最後の難問をどうするか | けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

茨城県を犬殺処分ワーストから脱却させるために立ち上げた基金です

鉾田市の捨て犬については
僕の方で茨城県動物指導センターに報告。

また家主さんには、鉾田警察署に報告…というか、被害届になるのかな?それをしてもらいました。動物をその辺に捨てるのは、悪質な「事件」ですからね。

あの捕獲装置は、あの形で使ったことは実際にはなく、頭の中で作り上げたものを再現したに過ぎないので、本当の実力は未知数なのですが

なんと!
家主さんによると、毎日あの中に入り、安心しきってご飯を食べているそうです(^^)

そうとなると、いよいよ捕獲

…の前に
最終段階の難問を解決しないといけません。

この装置は、最終的には人間が一人中に入り、首輪をつけなければなりません。

一人中に入ったあとは、入り口をしっかりと閉めてしまうので、ワンコの性格や興奮の加減によっては、非常に危険な、狭い空間の「金網デスマッチ」状態になります。

そこで、法律的に問題ない形で、薬を使うことはできないかどうか、普段からお世話になっている獣医さんにも相談しましたが

やっぱり、このケースで経口薬を使うのは、選択肢として全くあり得ないわけではないけど、ベストではないということでした。

第一に量の問題があります。少な過ぎて効かなかったら、そもそも心配していたリスクの解決にならないし、多過ぎたら生きて戻ってこないこともあり得ます。

また、薬を飲んだまま、万が一逃してしまったら、目の届かないところで昏睡してしまうこともあり、そうなると想像できる範囲を超えた危険もはらんでいます。

この最終段階の難問に対するヒントを頂こうと、KDPの菊池さんにも相談に乗っていただきました。

貴重なお時間を割いてくださり、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。突然のお願いにもかかわらず、本当にありがとうございました。

最終的な首輪をかける段階になると、人間力と言いますか、犬力と言いますか、ゆっくりと落ち着かせて心を通じ合わせるような「心」と「能力」がやっぱり必要で

誰にでもできるようなことではなく、また「こうすれば良い」などというマニュアルがあるわけでもない。もう、同じ形など二つとはあり得ない状況下で、臨機応変な判断が欠かせない…

あ、↑これは、お話を伺って僕が感じた「感想」であって、菊池さんがおっしゃった「言葉」ではありませんよ。一応そこはきちんとしておかないといけませんので、念のため。

で、僕も、ワンコと心を通じ合わせようとする努力はできるものの

現に、十数年一緒に暮らしているトトにだって、油断したらいまだに噛まれるような人間ですからね(^^;;



(↓汚名返上の一枚(^^))



それと

もしかしたら、今回の捕獲がうまくいったら、どこかよその現場でも、これを参考にしてくださるようなケースがあるかもしれません。

その時に、最後の段階で「金網デスマッチ」になってしまい、大きな怪我でもされたら大変です。

今回は、なるべく「非接触」でかつ「無薬品」な方法で目的を達成したいと思い、嫁はんと二人で色々と意見を出し合い、考え直してみました。

そして、こんなことを思いつきました。


「ののじ」の一番奥にトムクレイトの大きいのを設置します。


なんと、幅はピッタリ\(^o^)/


そしてトムクレイトの扉には紐をつけて


はるか彼方で引っ張ると閉まる仕組み




またこれも空想ですが


トムクレイトの中で食べている間に、急いで「バタン!」…というのを狙う必要はなく


それに多分、そんな感じにはならないだろうと思っています。


ワンコが捕獲装置の中でごはんを食べている。

一人が捕獲装置の中に入り、もう一人が入り口をしっかり閉める。

中に入った人は、なるべく興奮させないように、近づく。

おそらくワンコは後ずさりして、トムクレイトに入る。

もう一人が遥か遠くからゆっくり紐を引っ張り(むしろ驚かせないくらいゆっくりの方がいいような気がする)トムクレイトの扉を閉める。

捕獲装置の中に入った人が、トムクレイトの扉の「かんぬき」を通す


やったぁ!v(^_^v)♪


…というのを夢想しています(^^)


捕獲を決行するのは17:00からですので

17:00頃に日陰ができるように、サンシェードをつけました。



ボーイスカウトをやっててホントに良かった(^^)








いるいる(^^)



汗だくの身体をガリガリくんでクールダウン


この捕獲装置はなんせ実戦経験がないので

全部空想で立てた作戦ですが


なんかうまくいきそうな気がする(^^)


よおし!頑張るぞ!