iNavflight 2.2.1の基本的な事前設定は終了したので、ここからは実際にフライトさせながらの設定となります。
まずちゃんと飛ぶか?という問題ですが・・・。
iNavflight 2.2.1のDefault(初期設定)ではGPSがロック(GPS衛星を6個以上捕捉)しないとアームできませんので、調整フライトの場合はこの安全機能をオフにします。
CLIコマンドで
set nav_extra_arming_safety = ONをOFFにしてSave。
これでGPSロックなしでもアームできるようになります。
で~、まず何をやるかと言うとNAV ALTHOLD(高度維持モード)を設定を行います。
NAV ALTHOLDをONにした時にiNavflight 2.2.1のDefault(初期設定)ではスロットルが中央値(1500)に設定されています。
この値を実際にフライトさせてホバーリング状態のスロットル位置に設定します。
この値が実際のホバーリングスロットル位置とズレている場合は、NAV ALTHOLDをONにした時に機体が急上昇したり、急降下したりしてしまいます。
それではEX120GPSのメイデンフライト!
あっけなくホバーリング!
う~~~ん、感無量です。
ここまでの長~い長~い道のりを振り返ると感動ものですね~。
で、ホバーリングのスロットル位置を確認します。 このままでは数値が分からないので、フライト後にiNavflight ConfiguratorのReceiverタブでスロットル位置の数値を確認します。
EX120GPSの場合はホバーリングのスロットル位置は1450でした。
ほぼ中央値、なかなか優秀ですな~。 って何が優秀か分かりませんが、ただの自己自賛です。
ここでやっと表題のAdvanced tuningタブ。
この値を左上のMultirotor Navigation Settingボックスの一番したの項、Hover throttleに入れます。
あとはSave and Rebootボタンをクリックして終了です。
これでNAV ALTHOLDの準備ができました。