一歩前へ

一歩前へ

ここはvacterl連合と言う病気と闘う娘や私達家族の事について書いていこうと思います。

5月30日、子供たちの学校のラーケーションを利用して家族で大阪万博に行ってきました。


車イスで万博行くの大変かなぁと心配している方の一助になれば幸いです。


結論から言うとめちゃくちゃ楽しめました!!車イスによるデメリットはほとんどなし!!パビリオンが見にくくて移動するような事もなく1日座ったままで思いっきり楽しむ事が出来、車イスである事はほぼメリットしかありませんでした。


準備したのはXで話題のつじさんが作った万博の地図に自分たちが行きたいパビリオンをペンで囲った地図(行きたい場所がパッと見でどの方面にあるのかを把握しやすくするため)、QRコードは代表者だけでなく4人分を紙で印刷、かつ、私と妻と娘のスマホにそれぞれQRコードのスクショを保存。

あとは万博GOと言うサイトでリアルタイムの待ち時間がわかるのでこれを常にチェックしていました。


現金は自販機を含めて一切使えないので財布を持っていくのは落としたり盗まれたりするリスクがあるだけなので会場には持っていきませんでした。道中のサービスエリアなどで使ったくらい。逆にスマホを落としたりバッテリー切れを起こすとほぼ何も出来ませんのでご注意を。(車イスがあれば万博GOの時間よりさらに短く入れる事がほとんどです。)なので夫婦で5000mAhのバッテリーをそれぞれ一つずつ用意。(うちは充電しながらでないと1日持ちませんでした。)


これだけあれば十分楽しめます。


愛知県より朝4時に出て7時15分頃障がい者優先駐車場に到着。ネットだと8時からしか空いてないと書いてましたので健常者の電車組より不利かと思ってましたが普通に中に入れてくれました。


駐車場には一番乗りwそのまま降りてすぐに入場ゲートへ。分岐点ごとに誘導員さんがいて目をつぶっていても入場ゲートにたどり着ける勢いでしたw


7時半に入場ゲート優先入り口に到着。障がい者優先駐車場は東ゲート近くなので東ゲートに向かいます。到着してみると先頭から2番目でしたニヤリ

一般入口はまだゲート前まで来ていませんが8時前にはもう長蛇の列。

優先ゲートは後ろにどれくらいいたか分かりませんが入場直前でもそんなに並んでない印象でした。


そこから9時まではひたすら待ちます。昨日まで雨予報だったのにウソのような青空!!雲も多めで朝は肌寒いくらい。日中は暑くもなく寒くもなく丁度よくて助かりました。


9時前から一般ゲート前まで人も誘導されるので入場ゲート前が騒がしくなります。手荷物検査は一般同様にありますが優先ゲートは空港のような門型のチェッカーはなくカバンの中身のチェックと飲みかけのペットボトルは検査員の前で一口飲んで確認されます。


先頭から2番目と言う好位置をキープできたので当日予約センターに行くのはやめて東ゲート入場と言う地の利を生かして第一希望の住友館の先着列に直接行くことにしました。当日予約ゲートに走る人たちを横目に住友館先着列に並び、無事その日第一回目の開演にギリギリ入れました。


無事第2枠を確保できたら今度はスマホで三菱館を当日予約成功!こちらは時間予約なので余裕を持っていけます。 

住友館の中はランタンを持って森を探検する体験ゾーンと綺麗な映像とダンスを鑑賞するゾーンに分かれます。体験ゾーンは道も狭く、デコボコしているので車イスには少し移動しにくいです。正直半分くらいしか回れませんでしたが誘導員の方が足元を照らしてくれたりとできる限りのサポートはしてくれましたし、子供たちはとても楽しそうに色んな所にランタンをかざしていました。


後半は優先スペースに案内してもらい見やすい位置を確保してくれています。娘は綺麗なダンスと映像美に目を奪われてましたが、自然溢れる画像が流れる中でカエルなどがでてきそうで爬虫類系外苦手な娘はビクビクしているシーンも有りました笑い泣き


