トイレ事情、色々ですよね。
私の県では、「誰でも利用できます」という表示が出ていることが多いです。
だけど、この誰でも利用出来るとの表示、止めて欲しいと思っています。
私に限らず、一般の方が多目的トイレを利用することで、困ったことがある方が多いと思います。私もその1人です。
特にコンサートなどで困りました。トイレに行きたいタイミングは、重なることが多いですよね。多分ですが。
そういう時に、多目的トイレの前にも長い列が出来ます。誰も順番を譲って下さる方はいません。自己導尿をしていた時には、とても焦ったことを覚えています。今でも、レッグパック(足に固定する小さなウロガード)を接続しての外出時には、焦ることが多いです。
それから、これは意見が分かれることなのですが、男女別々のトイレ内に多目的トイレがあるべきだと云う意見も、よく目にします。自分の力だけでトイレを済ますことが可能な方から見れば、当然の意見だと思います。
だけど、私の場合は全介助です。介助者は異性であるタヌです。そうなると、男女別だと困ります。どのような形がベストかと尋かれると、男女それぞれのスペースに、多目的トイレほど広くは無いけど、車いすで十分に利用出来る個室を作って、手すりも付けた上に、別に男女のどちらが利用しても不自然では無い場所に、広い手すりと大人用のオムツが交換が出来る折り畳み式のベッド付きのトイレを作って欲しいと考えます。
それでも、問題は残ります。私が自分で移動が可能だった時は、トイレの左側に横付けして、横スライドで移動していました。小さなスライデングボードを、持ち歩いていました。ですが、私の住む地域には、私が一番移りやすい方法が利用出来るトイレが少ないです。二番目の方法は、1人では出来たことがありませんが、90°の角度でトイレに車椅子を付けて、パンツを持って貰って移動する方法です。介助なしでも、この様な方法を取っている方も多いでしょうね。
上の文章では書ききることが出来ませんでしたが、多目的トイレを必要とする障がいのある方には、使いやすい方法が100人いれば100通りあり、車椅子ユーザーともなれば、更に顕著になります。ですから、男女のスペースに広いスペースといっても、誰にも使いやすいトイレというのは、難しい問題なのです。それに、違う目的で利用する人も散見します。これだけは、いただけません。
それから、私が思うのは、ベビーと障がい者とのスペースを別にして、ベビーのオムツ替えスペースを、男女のトイレ内にそれぞれ作って貰えないかとも、考えています。(最近は増えつつあることは理解していますが、私が住んでいる地方では、まだまだ大きな問題です。)
ベビーのオムツ替えだけで出てきて下されば良いのですが、何組かの親子が同時に入って、長時間お喋りをしていたり、タバコを吸っていたり、中にはノックしても返事が無いとか、30分以上話し込んでいる方もいらっしゃるのです。障がいのある方が、30分以上必要とされる時は、仕方がないと考えています。私がトイレで必要とする時間も、以前はかなりの時間でしたから。
あの頃、両手が既に不自由でしたから、自己導尿にかかる時間も、長かったです。それに、万が一に備えて紙パンツも併用していましたから、汚れた場合に後始末にかかる時間が、30分を超えることもザラでした。
それに、オストメイト(人工肛門や尿路変更をされた方)が利用しにくいとの声も聞きます。オストメイトには、オストメイト用の設備があるべきだと思いますが、一般には知られていないように感じます。私が通う病院内にもオストメイト用の設備が有りますが、推察するに、単なる手洗いのように使われているように見えます。鏡が付いている、車椅子にも優しい洗面所が有るのに、それは使われていないようです。
更なる問題として、最近はトランスジェンダーの問題も耳にします。生まれ持った性と自覚している性別が違うために、外出先でのトイレには、とても困っているそうです。そのような方も、男女別ではない多目的トイレが利用しやすいとのことです。
オストメイトやトランスジェンダーの方が多目的トイレを利用すると、一般の方から非難の声が掛かるそうです。タヌの意見は障がい者しか使えない有料トイレがベストではないかとのことです。
答えが出ない問題ですが、誰もが使いやすく、一般の方からも理解あるトイレが出来ればと思います。
今日も、支離滅裂な文章をお読みくださり、ありがとうございます。
そして、ここまで、私の拙い文章をお読みくださり、感謝しておりますm(_ _ )m。
初めての皆さま、初めまして(*^.^*)。
いつもお読みくださっていらっしゃる方々、ありがとうございます(≡^∇^≡)。
そして、これからもよろしくお願いします(^_-)☆。