今日は、訪問入浴介助がお休みなので、ヘルパーさんに清拭をしていただいて、シャンプーに手浴足浴をして頂きながら、お喋りに花を咲かせていました。お話の中心は、お正月の準備のこと。此方の地方では、独特の煮物にブリの照り焼きや煮付けが定番なのだとか。予想外でした。


実家でのお正月といえば、私が家の掃除をしている間に、母と祖母でお節の準備。もっと隅々まで手を掛ければと、後悔が残ります。もっとも、その家も残ってはいませんが。隣家からの貰い火です。隣家からの反対にあって、耐火ボードを貼れませんでした。そして、そこから火が入ったそうです。何だか悔しい思い出です。

私の実家では、元旦は包丁を使ったり、生臭ものを食べてはいけないという仕来たりが有りまして、お雑煮も昆布と椎茸で出汁を取ったすまし汁に焼いた餅を入れて、芹を散らしただけのシンプルなお雑煮でしたが、我が家だけの風習のような気がします。

学校で話すと、私の家のお雑煮は超レア。多くの家のお雑煮は味噌仕立てで、丸餅に大根に人参に鶏肉という話をよく聞きました。私の家は、どの様な流れで伝わってきたのか?気になります。

それに、私の実家のお雑煮は、タヌにはひどく不評。タヌは丸餅に具沢山が良いそうで、それもおでんだねの様な、出汁が多く出るものが好みだとか。私とは正面衝突です。実家のお雑煮を食べたいと思うこの頃です。

他にも、黒豆にきんとんなど、手の掛かる料理の話で盛りあがりました。結論は、買ってきた物のほうが美味しいし、見た目も綺麗という結論に落ち着きました。子供の頃は食べることが出来なかった黒豆ときんとん。実家では、黒豆の中に栗が入っていて、栗だけ食べていました。きんとんも芋から作っていましたが、こちらも食べず嫌い。結婚して、いざ作ろうとした時には…作れない。悔しかった思い出です。田作は、食べるのも作るのも苦手。そんな、思い出のお正月の準備でした。


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