住友館が終わってから30分ほど余裕があったのでその間にこの日のうちのお土産を購入しておきます。


帰り際はお土産屋もカオスらしいし売り切れも出てくるので大きめのリュックを持って早い段階でガラガラのお土産屋に行くと車イスでもゆっくり見られます♪


次に行った三菱館はライド系かと思いきや大きなスクリーンで乗り物に乗っている映像を見て時間旅行が出来る的なものでした。

車イス優先スペースがあり、同伴者の席もちゃんとすぐ横にあります。海の生き物大好きな息子は大喜び。娘も映像のきれいさにびっくりしていました。


三菱をみたらお昼前。当日予約はどこも埋まっていたので時間差で解放されるいわゆるガンダム予約方式を取っている大阪ヘルスケアやガンダムの予約を試みるべく、時間までもう一つパビリオンに行ってみることにしました。


気になっていた車イスの優先ゲートが本当に入れるのかを試してみるべくアメリカ館へ。車イスをみたら案内員の人がこっちこっちと誘導してくれて2時間待ちのアメリカ館に家族4人とも20分くらい並ぶだけで見られました。

月の石の写真も一人1枚まで撮れます。(写真の光っている四角い枠の中に展示してあります。)私はサッと撮ってあとは肉眼でじっくり見させてもらいました。

並んでいる間にガンダムやヘルスケアの当日予約を試みましたがモタモタしている間にあっという間に予約を取られてしまい敗北。次の15時、17時、19時の予約までは並んで見られる所をのんびり見て回ることにしました。

アメリカ館出たらレストランが並ばず入れそうだったのでそのまま入店。日本ではあまり聞いたことがないサーモンバーガーを頂きました。子供たちはチキンサラダやビーフのバーガーを食べて大満足の様子照れ子供達もお腹が空いていたし、丁度いい休憩になりました。

コロンビアに行く前に水分補給。自販機はコインを入れるスリットも埋められており、スマホ決済のみ。うちは水筒を持っていっていたので給水器で水を入れてました。これで十分だと思います。

アメリカ館を出たらコーヒーがうまいコロンビアへ。ここも家族4人優先ゲートで並ばず入れました。現地の特産品や織物、生き物の紹介など、実際見たり触ったり出来て子どもたちも楽しそうでした。コーヒーも買えましたが水を補充したばかりだし子どもたちを待たせるのでやめ。

この後はオーロラが見られるという北欧館へ。ここも家族4人優先ゲートで並ばずに入場。中は写真がワイヤーで空中にグルっと360度飾ってあってそこにプロジェクターで北欧の文化が映し出され、周りの壁には北欧で取り組んでる環境やエネルギーの紹介があり、子供たちはイマイチ。オーロラが見れるとありましたが、吊るされた紙にそのうち映し出されるみたいな感じだったようでオーロラが映し出されるまで待つ気になれずすぐに出てきました。ここはちょっと微妙でしたw1時間並んで入ってたらちょっとガッカリだったかも…。

その代わり出た所でちょうど噴水ショーが始まったので見てました。音楽に合わせて噴水が色んなパターンで吹き出してとてもキレイでした♪


噴水ショーを満喫した後は中央を抜けて西側のゾーンへ向かいます。道中null2の建物だけ見ましたが、外から見るだけでも目を引きますね。中も見てみたかったけど予約のみなので外観だけ楽しみました。

家族4人ともマンガがやアニメが好きなのでコモンズEで展示されているマンガ館へ。著名なマンガ家が描いたイラストが展示されています。(主に昭和ですがw) 

ここは優先ゲートはありませんがそもそもそんなに並んでなかったし流れも早かったので列についても5分くらいで館内へ。少し展示位置が高く、車イスの娘には見えにくそうだと感じました。

16時から7日前予約でゲットしていたガスパビリオン付近に行くべく、マンガ館を見たら西の方へ向かい時間まで並ばずに見られるパビリオンを観ることにしました。

まずはシンガポール。ここは障がい者の用の優先ゲートはなく、一般の列に並びましたが20分ほどで入りました。万博GOの待ち時間を見られるサイトがリアルタイムで表示してくれるのでここなら予約時間までの間に見られる、などの判断が出来てとても役に立ちました。(待ち時間だけなので入る前に観覧時間を確認しておく必要があります。)

