今日はギタリストについて。
今日現在さまざまな音楽ジャンルがあるが、ポップスでもなんでもルーツへさかのぼっていくとロックにぶつかり、ブルース水脈へと必ず行き着くと思う。
今ではギターマガジン特集で何度もいろいろなR&Bギタリストが取り上げられているし、簡単にCDで手に入るのでだれでも通になれる。R&Bのマディー&ウォーターズから、ただ弾き語りのロバートジョンソンまで、クラプトンや、キースの音楽のルーツとなっていることは皆知っている。
好きな音楽っていうと、つい通ぶりたくなって、手に入りにくいレコードのバンドが好きだとかいったり、ブルーチア、キャプテンビヨンド、ブルーカルトオイスターが好きだなんて、アメリカンハードロックのレコ評に書いてあった事をまねしてカッコつけて、実は聞いたことなかったりする。
でも、それでもいいんじゃないかと思うようになってきた。リアルタイムでブルース聞いてましたなんて人は、もうお迎えが近いはず。
消費サイクルの早い今の音楽はパクリが多くて正直魅力ないし、ついていけないんだけどね。
聞きたくなったぐっとくるやつをいくつかあげよう。
「ジョンリーフッカー」 ブルースブラザーズ以降もずっとやってる。アルバム出してる。
「ハウンドドッグテイラー」テスコか、グヤトーンかなんかの日本製ギターがうなる。
サウンドも斬新に聞こえる。
「アルバート コロンズ」 確かも亡くなった
3台アルバートとかよく知らないけど、この人のギターはものスゴイ激しい。
よくアイスピックとか表現されるけど、もっとハードな表現はないものか。
あと、写真ないけど、盲目のギタリストジェフヒーリーがいた。他の人みたいにそんなにジイさんじゃない。
座って引いてネックの上からシェイクして、フィレットボードに手を上からかぶせてベンドする。
曲が盛り上がってくると中腰で立ち上がって、ぴょんぴょん跳ねる。
曲アメリカ人がすきそうな、プレジャーアイランドでかかってそうな新らし目のR&Bという感じか。
次はミックテイラー イギリス人だ。黒くない。若い
この人のソロアルバムは聞いたことない。
キースレスポールだけじゃなくSGにもビグスビーつけてるんだ。ブリッジ曲がんないのかな。
いまさら言うことないけど、ストーンズ黄金時代のこの人の参加しているアルバムもライブも最高。
ゲット!ヤーヤーヤーズ、アウトのジャンピンジャックはいいよね。
アルバム「スティッキーフィンガーズ」、「メインストリートのならず者」はいわずもがな。
ブライアンジョーンズ時代も渋いけど、ミックテイラーのリードギターが日本人のオレの心にビンビンくるのはなぜだ。ロニーは嫌いじゃないけど、アルバム「刺青の男」以降の、お約束パターンと、80年代のちょっとディスコぽい時代がダサク思える。
でも、これらの曲をでかい音ノスピーカーで聴く機会がなかなか無いのが本当に残念。
見たいバンドはなかなかライブにいけないし、会社の上席の人たちとKISSあたりの高いチケット払って見たいと思わないし。
毎年夏に行ってる横田基地日米親善祭のバンドを見るのがたのしみかな。
ファジーコントロールってかっこよかった。その前の年の女の子バンドもかっこよかった。バンヘイサンも。