今回のバーレス化に採用したESC(アンプ)はホビキンのYEP 60Aです。
 
理由はそのSBEC性能。
 
なんと5.5V 6Aもあるんです。 
 
バーレスは4個のサーボが常に動くことになるので高性能なBECが必需ですからね~。
 
特にMB系ジャイロは、BEC容量が不足すると発狂するらしいので・・・。
 
 
 
 
実は、最初YEP 45Aを予定していたのですが、あいにくバックオーダーだったので、重量も同じ、価格もそれほど高くない60Aにしたわけです。
 
でも、送られてきたYEP60Aを手に持ってみて、思わず重って口に出しました~。 
 
重量は45Aと同じ63gだったので、気にしなかったのですが、以前に使っていたホビキンのブルーシリーズ40Aと比べるとズッシリ!
 
調べるとブルーシリーズ40Aは30g、え~、つまり倍返しですか~! ってもう古いか。
 
最近45Aの方はV2が出て、重量が50g、価格も少し安くなりましたね~。
 
YEPシリーズには40Aもあるのですが、こちらはSBECで5.5V 5A、重量43gなんですね~。 
 
 
 
 
 
 
 
さて、設定の方ですが、YEPプログラミングカードは安いし、必需品ですね~。
 
設定項目が目で確認できるってのが安心です。
 
 
 
<ベーシック設定>
 
 
ESCのベーシック設定(スロットルキャリブレーション、ブレーキ、ソフトスタート)はプログラミングカード無しでも行えます。
 
事前に受信機のスロットルchにESCを接続、ESCとモーターを接続します。 モーターはビープ音を出す為に必要ですが、安全のためローター等は取り付けないで下さい。 大変危険ですよ~!
 
次に、プロポのスロットルのHiにし、ESCにリポバッテリーを接続します。
連続したビープ音が20回?ぐらい続きますので、ビープ音が鳴っているうちにスロットルをLoに。
これでプロポのスロットルキャリブレーションが終了。
 
連続したビープ音が鳴り終わってもスロットルをHiにしたままですと、アドバンストセッティング(ブレーキ、バッテリータイプ、タイミング、PWN、ガバナー)に入ってしまいますので注意して下さい。
 
確認のピープ音が鳴るので、そのままスロットルLoでブレーキ無し。
 
確認のビープ音が鳴るので、そのままスロットルLoでスロースタート。
 
確認のビープ音が鳴ってベーシック設定終了です。
 
 
 
<プログラミングカード>
 
 
このベーシック設定を含む全ての設定はプログラミングカードで行えます。
 
プログラミングカードは2枚の設定表が付いていて、1枚目は左の縦のLEDが点灯。
 
2枚目は左の縦のLEDが点滅で確認できます。
 
1枚目と2枚目への移行は左端の上と下の赤いボタンを同時に押すとLED点灯が切り替わります。
 
表の各項目への移動は左端の上の赤ボタンで横方向、下の赤ボタンで縦方向にす進めますので、横と縦のLEDの交差点が選択した項目になります。
 
設定をセーブするには、右下の赤いボタンを押します。
 
 
 
プログラミングカードの接続は基盤上にも書かれていますが、左側のコネクター(茶色のマイナス線が右)にESC、右側のコネクターはプロポのスロットルキャリブレーションのする場合だけ、同包の接続ケーブルで受信機のスロットルchに接続します。
 
プロポのスロットルキャリブレーションは1枚目最下段のスペシャルファンクションののストップにLEDを移動させ、プロポのスロットルのLoにして、セーブ。 次にフルスピードに移動してプロポのスロットルをHiでセーブ、で終了です。
 
 
 
<ESCの設定>
 
 
ESCのデフォルトは
 
Timing : 18
Brake : OFF
Cut off type : Slow down
Accu type : Lipo
Cut off voltage : 3.1
Act.Freew : Off
Gov.Mode : Off
Gov.P-Gain : 0.9
Gov.I-Gain : 0.05
Startup speed : Heli Mid
PWN : 12kHz
Startup power : Auto
 
です。
 
ヘリのガスモードで使う場合は、このデフォルト設定でもOKだと思います。
 
自分の場合はPWMを9kHzに落としました。 
 
PWMは12kHzでも問題有りませんが、9kHzの方がモーターの発熱が少ないようです。 
 
PWMはモーターの仕様にもよりますが、自分の場合数値を高く設定するとスロットル操作でモーターのタイムラグが出ました。
 
 
 
<警告>
 
 
このESCはフライト中も状態を監視していて、フライト後にスロットルをLoにするとビープ音とLEDで問題点を知らせてくれます。
 
自分の場合、ヘタレバッテリーを使うと電圧低下の警告を知らせてくれるので、バッテリーの状態確認に便利です。
 
ビープ音/LED
 
1回 : ガバナーモードのスロットルカーブ不適切
2回 : 電圧低下
3回 : 温度上昇
5回 : 受信機シグナル欠如
6回 : スタートアップ失敗
 
で、警告内容によっては、ESCのリセットが必要です。 電圧低下はリセット不要ですが、受信機シグナル欠如(リポバッテリー電源をオフにする前にプロポの電源を切ってしまった場合など)はリセットが必要です。
 
リセットは、プロポのスロットルをHiにしたままリポバッテリーを接続。 ビープ音が終了してから、スロットルをHiにしたままリポバッテリーを外す。
 
又はプログラミングカードを接続して、リポバッテリーを接続。
 
でリセット終了です。
 
 
 
 
<設定マニュアル>
 
 
YEP60Aの設定マニュアルは同包されていませんのでの、ホビキンのサイト、YEP60Aの商品説明のページにあるダウンロードからダウンロードできます。
 
または本家のYGEアンプをググルと使えそうなマニュアルが見つかります。
 
 
 
 
 
まあ、色々書きましたが、3D-H V2 3軸ジャイロの使用で問題は出ていませんので、自分的には満足しています。
 
欲を言えば、もう少し軽いと良いのですが・・・。