すごくなまってますね。day は「ダイ」だし。ロンドンの下町の 花売り娘イライザ(オードリー・ヘップバーン)のすごいなまりに 興味を示した言語学者ヒギンズ氏(レックス・ハリソン)。彼女を 6ヶ月でレディに仕立て上げ社交界デビューさせる賭けを大佐とする。 ▼ 今日のポイント │ 〓 go ( ) it ← 成り行きに任せて │ 〓 ( ) you're talking. ← そうこなくっちゃ │ 〓 Just you ( ). ← 今に見てろ │ 〓 ( ) into ←覚え込ませるためには ガンガン叩いて... │ ┌─────────────────────────────── │> go with it └──────────────────── 成り行きに任せて ── イライザの飲んだくれパパ(スタンリー・ホロウエイ)。育てて やった娘から酒代もらって何が悪いと一席ぶった。 A: You better have a good story to go with it. B: Leave that to me, my boy. A:「自分勝手な言い草ばかり言ってろ」 B:「おれに任せろ」 ┌─────────── go with it の it は the flow のこと。流れのままに身をまかせ て無理をしないって意味。その場の気分で適当に話を作ってる、 口からでまかせの親父だね^^;) そうそう「私に任せて」って言い たい時はコレ↓ └ Leave it to me. ┌─────────────────────────────── │> Now you're talking. └──────────────────── そうこなくっちゃ ── なまりを直して教育を受ければ花屋で働くこともできると聞いて その気になったイライザ。さっそくレッスンを受けに来たのですが。 A: I know what lessons cost as well as you do, and I'm ready to pay. B: How much? A: Now you're talking. A:「ちゃんと相場通り払うわよ」 B:「いくらだ?」 A:「そうこなくっちゃ」 「それでこそ話せるよ」が Now you're talking. デス。 ┌─────────────────────────────── │> Just you wait. └─────────────────────── 今に見てろ ── 朝から晩まで発音練習ばかりでくたくたのイライザ。スパルタ先生 への怒りを思いっきり込めて歌います。Hの発音ができない のでヘンリー・ヒギンズはこんな風だけどね↓ Just you wait, 'Enry 'Iggins Just you wait You'll be sorry, but your tears will be too late 「今に見てろ エンリー・イギンズ 今に見てろよ 泣いて謝っても遅いわよ」 ┌─────────── 直訳すれば Just you wait.「待ってろよ」だけど言葉通り 待っててもダメすよ。本当に待っててほしいときは Wait for me. とか Wait a second! とか いつまでもぐずぐず待ってないで「さっさとやんなさい」って ときは What are you waiting for? └ ┌─────────────────────────────── │> hammer into └──────────────────────── 叩き込む ── いよいよイライザお披露目の日。大佐はドキドキ落ち着きません。 Are you so sure this girl will retain everything you've hammered into her? 「この娘は教えた通りにやれると思うか?」 ┌─────────── hammer「金槌でたたく」ようにガンガン相手に「叩き込む」こと にも使えます。また retain の基本は「失わないで保つ」こと。 ここでは「記憶に留める」つまり「忘れない」って意味です。 └ Accustomed To her Face 女なんかいらんと言ってたヒギンズ氏、女性の心のわからない 無粋な彼もイライザの顔が心に焼き付いちゃったようす。叩き 込んで覚えた後は「慣れ親しめれば」もうこっちのものかも。 ★My Fair Lady はお好き? http://wwwd.pikara.ne.jp/tango2/M/my.html
★Thanks! (^ェ^)ノ