カスタムファームウエアーを使ったiNavflightでFCを10DOF化できたので次のステップ、
GPSを設定していきます。
 
 
 
 
GPSの設定はCleanflightでもやったので、同じような内容になりますが・・・、おさらいです。
 
 
 
 
フライトコントローラー(FC)とGPSモジュールは以下のように接続します。
 
 
 
 
GPSFC.jpg
 
 
実機のFCで見ると、
 
 
 
GPSX.jpg
   (配線は組み替え可能な仮配線なので、ゴチャゴチャしていま~す。)
   (実機ではUART1のVCCとGNDはVTXで使っているのでI2C1(旧UART2)を共用)
 
 
 
自分の場合は唯一空いているポート、UART1にGPSを取り付けます。
 
 
 
注意点はGPSのRXをFCのTX、GPSのTXをFCのRXに接続することです。
 
 
 
ただこの点を考慮してTXとRXの表示を事前に換えている情報が多く、混乱を招いているので困ったもんです。 なので、上手く行かなかったらTXとRXを入れ替えて接続するしかありません。
 
 
 
次にFCとPCをUSBで繋いで、iNavflight Configuratorで接続します。
 
 
 
まずiNavflightのPortタブでUART1のセンサーでGPSを選択、スピードはとりあえず57600で問題ないです。 M8NチップのGPSは115200にセット。
 
 
 
Port set10
 
 
 
 
これでSave & Rebootして設定を保存。
 
 
 
次にConfigurationタブのGPSをON。
 
 
 
Protocolは今回使ったBeitianのGPSモジュールが8030-KT(M8N)チップを搭載しているのでUBLOXを選択。 M8NチップのGPSはUBLOX7にセット。
 
 
 
Ground Assistance TypeはGPSを使用する地域を選択してSave & Rebootして設定を保存。
 
 
 
 
Conf 220 gps set10
 
 
 
 
これでiNavflight Configuratorの上側にあるGPSアイコンが青になって、GPSが使えるようになります。
 
 
 
GPSタブを見てみると、
 
 
 
iNav-GPS.jpg
(地図はプライバシー保護のため、霞をかけています)
 
 
 
室内の窓際に機体を置いた状態でもちゃんとGPS位置を捕捉していますね~。
 
 
 
初回のGPS位置捕捉には少し時間がかかって不安になりますが、GPSモジュールの青LEDが点滅していれば位置捕捉中なので気長に待っていればOKです。 
 
 
 
補足:EUのGPSシステム、Galileo(ガリレオ)も使う場合はCLIコマンドで、
set gps_ublox_use_galileo = OFF を ONにします。