マイクロチップのススメ | ととのブログ ~岡山の保護犬猫応援ブログ~

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うちのワンコのこともたま~に書いてます♪

ずっとずっと、しなきゃな~でもな~と延ばし延ばしにしていたんですが、

今年の春に起きた熊本地震を受けてようやくお願いしてきました、マイクロチップ病院

 

 

実は春に挿入をお願いしたところ、もう少し待ったらマイクロチップが一回り

小さいのがでるよ~と聞いて先延ばしにしていたんです。

 

 

 

こちらがマイクロチップを挿入するインジェクターと呼ばれる注入器です。

 

 

 

 

 

この中に

 

 

※画像はお借りしています

 

 

直径2mm程のマイクロチップが入っていて、首の後ろの辺りに挿入します。

 

 

マイクロチップ本体が2mmってことは、針の太さはもっとあるってことで・・ガーン

 

 

動物病院によっては麻酔なしで挿入するところもあるらしいですが、私がお願いした

病院では「多分痛いと思うよ」とのことで局所麻酔をしてからの挿入でした。

 

 

 

 

局所麻酔はホントに注射した周りくらいしか効かないので

 

 

 

 

 

局所麻酔をしたのと同じところに挿入するんだそうです。

 

 

微動だにせずに無事挿入完了ですグッド!キラキラ

 

 

 

読み取り用のリーダーをかざすと

 

 

 

ちゃ~んと読み取れました(^∇^)

 

 

 

後はお家に帰ってマイクロチップへ登録する情報を書類でAIPOへ送ればOKです。

 

 

 

 

お会計を終えて車に乗ったらこの表情( ´艸`)

 

マイクロチップを挿入していて良かったという場面には遭遇しないことを祈るばかりです。

 

 

 

 

病院で頂いた登録用の書類は

 

 

 

 

複写式の3枚つづりになっていて、飼い主としての登録情報は

・氏名

・住所

・電話番号

・緊急連絡先(携帯番号等)

・FAX

・メールアドレス

の6項目です。

 

 

 

情報の登録料は1,000円で、郵便局で払い込みをしたら

 

 

 

 

AIPO用の書類に払込金受領証を貼って印鑑を押したものを郵送して、動物病院用の

書類を動物病院へ持参したら飼い主のお仕事は終了です音譜

 

あ、当然ですが、引っ越しなどで登録情報が変われば登録内容の変更をしてくださいね。

変更に関しては「登録情報変更申請フォーム」から無料ですぐに変更できます。

 

 

 

 

さて、さっきから出てくる「AIPO」ですが、アイポって読みます。

 

AIPOとは、Animal ID Promotion Organization (動物ID普及推進会議)の略称で、

マイクロチップによる犬、猫などの動物個体識別の普及推進を行っている組織で、

事務局になっているのが

 

 

日本獣医師会で、動物病院で挿入してもらうと情報の登録はここでしてもらうようになります。

 

マイクロチップに登録されている15桁の数字は、ISO規格に基づいて決められた

世界に一つだけのコードです。

 

我が子が迷子になっても、リーダーで読み取れさえすれば、動物病院でも保健所でも

愛護センターでも、登録した情報から飼い主の元へ連絡が入るようになっています。

 

 

ただ、数年前までは日本でのマイクロチップの情報管理はここだけだったんですが、

 

 

一般社団法人FAMの運営する団体でも情報管理をするようになったそうです。

 

 

ペットショップでお迎えした子の中にはこの団体に情報が登録されていることがあるらしいです。

 

 

気をつけないといけないのは、ここに登録されている情報はAIPOと連携が取れていないので

迷子になったら自分でFAMへ申し出ないとせっかく登録されている飼い主情報も無駄に

なってしまうので、もしFAMで登録されている子をお迎えしたら、同じ番号で登録できます

ので、AIPOにも登録すると安心ですよひらめき電球

 

 

 

ティナは今月で11歳になり、心臓も患ってますし、マイクロチップが活躍してくれるような

未来はティナが生きている間にはここ岡山に住んでいる限りはほとんどないだろうな~と

正直思ってましたキョロキョロ

 

 

でも、ティナのマイクロチップを挿入したのは10月21日に最大震度6弱を記録した

鳥取中部地震の前日の10月20日でした。

 

 

 

帰りの車中でのティナです。

 

 

この時にはまさか隣県で大きな地震が起こるとは思ってもみなかったので痛い思いを

させただけになったりするのかな・・なんて思ったりもしちゃいましたが、未来には何が

起こるか分からないから未来なんだと思い知りました。

 

 

 

 

マイクロチップの挿入にはメリットデメリットがあり、国として義務化されないのも

その辺りの取りまとめが上手くいかないからかな~なんて思いますが、あるメリットを

得ようとすると大抵はデメリットも同時に起こります。

 

その場合、ある行動を起こしたことによるメリットとデメリットのどちらをより重要視するかで

行動を起こすかどうかを決めますが、ことペットに関することについては行動を起こすのは

飼い主である人ですが、受けるデメリットに「人」が受けるものと「ペット」が受けるものがある

のも問題なのではないかと思っています。

 

 

例えばペットが受けるデメリットとしては挿入時に痛みを伴うとかアレルギーを起こす場合が

ある・・などでしょうか。

 

そして、飼い主にとっては挿入に費用が掛かることや登録に手間がかかる・・でしょうか。

 

あ、ダメ飼い主にとっては安易に捨てちゃうと飼い主が特定されてしまうというメリットはてなマーク

デメリットはてなマークもありますね~ニヤリ

 

 

 

実際にどうするかは今の日本では飼い主次第なんですが、今日、ここまでお付き合い

下さった皆さんにはマイクロチップについて少しでも我が事として、そして具体的に考える

機会を持つきっかけになってくれたらいいなぁと思います照れ