今日はこの秋放送のロケでした！
わたしがお世話になっている岸和田の
岸城中学校には
夜間学級があります。
その夜間学級の生徒さんが
いつもとは逆に
先生へ戦争体験などを語るという授業。
おひとりは
戦後を15歳の時満州で迎えられ
１年経ってから日本へ帰られた方。
もう、おひとりは
戦後を3歳のとき日本で迎えられ
貧困と激動の時代
中学校へ通えなかった方。
どちらの方も
今がいちばん楽しくて幸せだ。
学べることが楽しくて仕方ないと
おっしゃっていました。
最近、満蒙開拓団について
知りたいことがたくさんあったので
もう、お仕事ほっぽりだして
個人的にインタビュー、、、、
彼女は
終戦をむかえ
ソ連軍の捕虜になった際
バリカンで丸坊主にしていたから
男の子だと思ってもらえて
ソ連の兵隊に襲われずすんだそうです。
でも、たくさんの女性が連れていかれて
その後は帰ってこなかったって。
「ソ連軍のこと、今でも憎いですか？」
と質問しようと思ったのですが
そう質問するよりも前に
「でも、そんな最悪なことをするのは
兵隊の下っ端のヤツラだけだ。
だから、連れていかれるのをみると
急いで
ソ連の上の本部に知らせに行ったの！
でも、そのとき
パンパンって足を撃たれそうになったけれど
わたしは
足が早かったから
弾は当たらなかったのよ」
と答えてくれました。
大変な思いをして
親も兄妹も亡くして。
わたしなら
もしかしたら、ソ連の人たちを
ずっと憎むかもしれない。
それでも彼女は
その当時から
同じ人種でも同じ国の中の人でも
悪いひとと良いひとがいたのを
ちゃんと知っていたんだと
そう思いました。
今、問題になってる
反日感情、反中感情も
激動を生きた人たちは
ちゃんとそのことを理解しているんじゃないかな。
どうなんだろう。。
もっと調べたい。もっと知りたい。
最近、
ありがたいことに
戦争体験者、激動の戦後を生きてきた方たち
お話を聞く機会が多いのですが
みなさん
口を揃えて
「お腹がすいてたんだよ。
何にも食べるものがなくてね。」
こう、おっしゃいます。
きっと、
ひもじいとかお腹がすくとか食べ物がないって
人間がいちばん記憶に思い出に残ることで
それだけ食事や食べ物って
大事なんだなあと改めて感じました。
そんなおふたりの授業でした。
85歳と73歳の方。
「今が楽しくてたまらん！」
その笑顔がとても印象的でした。
最近、疑問に思うこと。
戦争体験って
悲惨な出来事で辛いことだし
もう思い出したくない！と口をつぐむ方も
たくさんいらっしゃいます。
「70年間、ずっと考えてるんだけど、わからないんだよ。」
当時の出来事を思い出すたびに
フラッシュバックみたいにいろんな感情が蘇って襲ってこないか
とても不安です。
「こうやって戦争体験を語る上で、
そのときのことが夢にでてきたりしませんか？」
戦争体験を語ってくれるのはありがたい。知りたい。
でも、
辛いことを思い出して悲しい気持ちにさせたくはない。
申し訳ないなあと思っていたのです。
そう聞くと
「わたしは、もうボケとるから～
夢にもでてこないし、
なんだか遠い記憶のようで
自分のことじゃないみたいに思うから大丈夫よ～」
と笑顔でおっしゃってくれました。
ホッとしました。。。
いつかは
学びたい！絶対に勉強したい！
そんな強い思いを、もって
激動の時代を過ごしてきた彼女たち。
普段は学生さんなおふたりの授業。
わたしも、取材ながら
お話を聞かせていただけて
本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
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Coordinate
&LOVE closet フレンチペプラムシャツチュニック
&LOVE LOVEリボンなカーゴスキニーパンツ
&LOVE リバーシブルバッグ
このさりげないフリルと丈感が
たまらなく好き
別バージョン。笑
夜も暑いけど
ちょっとマシかな、、、
油断せずに
水分補給ちゃんとしましょーね