ギターのストラップは演奏の要だ

重い肩や腰にくる文鎮ギターは別として、幅や滑りやすさや長さなどが、立って弾くときなじめないとストレスが大きくて、体に合わなければ弾いていられるものじゃない

 

弾く練習が長く、難曲にチャレンジするほど、不精して座って弾いてしまうので、

立って楽器見ないで演奏することができないギター仲間を多く知っている。

 

ラスタ柄のグレコ製ストラップはよれよれになり、新品ストックが残り1本になってしまったので、

F社の王道ド定番の黄ロゴのやつを追加してみた。

F社の回し者ではありません

皮の細いやつも、若いころは嫌いじゃなかったが、ライブ本番中に劣化していきなりプッツリ切れて演奏中断になった痛い思い出が数度あり、

ドラムメンバーの機転でガムテープ補修をしてもらい、事なきを得たが(座って演奏してもよかったか?)、依頼幅広ナイロンのものが手放せなくなっている。皮や布だと汗を吸い込んでしまうのも、いやだし、楽器の塗装にくっついてしまうことも1~2度あった。

 

ただ、上背(座高)あるオレは簡単なパワーコード中心の曲ばかり選んで、膝上の低い位置で構えて演奏するので、ストラップの長さが大事なキモとなっており、130センチ足らずのストラップは長さ調節の折り返し部分を分解して、

最大長さプラスアルファに改造して使用しなければならない。

 

三鷹楽器のSTタイプにノーマルピンで装着

年に40~50回スタジオ入りして、しょっちゅう会社ライブやってはのは、

10年以上前の懐かしい、いや、つらい思い出で、ついこの数日前成人した

にーにが赤ちゃんの頃、なかなか寝なくてストラップつけて立ったまま抱っこ紐でおんぶしながら、

エアロのGソロを反復暗譜していたのを思い出した。

たしか、タリバンテロのテレビ映像の時も、繰り返しの画像を見ながら、

スタジオ練習終えた後、長めのストラップに慣れるためTVの前で

ずっと立ってギター練習したのを思い出した。

その時は、会社のバンドを2つギターでかけもちしていて、

ドラムと鍵盤が女子の会社バンド、もう一つはエネルギッシュなオヤジくさい、

「デフレスパイラル」という名の短命なバンドで、しょっちゅう

打ち上げ、反省会、ミーティングにかこつけて飲み食いしていた、...

 

(大夫横道した...)

むかし、シカゴや、ロス、バンクーバーへ行って楽器屋巡礼したときは、長さのあるストラップがふんだんにあるから買っておけばよかった。

しかも、アーニーボールやギターメーカー製の日本と同じブランドが売られていたので、奇抜なアメリカン向けの珍品も少なくスルーしてしまったが、よく探せばレーヴォーンの音符付き幅広ストラップみたいな個性的なものも見つかったかもしれないが、ああいうのはプロご用達のオーダー品なのかもしれない。

シートベルトや、着物の帯の廃品をリサイクルしてストラップを自作したら、愛着がわいて楽しいかもしれない!