実はとっても私的な作品でもありました。

私はここ11年の間に母、父、兄を亡くしていて

戸籍上で1人になりました。


黒幕もウチのメンバーさんにも身内の不幸があり!

かつ私自身も実は昨年、大きな手術をしました。


まー、ようはいろいろあったわけで

『生きる』ことをめちゃくちゃ考えさせられた

この11年間でした。

実はそこで味わった様々な経験が

今回はまるっと生きております。


置田くんが演じた兄は

ウチの兄貴とはイメージ違いますが、

母の病室になかなか現れなかったのは

リアルな話です、

仕事に忙しかったのは事実ですが

母の死に向き合えなかったのも事実だと思います。


だから小田切の叫びは、結構自分の叫びでもあります。

昔、映画『マグノリアの花たち』で

男たちは妻や娘の死に向き合うことができない、、、

なんてことが描かれてましたが、

母が亡くなる時、すっごいそれを実として感じました。


村上姉妹の話は友達から聞いた話がヒントとなっています。

その方はヨーグルトを2回立て続けに

なんとお母さんに奪われたそうで。

それをキッカケに母親は自分を愛していないと

確信を持って行ったそうです。


積もるんですよね、こういうことって。


私は兄が大好きですが

いろいろ思い返すと少し感情が複雑になります。




いまだにこんな写真を持ち歩いている…。

そんな人間の関係のややこしさを

今回はちゃんと描きたいと思ったのです。


まだまだメイキング続きます。