みーさんを帝王切開で出産した時のことを記録しておこうかと。
妊娠25週頃からずっと逆子が治らず、帝王切開での出産になりました。
2014年4月11日、手術当日の朝8時に入院。
旦那くんと、母に付き添ってもらいました。
LDRに案内されました。
それから点滴、剃毛、浣腸など諸々の処置を済ませて、
12時15分頃に手術室へ移動。
手術室に移動する少し前に父が来てくれました。
手術着なんてものはなく、すっぽんぽんで手術台へ。
それから血圧計やら心電図やらいろいろつけられて、先生が入って来ていよいよ麻酔。
お腹大きいのに必死で体を丸めて腰にブスッと。
何回かに分けて少しずつ。
だんだん足の感覚が無くなってきて、
そのうち胸の辺りまで感覚がなくなって。
でも足とか少しだけでもいいから動かしたいのに
動かせない感覚がすごく気持ち悪くて、
「うー、気持ち悪いよー」って軽く頭振ったらすんごい吐き気が。
看護師さんが、
「あー!頭振ったら吐き気来ちゃうから振らないでねー!」って。
・・・先に言っておくれ(´_`。)
その体が言う事聞かない気持ち悪さと、
頭振っちゃったせいで来た吐き気と闘ってるうちに、
ようやくお手伝いに来てくれた先生が登場。
心の中で「先生おせーよ!!(-"-;A」と叫びつつ、
必死に気持ち悪さにひたすら耐える。
胸辺りまで麻酔が効いてるので、若干の息苦しさもあって。
やっと手術が始まって、
先生たちが「こっちに(みーさんの)背中がありますー」
とか言ってるのを聞きながら、ただひたすら気持ち悪さに耐える。
痛くはないけど、お腹の中をぐいぐいぐりぐりやられてる感覚はしっかりと。
そのうちに、先生や看護師さんたちの
「赤ちゃんもうすぐ出ますよー!頑張ってー!」の声。
それから少しして、12時56分、みーさんがお腹から出てきました。
先生や看護師さんは、みーさんがお腹から出た瞬間
「おめでとうございまーす!」って言ってくれたけど、
私は「まだ産声あげてないじゃん!まだ私が見れてないじゃん!」
と、麻酔のしんどさもあって若干イライラ(笑)
みーさんは体をきれいにしてもらい始めて、
ようやく「ふぎゃっ!」と声をあげてくれました。
イメージしてた「おぎゃー!」っていう産声とはだいぶ違ってたけど。
でもその「ふぎゃ!」の一声で、
やっと私も「あぁ、無事に産まれてくれた・・・」と思えて。
まだ縫合中の私のところに、
看護師さんがキレイにしてもらったみーさんを連れてきてくれました。
看護師さんが、
「カメラ持ってきてたら産まれたてを撮ってあげるよ。」
って言ってくれてたのでお願いしました。
みーさんと、はじめましてのごあいさつ。
すっぴんだし、号泣中なので私の顔はモザイクで失礼します。
(シミとか凄いしねw)
みーさんと、はじめての握手。
おかあさんだよ、よろしくねって。
みーさんをキレイにしたり、体重を測ったりするところが
ガラス張りになっていて、そこで旦那くんや両親は
みーさんを見ることができたようです。
このあと私は、ワンピースタイプの病衣を着せられ、さらにフットポンプ?っていうのかな、
足のむくみを予防するやつを付けられて回復室へ。
手術が終わっても3~4時間は麻酔が切れないらしく。
麻酔が切れるまでのこの時間も体を動かせない不快感がものすごくて、
うーうー言いながらついつい頭を動かしてしまって。
そのたびに襲ってくる吐き気と格闘してました。
一回だけ吐いちゃった記憶がある・・・。
看護師さんが、旦那さまとご両親と会いますか?って聞いてくれたけど、
麻酔しんどいし傷は痛いし号泣した後でボロボロだったから、
両親にはなんとなくそんなところ見せたくなくて。
特に母の顔を見たら弱音すごく言っちゃいそうだったし、
無駄に心配かけたくなかったし。
なので旦那くんとだけ、少し面会。
みーさんが無事に産まれてきてくれたことに2人でホッとして。
