
ブラッド・ピットさんやケイト・ブランシェットさんらが出演した映画「バベル」(06年)で日本人の女子高生役を演じ、米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた菊地凛子さん。日本人として50年ぶりの快挙に一躍注目を集め、その直後に出演した米映画「ブラザーズ・ブルーム」(ライアン・ジョンソン監督)では詐欺師の兄弟と行動をともにするエキセントリックな女性を演じた。そんな菊地さんのこだわりは「iPhone」と「iPod」。「撮影現場でもアクションの声がかかるまでずっと音楽を聴いていたりとか、プライベートでも車の中で聴いたりする」と肌身離さず持ち歩いている。












菊地さんはどこに行くにも携帯電話の「iPhone」と携帯音楽プレーヤー「iPod」を持ち歩いている。「iPhone」では通話はもちろん、ウェブを閲覧したり、簡易ブログ「ツイッター」に投稿するほか、音楽プレーヤーとしても活用している。「iPhoneでも(音楽を)聴いてるんですけど、いろんな音楽が聴きたくて、iPhoneだけだと足りないので、iPodも持っていきます」という。
聴いている音楽は「いま聴いてるのはテクノポップ。あと、アイスランドの音楽が好きでよく聴いたり、ロックはもちろん聴いてます。最近のお気に入りは『ガールズ』というサンフランシスコのバンドです」といい、自分でギターも演奏する。
「兄がギターを弾いてて、私もほしくて。元々白いギターを持っていたんですけど、あんまり愛着が持てなかったので、ちょっと小ぶりのギターで『すごくいい音がするのがある』と人から紹介してもらって、この間、私の誕生日に母親に買ってもらったんです」とうれしそう。先日までロサンゼルスに行っていたが、そこにも持って行き、時間があると弾いていたという。「新しいギターはネックも細めなので、コードも押さえやすいんですよ。きれいな木目調で可愛いんです」と夢中のようで、「コードを少しずつ覚えているんですけど、覚えると勝手に曲ができるんです。そういうのをためて、友だちにメールで送ったりしてます」と演技とは違う才能も芽生えはじめているようだ。 好きな食べ物はポテト、飲み物はダイエットコークと米国流だ。「おいも料理は全般的に好きですね。じゃがいもが好きで、ポテトフライ、ポテトサラダ、マッシュポテトなど……。アメリカに行ったらだいたいポテトにダイエットコーク。あまり体によくなさそうですけど」と苦笑する。果物も好きで「グレープフルーツやアメリカンチェリー、イチゴなどを食べてます」という。

お酒はその場の雰囲気を楽しむ飲み方をする。「飲むのはワインとかシャンパン、ウイスキーなど洋酒なら全般的に。最近は量を飲むというより、会話を楽しみながら飲んでます。飲みながら電話をしたり。私は勝手に『アルコホン』と命名してるんですけど、アルコールを飲みながらよく電話をしています」とか。
健康的な食生活は「しょうが茶を飲むようにしているくらいかな。そろそろしなくちゃいけない年齢になっていると思うんですけど、好きなものを食べるようにしています。お肉が食べたいときはお肉を、お魚を食べたいときはお魚を、とがまんはしない。がまんはストレスになるし、体がそのときほしがるものが体に必要なものだと思うんですね」と好き嫌いなく、楽しみながら食事をしているという。 

