今日から放射線治療開始。

初日は2時に呼ばれて 5階の整形外科病棟から B1の放射線科へ。

病棟では 車椅子自走で「行ってらっしゃーい」と 送り出されるが

外来へ行くと「1人できたの?」と 言われる。

 

前回 CTで 確認して 体に印をつけている照射場所に 正確に放射線を照射するため

ベットで 仰向けに寝て 両手をあげて 持ち手を握って 動いてはいけません。

 

硬いベッドなので 痛みが出そうで心配。

足膝の下にマットをかませて 少し足を上げる体勢。

 

「痛かったり、気分が悪くなったりしたら 言ってくださいね」

 

初回は 治療部位の決定のために 少し時間がかかる。

 

しばらくすると やっぱり お尻から太ももの付け根あたりに 

圧迫による痛みが出てきて だんだん辛くなってきた。

 

「痛いので 足をもう少し あげさせてください」

 

やっとの思いで そう言ったのに

 

「位置が変わると 全部やり直さないとやダメなので・・・」

 

ええええっ!  痛かったら言って って 言ってたのに あかんのかいっ!!!

 

「うううう、 我慢します・・」

そう いうしかないやん。やりなおさなあかん、ってのも わかるし・・・。

 

で そのまま 放射線照射。

 

数分だったけど 両手を挙げて 圧迫されて 痛みに耐えてるうちに涙が出てきた。

「痛いって言ったのに・・・痛いって言ったのに・・・痛いよぉ〜」

 

と 心の中で叫んでいるうちに 拷問みたい と 思えてくると さらに 涙が・・・。

 

「はい、終わりました」

と 台が下がって 涙ぐんでいる私を見て 技師の人は びっくりしたやろな。

 

慌てて 足に入れるマットの高さを これくらいならどうですか? と 調整してくれる。

(調整できるんなら はよしてくれっ)て

「次からは もっと 早く終わりますから」

 

痛み止め飲んでから 来たらよかったな・・・。

 

帰りは 放射線科の看護師さんが 病棟からお迎えの看護師さんを頼んでくれました。

 

放射線が終わったら リハビリに呼ばれてるので 急いで痛み止めを飲む。

 

昨日より さらに 私の足に合いそうな装具を見つけてくれて 

それを装着しての歩行訓練。

 

慣れてきた、というのもあるだろうけど 確かに 昨日よりは歩きやすい。

これが 私の足に合わせたものなら もっと 歩きやすいだろうし 

うんうん これのオーダーを頼みましょう。

 

「これでいきます。採寸をお願いしてください」と 担当の理学療法士にお願いする。

「そうしますか? じゃ リハビリの先生に 聞いてみますね」 

 

なんか はっきりしない回答で モヤっとしたけど 理学療法士の立場としては 

そういう決定権ないから 「聞いてみます」としか 言えないのかな?

 

私の 急いでいる感は 伝わったと思うので 

どうぞ 明日にでも採寸してもらえますように!

 

リハビリが終わって 部屋に戻ると しばらくすると 

リハビリの先生が部屋にやってきた 

「整形の外来で 採寸してもらえるので 5時までには呼ばれると思うから 待っててね」

 

はやっ!! よかったー。

 

5時前に呼ばれて 整形の外来に行く。

病院に在中している洛北義肢の社員の方から 説明を受けて 装具の色を黒に決め、

足の型取りに取りかる。

 

汚れないように まず ラップで足を巻き その上から 

水で戻した石膏のついた包帯でぐるぐると巻いていく。

しっかり石膏を馴染ませるように両手で撫でつけていく。

 

2分ほどで しっかり固まったらしく 骨のある場所に印をつけて 出来上がり。

 

ハサミでチョキチョキ 開いていく。

お疲れ様。

 

火曜日に 借り仕上げの装具を試し履きして 問題なければ 木曜日に完成らしい。

 

なんだかんだで 忙しい一日でした。