また、札幌市で悲しい事件が起きましたね。今回の件に於いても、タラレバでも、間に合っていれば良かったのでしょうが、現在の児童相談所の限界を感じました。児童相談所の機能や人員の限界も感じています。


ご両親が訪問を拒否したら、そこから先へは進めないのが現実で、詩梨(ことり)ちゃんも、もっと早くから一時保護なり、親との関係に距離を置くような政策が選択することが出来ればと、考えることだけは簡単です。だけど、私に出来るのは、被害に遭われたお子様を悼むことだけです。

千葉県野田市での栗原心愛(みあ)ちゃんが、変わり果てた姿で見つかり、対応が問題視された時から、それほど時間が経っている訳では無いので、職員も注意されていたと思います。

また、警察や病院での対応も、詳しい内容が分からないので、推測するしか無いのですが、詩梨ちゃんが異常に泣き叫ぶ声を聞いて、助けてあげたい人が通報して、児童相談所の介入もあったのに、その当時は虐待では無いと判断されています。

しかし、その後再びの通報で、警察も動いているのに、お母さんが面接を拒否されて、最悪の結果となりました。この面接の拒否が気になるし、最悪の結果を招く分岐点のように感じるのです。


毎回、事件の度に思うのですが、児童相談所の方の面接を拒否される方が多いですね。それに、児童相談所に対して、家族の問題を隠される方が多いように感じます。

理由はそれぞれでしょうけど、面接となったら気持ちが引けるとか、面倒くさいとか、迎える為の準備とか、多くの場合、複数の理由があるのではないかと考えています。


だけど、その時点での、行政の対応がとか、どこまで家庭に介入できるかとか、難しい問題だと思います。だけど、命を守る政策が充実するかということもお願いしたいと思いますし、家庭に於ける虐待なり子供の被害が隠されることも、無くなって欲しいことが、私の考えです。

多くの人は、自らが当事者となった場合に、何処までが躾で、何処からが虐待だと呼ばれるのかなど、考えられないのではないと考えます。私は、子供を産むことが出来ませんでしたから、もし?子供を育てる段階で、ネグレストをしなかったかと尋かれると、しませんでしたとは断言出来ないのです。


最近、気になることは、父親もしくは母親の交際者による子供への暴力というか、普通の考えでは実行を考えない行動が見られることです。

父親による暴力は、昔からあったように思います。私の実家の近くでも、泣き止まないからあやしていたという理由で、足を持って振り回していることが発見されました。父親は逮捕され、お子様の詳しい状態は知りませんが、何らかの障がいが残ったようで、自宅を離れて、全寮制の学校へと入学されたそうです。


また、別のケースですが、私が以前住んでいたアパートの隣室の奥さまの暴言に対して、通報するかどうか、頭を悩ませていました。その奥さまから子供を褒める言葉を聞いたことはありません。

そして、朝の5時を過ぎるとご主人は子供さんを連れてランニング。そこでまず気になったことが…ご主人は必ず自分のペースで走り、子供を見守っていないように、私には見えました。帰宅後直ぐに、お子様たちはピアノの練習。交代での練習ですから、食事を摂ってはいると思いますが、ヒステリックな声と、生ピアノの音が、心に痛かったです。

夕方も、ピアノの練習で、それから柔道の練習。お子様には元気は無く、いつもグッタリ。家の前で、泣いていたことも有ります。それも「学校から帰ったら、お母さんが怖い。叩かれる。」だそうです。幼稚園児や小学1・2年の子供が、家に入るのが怖いと言うのです。親の見栄の為のレッスンや運動なのかは不明ですが、ほどほどが大事と感じた、ああ私がハラハラしたケースです。


この、私が感じたケースでも、現在は通報の対象になっていると聞いています。当時、私が通報したら、この家族やお子様がどうなっていたか、気にかかることでもあります。この一家は、私が転居する前に自宅を新築されて転居されましたから、その後、どうなったかは知りません。だけど、親の見栄だけとか、感情のはけ口としてだけで、子供を育ててはならないと思います。


現代は、女性ひとりが生涯に出産する数字といわれる、合計特殊出生率が下がり続けています。児童手当などの支給の条件も、私が子供の頃に比べると、かなり良くなっていますし、金額も上がっていると、私の母の言葉です。


私の実家での話ですが、弟の子供はひとりだけです。理由は、子供がいると遊べないし、生活費も足りないし、遊ぶお金も足りないからだそうです。弟の家族に支給されている児童手当の金額は知りませんが、こちらの村では月額1万円です。

弟の家族は、その金額を全て旅行と遊びに注ぎ込んでいます。東京の有名リゾートには、年に2〜3回は、義妹一家と共に出掛けています。私の母が連れて行って貰ったことが無いのに、義妹の母からのお土産をもらう度に、悔しさでいっぱいになるそうです。

だからでしょうか、母は、義妹が家を建てる為に資金計画を立てていることを知っているので、「家を本当に欲しいのであれば、遊びに行くよりは貯金でしょ!」と、声を荒げます。


弟の家族の場合、弟の性格上仕事が続かないので、住宅購入の頭金が貯まらないのです。当然ながら子供よりも家が大事だから、子供を作らないというのが義妹の意見です。

母に対して義妹は、「〇〇(弟)が仕事をしないから、頭金が貯まらない。子供は二の次。」と言います。私の前にも同じです。私としては、もうひとりかふたり、私の家で引き取っても良いのにと伝えましたが、「子供を産むって大変なんだから、それを知らない人には渡せない。」母とふたりで泣きました。

子供って、どの様な存在なのか、私には答えがありません。ですが、「子はかすがい」という言葉も有りますから、もっと大切にされても良いように思うのです。


子供の命と愛情と教育が大切にされる社会。子供の声が響きわたる社会。私が夢見ているだけです。シングルでも親としての責任が果たせるのであれば、もっと子供が増えて欲しいなぁと、考えます。

私の無責任な意見です。

だけど、子供が産めるのであれば、産みたかったです。

流産ばかり責められたことが、悔しくて。そんなことの無い社会への道を進んで欲しいと、願うばかりです。



今日も、支離滅裂な文章をお読みくださり、ありがとうございます。

そして、ここまで、私の拙い文章をお読みくださり、感謝しておりますm(_ _ )m。

初めての皆さま、初めまして(*^.^*)。
いつもお読みくださっていらっしゃる方々、ありがとうございます(≡^∇^≡)。

そして、これからもよろしくお願いします(^_-)☆。