一晩休みましょう① ~MG診断までの覚え書き | 人生ここから、今から…重症筋無力症、潰瘍性大腸炎との生活日記

人生ここから、今から…重症筋無力症、潰瘍性大腸炎との生活日記

voleです*ˊᵕˋ)੭
重症筋無力症と潰瘍性大腸炎の共存生活。
自分で動けないからって諦めずに、頑張ったなって本気で言えるように、生きていきたい!

それは、7月16日。
休日の朝でした

目が覚めると、体中がとても重かった


休みだし、まあもう少しゴロゴロしておこう

仕事が忙しい時期で、
毎日無理してたし。


*☼*―――――*☼*―――――*☼*

先週末
同僚J🤦‍♂️と、
あるトラブルについての解決策や
今後のことについて
熱い意見の交換になった


・・・と言うか、
それ、あなたの仕事でしょう!?
大声で、まくしたてられようが、
心理学がどうのと言われようが、
私に
責任を押しつけてくるな~! 
   by vole心の叫び


とにかく冷静に!と
感情を必死に抑えて話すも
話は、行ったり来たり・・・


長時間やり取りしたあげく😨

終わりのない状況に
上司まで巻き込む展開になってしまった😫


上司が入っても
Jは、全く理解できないらしく
大声全開・・・

横にいるだけで
精神的にも体力的にも
キャパオーバー‼️


Jの口を黙らせた
上司の言葉
Jさん、分かりました。
今回は、あなたの考える方法で
対処してください。
voleさんも、今回は協力してください。

ただ、Jさん、
本来は、あなたが対処すべきものです。

これはvoleさんの仕事を
完全に否定してしまうことだと
理解してください。


Jは、
そうなんですか~?
(まだ、分からんのかい⁉️)
と言って、帰って行った。


私は、6月5日から、声がでなくなってて😅
このカスカス声で、
よく頑張ったよ。



でも、
頑張った代償は、大きくて


緊張の糸が切れた私は
立ち上がることも
出来なくなっていた・・・



帰りは、
自宅のアパートまで
先輩に送ってもらった😢




駐車場までで良いですって
お礼を言って別れたあと・・・


あっ、歩けない💦


足が前に進まなくて
立ってるのも辛い💧
足を持ち上げるようにしながら
必死で動かした

アパートの階段も
手すりに体重を預けながら
どうにか上がった

部屋に入ると
崩れるように倒れ込んでしまい
あとは、這いつくばって移動

お布団に入るまで
力を振り絞って動くことができた。



**―――――*☼*―――――*☼*


お布団の中で、ふりかえりながら
つくづく感じた

どれだけ体力ないんだよ😅
年なんだなあ

落ち着いたら
ウォーキングでも始めるかな




しばらくして・・・



天気良さそうだし、
洗濯やってから動きだそうかな

って、シーツや枕カバーを外して、洗濯の準備。

洗濯機をスタートさせたところで


急に
息苦しくなってきた

胸がキュッと
締め付けられてくる


これは、ヤバい💦
熱中症になったかな~

そう思った



尋常ではない感覚だった😨



近くの病院へ電話をして行こうと思い
スマホを手にしたところ


胸がさらに締めつけられてきた


苦しい‼️息ができない‼️



運転なんか、無理

救急車、お願いしよう



119を表示させて

悩んだ

いや、もう少ししたら落ち着くかも・・・




体が硬直してきて
左手が勝手にスマホを握り締めていく

すごく痛い😨


頭がクラクラして、
一瞬、意識が遠のく

このままでは、死ぬかも‼️

はじめて恐怖を感じた


手は、硬直してしまい
指の腹がスマホ画面に当たらない💧

爪先でカチカチさせてたら

繋がった‼️



電話の先では
息、絶え絶えの私の声に
すぐに反応してくれた。

もうろうとしながら、名前とか言った、
ような、気がする。
あんまり、覚えてない


📞「救急車すぐに向かってますからね!」

ホッとした


そこで、頭によぎったのが

ご近所に迷惑かける!です😅
「救急車のサイレンを、
近くに来たら止めてください」
って、頼んでた。

あっさり「無理です」
と言われたけど。


死んじゃうかも!

そんな状況でも
本質と言うのか
変な言動出るんだなあ

後で笑えた


📞「玄関の鍵、開けれますか?」

難題が、やってきた。

📞「こじ開けるとなると、時間がかかります…」

こじ開ける⁉️
そんなのダメです😨

「どうにか、頑張ります」

そう言って、
救急車のサイレンが聞こえて来たので
玄関へ向かって這いつくばって進んだ


無事に
鍵とロックを外すことができた!

安心したからか
倒れ込んでしまった


そこへ
猛烈な吐き気

ここでも、頭によぎった!

「今、ここで吐いてしまったら
帰宅して最初に掃除しなきゃならない!」

これが火事場の馬鹿力!
這いつくばって動き
トイレで吐くことができた。



救急隊員到着

名前や症状など確認されて
・・・あんまり覚えてないけど😅

覚えてるのは、

階段をストレッチャーで降りる隊員さんに
申し訳ないと思ったこと。

救急車の周りに、
近所のおじいちゃん、おばあちゃんが
集まってるのが見えて
だから、サイレン止めてって言ったのに・・・
と思ったこと。


病院は、クローン病治療でお世話になってる
この地域では一番大きな病院へ運ばれた


レントゲンやCT、採血などされた

移動させられるたびに
強いめまいに襲われて
「ゆっくり移動してください」
って、頼んでだ。


検査の結果、
脱水症状は、認められたものの
特には、別段異常はなかった。


熱中症だと思いこんでる私は😅
異常なしって言われて

当たり前だよ~
なんて思った


とにかく
息苦しさが治まってくれてたので
ほんとにホッとした



ただ、
全身が重く
自分では動けなかった。


点滴をうけることになって
救急センターのベッドで休んだ


点滴の間、少し眠ることができたけど
それでも
体は重く、起き上がることが難しい

トイレも、
車椅子で連れて行ってもらった



救急センターのベッドは固くて
体が痛くなってきていた


帰りたい・・・

スマホを確認すると
もう、18時をまわっていた


発信履歴には、
119にかけたのは、7:09と残っていた


救急担当の、K先生がみえた。
とても若い先生だ。

vole : 先生、帰ります
K先生 : どうやって帰ります?
vole : タクシーで。
K先生 : 帰れます?
vole : 明日、仕事だし、
          帰って寝たら大丈夫でしょう。

K先生 : 自分で起き上がることができたら
             帰っていいですよ。


そう言われ、
ベッドから起き上がろうとしたけど

起き上がることができない💦


ん~、
一晩休んでいきましょう

そう言われた。


上司へ連絡を入れ、翌日の休みをとった
実家の父へにも連絡を入れた



ようやく
病室へ連れて行かれた時には
午後8時を回っていた。



一晩だけだから


仕事が、とても重要な時期を迎えていたので
入院になり、焦った💦

今夜は、もう遅いからしょうがない。
明日、帰ってから確認するといいやん。
落ち着け!大丈夫!
そう自分に言い聞かせる。


病室のマットが心地よく
どっと眠りについた。




これが、長い入院生活の初日だったなんて

そんなの思いもよらなかった






つづきます…