私は
いつも
「もし、この人が私だったら」と
考える。

不思議と
楽しそうな人や生命力溢れている人には
そう考えない。

辛そうな人
哀しそうな人
そんな人たちを見ると
「私なら。。」と。

だから
ほっとくことができない。
どうにかできないものか?
どうすればいい?と
頭の中でいっぱいになってしまう。


ご近所の知り合いの方が道端で
夜中から夕方まで立ち続けるようになった。
もとは笑顔が可愛い人で優しい方だ。

何が彼女に起こったのかわからない。

そんなの状態が半年以上続いてる。

はじめは様子をみていた私も
数か月前から声をかけるようにしている。

そのうち。。
他のご近所さんから
不気味だ!と罵倒されるようなった。
たしかに。。
夜中、車も通らない道に ただ立っているだけは
誰でも怖い。
夜中に、きつい言葉をかけて
無理やり家に帰らせたり
警察を呼んだりするようになってきた。

すごく悲しい。
私のことではないのに辛い。

市の行政にもいろいろ電話したが
家族の依頼があってからではないと動けないと。
警察も同じことをいうと聞いた。

わたしに
なにができるんだろ。。

とりあえず
不気味がっているご近所さんたちに話をした。

実は彼女は話せば受け答えはしてくれる。
挨拶もすれば答えてくれる。
怖がらないで 挨拶して様子をみてほしい。と。

私とほぼ同年代のご近所さんは
「え?お話できるの?」と驚きはしたものの
昔からのお付き合いのおかげで
快く承諾してくれた。

うちの目の前の道で
何時間も立っているのをリビングから確認してからまず、

「おはよー!今日も暑くなるよー!水分とりよー」
などと声をかける。

しばらくすると
犬のお散歩やお買い物に出掛ける方たちからの
 彼女への声かけが聞こえてきた。

ぁあ。。よかった。

そして
この数日間、彼女は道端に立っていない。

安心したのもつかの間。。
今度は私が、自律神経の乱れで体調不良ショボーン
心配する旦那さん。。ごめんなさい。。
いろいろ抱え込んで
相手と自分との線を引くことができない。

なんでそれができないんだろう。。
わからない。


でも
わかることがあった。


さっき
大好きな田んぼ路を散歩したとき
この子をみかけた。


しっぽがまだ残っているアマガエルだ。
この前までおたまじゃくしだった。


私は私でしかなれない。
「もし 私だったら。。」の「もし」も
私が勝手に想像しているだけで
存在しないんだ。

小さいカエルにもなれやしない。
私は私。
彼女は彼女。

それがわかったこと。

そして
今、私のやることは
元気に健康になること。

散歩途中の神社公園にたちより
手合わせ
「どうかすべてまるっと解決に導いて下さい」
そうお願いして帰ってきた。


しかし、、、
あちぃーーーチュー