老いて冥路(迷路)5 | totoro-20120214のブログ

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出社、仕事始めである。
スタッフが正月休暇をどう過ごしたかを聞く。
社のスタッフは平均年齢が60台と高齢者ばかりの所帯である。
孫が来てお年玉を当たり前の顔をして持って行ったとか食事を家族でしたが勘定は年寄り持ちだとか・・・・
子供は親がしてくれて当たり前と思っているようである。
自分が若い頃もそうで有ったとつくづく思う。
母親が20数年前に他界し父親は10数年前に他界をし肉親と呼べる者がいなくなって久しい。
家族の温もりが欲しいとも思わないがスタッフの話の中に温かいものを感じる。
生まれてきたのも一人、冥土に行くのも一人である。
その生の中に人それぞれに人生があり煩悩を抱えて生きている。108ほど有ると言われる煩悩を自分なりにどう付き合っていくかだと思うが際限なく深い淵のようで迷路でもある。
ただ、この歳になると幸いに執着することに関して気持ちが薄らいでいるようである。
名誉、地位、金等はどうでも良い気がする。ただ金は必要最低の持ち合わせがないと不安でもある。
この必要最低限の金額が人によって大きく変わるとも思うが、自分としては残りの人生を病になっても不自由をしない程度あれば良いと思っている。
金は人生を楽しむために稼ぐ、それ以外の目的は無いと言い切れる。
名誉、地位は何の値打ちも価値も無いと思うが、世間では執着する人が多いし欲する人も多々である。
人それぞれである。自分らしく冥路までの人生をあるがままに生きることに今年も徹する。
大いに自分らしく人生を楽しむために・・・・・