小さな頃から、お騒がせしてばかりいた、
私の一番の親孝行の日と、
今でも思い出し、笑ってしまいます。
娘が高校生の頃、
一緒に日本舞踊の体験教室に
通ったことがありました。
そこでお稽古の仕上げで
おさらい会がありました。
いつもの小さな区民館かと思っていたら、
数百人以上入る、ホールでした。
舞妓さんの踊りでしたので、
40過ぎでしたが、
振袖をきて、
頭は美容院で夜会まきに
セットしてもらいました。
ホールでの踊りは文字どおり、
私は若い踊り手さんたち5人の
引き立て役です。
中古ですが牡丹の刺繍の振袖姿の私を見て
母は笑いをこらえるような満面の笑みでした。
我がダンナに駅まての送迎と、和食懐石のランチを奢ってもらい、母には楽しい1日だったことでしょう。
きっと父にも、お空の上でお土産話を笑いながらしていることでしょう。
小さな頃から、お騒がせしてばかりいた、
私の一番の親孝行の日と、
今でも思い出し、笑ってしまいます。