婦人科の内診台にパンツを脱いで大股開きで乗ってる女性は・・・


心細くて、不安でいっぱい。


カーテンの向こうの音に聞き耳を立てながら

「もうすぐ診察かな?」

「なんて、言われるだろう・・」

と、どきどきしてる。


そんな私たちのデリケートな部分に


ずぼっ。


と、いきなり超音波のプローべ(検査の棒みたいなの)を突っ込むドクターがいる。


声ぐらいかけても、バチは当たらないと思う。


「○○さん。診察しますよ」

とたった一言でいいから、声をかけてほしい。


医者にとっては、内診の超音波検査が日常業務すぎて、つまんないことかも知れないし、何も感じたり考えたりすることじゃないかも知れないけれど、そんな日常のささいなことが大切なんじゃない?


「あいさつ」は、人間としてのマナー。

診察前の声かけは、医者としてのマナーだと思うけど。


ついでに言うと、消毒。

消毒液のついた綿花をグリグリ押しつけても、優しく撫でても、消毒効果は一緒。

それなら、もっと丁寧に優しく消毒しても、バチは当たらないと思う。

デリケートな部分なんだから、優しく扱ってほしい。


恥ずかしい恰好で内診台に座ってる患者は、文句が言えないくらい心細いんだから。




※これは、特定の病院の話ではなく、今まで婦人科を受診して感じた一般論です。



私も、医師として、同じような不快感や不安な気持ちを患者さんに与えていないか、振り返らなくちゃ。