自分の夢を書いて空に飛ばすという、とっても万博らしい内容でした。少し狭いですが、特に車イスで入りにくいということもありませんでした。

この辺で少し休憩。近くにあったアイスキャンデー屋さんでアイスを買って大屋根リング下で休みました。


気候も良かったので息子の希望で大屋根リングの上へ。エレベーターがあるので車椅子でも普通に昇降できます。地図などでエレベーターのいちを把握しておくと降りたい時に降りられなくてパビリオンの予約時間に間に合わない!!と焦ることはないと思います。ちなみにこの時ついでにイタリア館も寄ってみましたが、ここはさすがに大人気だけあって車イスの人はすぐに入れるけど同伴は1名までだったので諦めました。

同伴1人だけの計2人で行くのだったら待ち時間無しで入れる可能性は高そうです。

次の目的地妻が行きたがっていたオーストラリアまでは大屋根リングを使って移動。海風が気持ちよく、万博も一望できてとても良かったです。


大屋根リングを通って移動。
オーストラリアの前に隣にあったインドネシアに寄りました。こちらも家族4人待ち時間ゼロ。

中はインドネシアの自然や文化を展示や映像で楽しむ事が出来ました。入る前にネシアの人と少しコミュニケーションが取れます。インドネシア語も教えてくれるので皆で心を一つにして入れますw

が、入ってからは自由なので車イス勢は優先してもらった割に一般の人とごっちゃで入るため、先に入ってもらったり、通路で避けてもらったりと自分たちで判断して動く必要があります。住友や三菱、アメリカは常に車椅子の人の動きを気にしてくれて健常の人たちの邪魔にならないよう声かけ、誘導して気をつけてくれました。どちらが良いかはやられる側の人の考え方にもよりますが、うちはやはり入る順番や動くタイミングを指示してもらうほうがかえって一般の人の邪魔にならないように見れるので気が楽でした。段差のある所などは誘導員の方が教えてくれたり手伝ってくれたりはしてくれます。

結果インドネシア館も車イスで十分楽しめました。照れ

ここでガスパビリオンの時間になったので向かいます。ここは7日前予約で当選したので入る前から行く事は確定しており、それに合わせてパビリオンを見て回ってました。

ガスパビリオンも車イスの人は最初から最後まで誘導してくれます。VRもちゃんと車椅子用のスペースが確保されており、大体最前列で楽しめますw

ここは…もうめちゃくちゃ楽しかったです。子供たちは大興奮!またやりたい!!と言ってました。そしてちゃんと大人も楽しめます。考え方次第ですが、私は生まれて初めてかめはめ波を打つことが出来て感無量です。ちょっと細いかめはめ波でしたが笑い泣き(やった人は分かってくれるはずw)


ガスパビリオンの後はオーストラリアへ。こちらも優先ゲートで待ちほぼ無しでした。

中はオーストラリアの森の自然や360度モニターで囲まれた部屋でオーストラリアの海の自然を全身で見ることが出来ます。ここも車イスの人は見やすい場所を誘導員の人が教えてくれました。


続いてスペインへ。フラメンコも見られるみたいですが、うちは志摩スペイン村に行けばいつでも観られるので展示のみ。もっと情熱的な真っ赤な展示かと思いきや、海の環境保護や海藻を使った様々な開発の紹介など、情熱の国スペインとしては驚くほど真っ青な展示場でしたw

…まぁ、最後はちゃんと真っ赤でしたが笑い泣き


スペインが終わった辺りで当日予約で取れたらラッキーくらいでチャレンジしてみたガンダムの先着予約を勝ち取りました!!19時40分からの枠を取れました!!私歓喜w


19時40分までまだ余裕があったのでスノーマン好きの娘がマッサマン繋がりでタイが見たいというので行ってみる。こちらも優先ゲートがあり待ち無しで入れました。タイの文化を紹介する映像とタイの食文化の紹介。香辛料の匂いが苦手な息子はちょっと気持ち悪そうでした。娘もマッサマン好きで楽しんでましたが、匂いはだめなようでしたw