目標はメリル・ストリープ 「余裕を持って楽しんで演技したい」
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画「バベル」(06年)に出演し、米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた菊地凛子さん。日本人女優として世界で脚光を浴び、その演技を見たライアン・ジョンソン監督が中国人役を日本人女性に設定し直して菊地さんの出演を依頼したという米映画「ブラザーズ・ブルーム」がTSUTAYAで5日からレンタルを開始した。エイドリアン・ブロディさんとマーク・ラファロさんが演じる詐欺師の兄弟と行動をともにするが、ほとんどしゃべらないエキセントリックな女性を演じた。共演した英女優レイチェル・ワイズさんの演技を追求する姿勢を間近で見て大いに影響を受けたという。菊地さんの女優の仕事に対する思いを聞いた。 「ブラザーズ・ブルーム」の出演依頼は「バベル」のプロモーションで世界を飛び回っているときに舞い込んだ。「ジョンソン監督が会いたいと言っていると聞いて、ちょうど『バベル』の(PR)シーズンでロサンゼルスに滞在していたので、会いに行ったんですね。監督は小柄でずんぐりしていて、オタクな雰囲気が全身から出ていたんです。基本的に私、自分もそうだからかもしれないけど、オタク系の人が好きなので(笑い)、親近感がわいて、すぐに一緒にやりたいと思いました」と最初から相性がぴったり合った。
「せりふも少ないし『バベル』の後にやるにはすごくラッキーな作品だなと思いました。監督からは“すごく冷静でいろんな情報を知っていて、エクスプロージョン(爆破)のプロだよ”と説明を受けて、詐欺をしているのを楽しんでいるような女の子ということで、キャラクターが立つようにしました」と楽しみながら役作りをした。「衣装や外見の雰囲気とかは自分の意見も生かしてもらいました。最初はあまり表情が出ない役と脚本には書かれてたんですけど、監督といろいろと相談して、もっと感情が表に出たほうが面白いという話になって、結構コミカルにしてもらいました」と現場でキャラクターを作り上げていった。
役名は爆弾を仕掛けるのが得意なことから「バンバン」になった。これもブロディさんかラファロさんが現場で命名した。「(主なキャストの)3人がいるので、私は何をやっても大丈夫だろうって(笑い)、伸び伸びとやらせてもらいました」と語る。撮影はセルビア、モンテネグロ、チェコ、ルーマニアと4カ国にわたってロケをした。「セルビアが一番長かったので印象に残ってます。ルーマニアは山奥だったんですけど、ホテルで朝起きてカーテンを開けるとクマの親子が窓の外を歩いていたり、夜はオオカミの遠ぼえで眠れなかったり。観光では到底行けないようなところだったので、面白かった。日本食がないのがちょっとしんどかったですけど」とロケを振り返る。
共演の3人とは「撮影がどこも英語圏じゃないので、一緒にご飯を食べに行ったり、いつもすごく近くにいました。エイドリアンがお兄ちゃんみたいにかまってくれて、彼はヒップホップが好きなので、一緒にヒップホップを聴いて踊ったり。マークとは現場で殺陣をして遊んでました」。ワイズさんとは「地元のおすし屋さんに一緒に行った」といい、3人からはマスコット的な存在として可愛がられた。
せりふは少なかったが「相手のせりふを覚えて、反応しなくちゃいけない。日本語だったら自然と耳に入ってきて反応できるんですけど、英語だったので、ものすごくテクニカルなことをしなくてはならなかった」と高い演技力が要求された。海外の作品に出るときは「やっぱり想像力が必要なんじゃないかな。3人も含めて、第一線で活躍し続ける人ってすごく努力しているし、どんな作品でも絶対に手を抜かないじゃないですか。いまだにトレーニングを欠かさずにやっているし。彼らと(キャストに名前を)並ばせてもらって、すごく勉強になったし、演技に対するプロとは何をすべきか、技術を向上していく彼らの姿を肌で感じられて、自分もきちんとやっていかなくてはいけないと、自覚ができました」と現場でえりを正したという。
特にワイズさんは「アクションがかかると、それまでご飯を食べてたのにすぐに泣けるんですよ。もちろん演技の方法論として直前まで全く違うことをしているという方法はあるんですけど、目の当たりにして、すごいなと思いましたね。長くキャリアを持っていて、自分に自信を持っていて、女優としてすばらしいなと思いました」と絶賛する。将来は「余裕を持って楽しんで演技ができるようになりたい」と、大女優メリル・ストリープさんを目標に掲げた。
理想はオノ・ヨーコ「チャーミングな人になりたい」