涙しながら、麻酔のしんどさを散々旦那くんに愚痴りまくり(笑)
手術後の面会は、家族でも1時間だけと決まっているので、
ボロボロの私を心配しながら旦那くんも両親と一緒に帰宅。
旦那くんが帰ってからもしばらく麻酔と格闘してましたが、
気が付いたら少し眠っていて。
目が覚めた時には麻酔も切れ始めたようで
ほんの少し、指先程度だけど足が動かせるようになっていて、
これだけでもすごくラクになりました。
この頃、看護師さんにお願いしてスマホを出してもらい、そのお陰でだいぶ気が紛れました。
そのあとも寝たり起きたりを何度か繰り返してるうちに、
膝も少しずつ動かせるようになってきて、
夜中に看護師さんがフットポンプを外した方がラクそうだったら外すよーって。
外してもらって、足を動かしてみたら
お腹に痛みもくるけどそこそこ動かせて、
回復超早そうだねー!って看護師さんも驚いてたw
まだ水も飲めないので、喉が渇いて痛いくらいに。
翌日のお昼頃になって、ようやく尿のカテーテルが取れて、
お水が飲めるようになりました。
それと同時に、歩け歩け攻撃。
動いた方が回復が早いんだとか。
手術の翌日は土曜日だったので、面会時間になって旦那くんが来て。
その少し前に、看護師さんがみーさんを連れてきてくれて、
抱かせてくれました。
カメラもバッグから出してくれたので、いっぱい撮りました。
産まれた翌日のみーさん。
産まれた時と全然顔がちがうー!って思ったけど、
3ヵ月たった今はもっと違うー。
このあと、回復室から病室へ歩いて移動。
点滴をぶら下げてるやつに寄りかかりながらも、
痛い痛い言いながらも、結構歩けて看護師さんびっくりw
病室に移って少しして、私の両親と姉が来てくれて、
とってもあたたかい時間を過ごしました。
この日お義母さんはお仕事だったので、この翌日の日曜日に
みーさんに会いに来てくれました。
お義母さんも、流産の事や治療のことを知っているので、
よかったねー、ほんとによかったねー、おめでとうー!ってたくさん言ってくれました。
手術当日から6日間の入院でしたが、手術翌日から早速授乳の練習開始。
母乳は助産師さんたちが勿体ないって言うくらい出てるのに、
みーさんが全然吸ってくれなくて。
吸う練習させるのと、搾乳して飲ませるのと…とか、
子宮収縮剤を飲み始めたらお腹の痛みも半端なくて…とか色々で。
でもご飯がすごく豪華で美味しくて、
15時には近くのケーキ屋さんのスイーツが出たりでウフフな感じで(笑)
退院する2日前から沐浴指導や、ミルク会社の人からの調乳指導もありました。
病院からはお祝いに、ボトルにみーさんの名前が入ったワインを頂きました。
産まれたあと、少しの体重減少があるけど、みーさんはなかなか母乳もミルクも飲んでくれなかったので
2756gで埋まれたのが、2550gくらいまで減ってそこからなかなか増えてこなくて。
今では母乳だけですっかりムチムチになりましたが。
あの頃はホントに心配と不安ばっかりでした。
最初の3日間はシャワーも浴びられなくて
頭痒かったー!
退院の日の朝、診察があって抜糸(ホチキス視たいなやつだったらしいけど)。
旦那くんと、両親と姉が迎えに来てくれました。
姉はカメラマンとして来てくれたらしい。
最初は新生児用のオムツでも大きくて、さらに小さいサイズのオムツだったのになー。
あと数日で4ヶ月になる今ではもうMサイズです。
大きくなったなー。
あ、先日モカ兄ちゃんも実家から我が家に戻ってきました。
モカのお世話とみーさんのお世話はなかなか大変ですが、
モカのもふもふに癒されてます☆
不器用な私は未だに要領悪くて毎日バタバタしてて
なかなかブログも更新出来ませぬー。
また余裕が出来たらちょっとずつ更新します(^ω^)
合間に少しずつ書いたので、うまくまとまってなくてごめんなさいー。
それでは、またー。