この後トイレに行き、締めにガンダムを見に行って終了!!ガンダムは話題通り相当見応えがありました!!これは何度も見に行きたくなるわけです。ガンダムにそこまで興味無かった息子が一番大興奮で入る前には写真も撮りたがらなかった「ガンダムとツーショット写真撮ってくれ!!」と、なる程にw


中は日常生活の中にモビルスーツがある世界を部屋いっぱいのモニターで表現してくれています。日本が誇るサブカルチャーと映像技術を惜しみなく注ぎ込んだ最高のパビリオンだったと思います。観て良かったパビリオンランキング上位になる理由もわかります。


ちなみにガンダムパビリオンは優先ゲートなどはなく、一般と平等に事前抽選と当日予約のみ。ここは完全にイーブンの立場での勝負です。その中で勝ち取れたのは本当に嬉しいw

とは言え、中には入ればちゃんと車椅子の人は見やすい位置に誘導してくれるし、至れり尽くせりでした。




最後は帰り間際、東ゲートの所で21時から始まるドローンショーを観て帰りました。ドローンショーは生まれて始めてみましたが消えない花火みたいで綺麗でしたねー!!あれはまだまだ伸びしろのある技術だと思うしこれからが楽しみです。
東ゲートの優先ゲート側は健常の人は入れないのでゆったりとしたスペースでドローンショーを見ることが出来ます。帰る前に東ゲートの優先ゲート付近で待っているととても見やすいと思います。

そのうち空に広告が浮いたり映画が見れたりする時代が来るかもしれませんね〜♪

今回の万博のチケットは妻のスマートホンで万博チケットの予約を取ったのでこの日は妻が本当に頑張ってくれました。妻に感謝しかありません。その代わり事前の準備や当日の動き、見るルート、順番、行き帰りの運転は私が担当し、役割分担してうまく立ち回れたおかげで子供達は終始楽しそうで車に乗った瞬間気絶する程に二人とも楽しんでくれました♪


22時頃大阪を出て1時頃愛知の帰宅となかなかの鬼スケジュールでしたが頑張った甲斐はあったかな〜と。


今回は娘の車椅子のおかげもあり、1日でこれだけのパビリオンを回れました。この日は金曜日では歴代2位の人の多さだったにも関わらず、です。


住友

三菱

アメリカ

コロンビア

北欧

コモンズE 万博マンガ館

シンガポール

大屋根リング

インドネシア

ガスパビリオン

オーストラリア

スペイン

タイ

ガンダム

ドローンショー


障がい者の人だけズルい!贔屓だ!と言う人も中にはいらっしゃるみたいですが普段イオンや駅などで健常の人いっぱいで乗れないエレベーターで待たされたり(うちはエスカレーター乗れない)駅でわざわざ遠回りしてエレベーターで行かないといけなかったり、ジブリパークとかでもちゃんとスロープはあるけど階段で行ったほうが明らかに早かったりと何かとハンデがある事にも気づかず自分が不利だと感じた時だけ騒ぐような人の事なんか気にせず、思いっきり楽しんじゃえば良いんです。そうして良い仕組みがちゃんとあるわけですから。こんな時くらいストレスなく楽しんだってバチは当たらないと思いますw


おかげで家族で行きたかったパビリオンは1日でほぼ全て回れました。ガスやガンダムは平等な立場でちゃんと勝ち取ってますし、うまくいきすぎなくらいです。


万博は車椅子の人でも十分に楽しめると思いますので迷っている人は是非行ってみて下さい♪


もちろんある程度の運や事前準備などは一般の人と同じく、必要です。雨予報だったので車椅子用のでかいポンチョやタオルなど荷物もたくさん持っていく必要もあったし苦労は伴いますが、今後死ぬまでに国内で万博が再びあるかもわからないし、子ども達に海外の文化を知ってもらういい機会にもなったのでうちは頑張って連れて行って良かったなぁと思いました♪


車椅子で楽しめるか心配している方、このブログ見て楽しそうだな、と思ったら是非いってみて下さい♪