菊地凛子さんが米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされて注目を浴びた06年の出演作「バベル」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)の後に、セルビアやルーマニアなどで撮影した米映画「ブラザーズ・ブルーム」(ライアン・ジョンソン監督)が5日、TSUTAYAでレンタルを開始した。この作品でオスカー俳優のエイドリアン・ブロディさんやマーク・ラファロさん、レイチェル・ワイズさんらと共演。海外の作品に出ることも多く、英語を話す機会が増えたという菊地さんは「英語を完ぺきにしゃべりたい」と目標を掲げた。また、「車の運転が好き」といい、「ロサンゼルスのハイウエーが最高に楽しい」と語った。
英語は「(日常会話は)大分できてると思うんですけど、例えば精神的な話とかになってくると難しいですね。だからもっと完ぺきに話せるようになりたい」という。「ブラザーズ・ブルーム」で英語の歌を歌うシーンがあったが「練習しないと発音が大変でした。先生についてレッスンしてもらって。でも楽しかったです」と楽しみながら身につけようとしている。
時間があると「車の運転が好きなので、首都高速をぐるぐる回ったり」と運転しながらリフレッシュする。「スピードが出ると安定する車に乗っている」といい、「運転には音楽がないと面白くないんですよ。だから音楽を聴きながら(車窓を流れる)風景を楽しんでます」と話した。「運転しながら音楽を聴いていると、考えがまとまるんですよ。脳についての本を読んでいて、なんとなくつながらなかった話が、運転していると『ああ、だからか』と納得したり。私は運転しているときが一番、頭が活性化するのかな」という。
長い休みが取れると海外旅行に出かける。「スペインとかフランスとか。あとはアメリカですね。ロサンゼルスとかニューヨーク。この間、まとまった休みが取れたので、3週間くらいロスに行ってました」とか。ロスではけっこう運転するといい、「道が広いし、ハイウエーが最高に楽しいですね。ハイウエーにスーッと乗ってドライブしたり」と開放感を楽しむ。
「女優はできれば一生続けたい」といい、ハリウッドの大物女優メリル・ストリープさんを例に挙げ、「彼女はものすごく(演技の)技術を持っていて、ミュージカルをやらせても、コメディーをやらせても、シリアスな役でも別人になり切っている。そしてあの年齢(60歳)であれだけ美しくて、しかもすごく(演技を)楽しんでいるのが伝わってくるんですよね。私もいつかはそうやって楽しんで演技できるようになりたい。経験や年齢を重ねないといけないんでしょうけれども」と大きな目標として掲げた。
さらに、女性として輝き続ける秘訣(ひけつ)を「何でも楽しんでいる人は、考え方が柔軟なんだと思う。この間、ディナーの席で(米女優の)ジェーン・フォンダさんに会ったんですね。もう72歳なんですけど、いまだに奇麗で輝いているし、男性に恋してる。考え方がポジティブで(いろんなことに)対応できちゃうんですよ。それって全部自分の考え方次第(でできること)だと思うんです」と話し、また現在77歳のオノ・ヨーコさんに対しても「ライブを見に行ったら、すごくチャーミングだったんです。もし人生の後半になって、(自分の中に)一番残っていてほしいものってなんだろうと思ったときに、チャーミングであることなんじゃないかな、と思ったんですよ。何事も素直に楽しんで、生き生きしていて、チャーミングで……。そういう年の取り方をしたい」と理想的な生き方をしていることを、うらやましがった。
<プロフィル> 
81年1月6日、神奈川県生まれ。99年に本名の菊地百合子名義で映画「生きたい」(新藤兼人監督)でデビュー。01年、「空の穴」(熊切和嘉監督)がロッテルダム映画祭などの国際映画祭で称賛される。04年に出演した「茶の味」(石井克人監督)はカンヌ映画祭の監督週間のオープニング作品として出品された。同年5月に菊地凛子に改名。06年に「バベル」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)に女子高生役で出演し、米アカデミー助演女優賞にノミネートされた。日本人女優のノミネートは1957年のナンシー梅木さん以来の快挙だった。ライアン・ジョンソン監督に見初められて08年公開(日本未公開)の「ブラザーズ・ブルーム」に出演。 その後、08年に劇場版アニメ「スカイ・クロラ」(押井守監督)で声優を務める。09年は「サイドウェイズ」(チェリン・グラック監督)や「アサルトガールズ」(押井守監督)に出演。同年11月にスタートしたドラマ「ライアーゲーム シーズン2」(フジテレビ系)にも出演。公開待機作に松山ケンイチさんと共演した「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)など。DVD「ブラザーズ・ブルーム」は5日にTSUTAYAでレンタル開始。

