過去の話
アルコール依存症の父と弟
飲むと全く話にならない
アルコール依存症のご家族がいる方なら
よく分かると思います
こちらが何を言っても覚えてない
自身が発した言葉も覚えてない
特に自分に都合の悪いことは記憶から消去される
次の日には、クリアされ
昨日のことは無かったことに
毎日のように訳の分からない自論に付き合わされ
今思えば、よくもまぁそんな父と弟に関わってたなと
その当時の自分を褒めてやりたい
その当時は、アルコール依存症という病名も知らず
ただ飲むとしつこい暴言男達だと思ってた
暴言男達の話を聞いてれば、いつかは良くなると信じていた純粋なあの頃
レベル1の勇者は、銅の剣と旅人の服で
とりあえずアルコール依存症という名の
モンスター退治の旅に出ました
モンスター = デスストーカー
毎日瀕死の状態で旅人の宿に戻り
薬草や毒消し草を使いながら回復し
レベルアップの方法も知らないまま
また旅に出る
そんな毎日を繰り返してましたが
ある日、デスストーカー弟から
痛恨の一撃をくらいます
つづく