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心と身体のメンタルヘルスカウンセラー![]()
山岸 伴衣
初めましての方 プロフィールは
それもグリーフだったと気づいた日
母はいつも忙しい人だった。
ちょこちょこ、
ちょこちょこ買い物に出ては
いつもバタバタ忙しい。
せわしなく動いていて
でもその全部は、
子どものためでもあり孫のため。
自分のために立ち止まる母を
私はあまり見たことがなかった。
父が亡くなって、
半年くらい経った頃だったと思う。
親戚のおばさんが遊びに来て
私も一緒に見送ったあと、
母がぽつりと言った。
「……あれ? 今、誰が来てた?」
その瞬間、胸がざわっとした。
ちょっと冗談やめてよ!
なんてドキドキザワザワを
隠したけど。。。
今でも、あの感覚をはっきり覚えている。
あの時から、
私の知っている「母」は
少しずついなくなっていったんだと思う。
それから約8年程が経った
【グリーフ】この言葉さえ初耳!から
もっと深く知りたいと思えた。
必然なのか偶然なのか
まさに、自分もグリーフを
感じていたことに気がついた。
忙しく動き回る母。
孫のためにイチゴを持ってきてくれる母。
思い立ったらすぐ届けに来る母。
全部「人のため」の母。
やっぱり、自分のためじゃない。
私が心の中で描いていた“母のいた空間”は、
もうそこには存在していなかったんだということに。
生きているのに、
その人としての存在が変わってしまう。
それも、グリーフなんだ。
その人としての存在が変わってしまう。
それも、グリーフなんだ。
そして私は、
ずっとそのグリーフの中にいたんだと、
ずっとそのグリーフの中にいたんだと、
今になって気づいた。
もし、母が
認知症ではなかったら——
どんな今があったんだろう?
どんな未来があったんだろう?
認知症ではなかったら——
どんな今があったんだろう?
どんな未来があったんだろう?
そう思った瞬間、
胸にぽっかり穴が空いていたことに気づいた。
私は、ずっと埋めたかったんだ。
でも、もう無理はしない。
今の母と、
今できることを、
そっと、静かに、話していけたらいい。
それでいいんだと思えるようになった。

是非、お友達になってください
あなたの健康でHAPPYな未来を応援しています
山岸伴衣