埼玉県川越市を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」で、「20歳のオカン」と呼ばれ、短大生ながら家事を切り盛りし、老舗和菓子屋「甘玉堂」を支える玉木つばさを演じている多部未華子さん。15歳でデビューした多部さんは、映画「HINOKIO」(05年)や「夜のピクニック」(06年)に主演し、まだ20歳ながら若手の実力派女優として一定の評価を得ている。「こだわりはあまりないんですよね」と笑う多部さんだが、「シャンプーをしているときは無心になれる」と語る。











特技はダンスと水泳と公表しているが、「全然、最近踊ってないので、この間に再開しようかなと思っているんです」といい、「生涯続けられる趣味を持ちたい。今、時間を忘れる程熱中できる物がないので、今後見つけていきたい。そういう物を持っている人って素敵だなと思います」と目標を掲げる。座右の銘は「我、我が道を行く」。まだ20歳の若さだが、多部さんはマイペースに女優道を、また女性としての人生の道を着実に歩んでいる。
89年1月25日、東京都出身。02年にデビュー。05年には「HINOKIO」に出演し、同年公開の「青空のゆくえ」とともに演技力が認められ、ブルーリボン賞や日本映画批評家大賞の新人賞を受賞した。映画は「夜のピクニック」(06年)や「こわい童話」(07年)、「西遊記」(07年)などに出演。ドラマは「山田太郎ものがたり」(07年)、「鹿男あをによし」(08年)などに出演している。3月から放送されている「つばさ」は8月に撮影を終えた。8月21日にバップから48話までを収録した4枚組みDVDボックス(1万5960円)が発売された。「DVDボックス2」(49~96話収録、4枚組み1万5960円)は10月21日、「DVDボックス3」(97~157話収録、5枚組み1万9950円)は12月23日に発売予定。

現在放送中のドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ系)にも出演中と多忙を極める貫地谷さんは、撮影でメークをし続ける事も多く、肌の為にシートパックには拘りを見せる。化粧品が好きで「奇麗に見えたりするとその日のテンションが違う」という。「靴やバッグを集めるのも好き」という貫地谷さんの女性らしい拘りについて聞いた。
貫地谷さんが今、一番拘っているのがスキンケア用シートパック。色々試してみた結果、2種類に絞られたという。以前から使っている物は、「尋常じゃない程潤うんですよ。肌が荒れるのは乾燥している時期が多いんですけど、これをすると本当に肌が白くなった気がするし、肌荒れが治るのが早いんです」。もう一つは「最近見つけたんですけど、15分間のパックで『8時間寝た後の様な肌になる』っていううたい文句が書いてあるんですけど、本当に(した後に肌が)張るんです」と目を輝かせる。



声優は初挑戦で「スタジオに入ったらドキドキしました。お芝居の比じゃないくらい緊張しました」というが、完成した作品はとても落ち着いた大人っぽい声を出している。「(日本語の)台本と照らし合わせながら、チェコ語の映像を見ていたんですけど、ポムネンカの声が凄く(予想より)低くて。現場では『あまり作ろうと考えないで、素のままやってくれればいいから』とディレクターさんから言われ、ちょっと照れながらも普段のままでやりました」と振り返る。「滑舌をよくするのが難しかった」というが、吹き替え版の完成作は「ちょっとまだ恥ずかしい感じがするんですけど、冷静に見られる様になる迄、何度も見ようと思います」と話す。






最近、一番はまったのは、「少女マンガなんですけど『僕達は知ってしまった』(宮坂香帆さん)っていうのが本屋さんにあって、ちょっとタイトルだけ見ると危なそうだなと思って読んだら、めちゃめちゃ普通の青春ラブストーリーで。高校生が手を繋ぐ、繋がないとかやっていて、もうキュンキュンしながら読みました」と笑顔で語ってくれた。マンガ喫茶には「1日中いろと言われたら、ずっとマンガを読んでます」とか。
