息子が中3の高校受験の年、娘は小3。
波乱の年でした。


息子の受験をバックアップしてあげないといけなかった年…
息子だけに集中する事は出来ませんでした。


娘は小さい頃の腕の事が影響して、身体の成長が2、3年遅れています。
なので、身長も体重も平均より全然下回っています。
しかも、神経の繋がり方も普通とは違います。
普通は脳から直接腕へ繋がってるのですが、娘は脳からアバラへ繋がっているものを切って腕へ繋げています。
なので、人より1歩反応が遅いのです。
脳が司令を出しても、1度アバラへ行ってから腕へ司令が行くので少しだけ遅くなってしまうのです。

私は毎年、担任の先生が代わる度に学校へ説明しています。
もちろん3年生になった時も説明しました。

ですが、3年生の時の担任の先生にはご納得して頂けませんでした。

娘は11月を越えたあたりで限界を迎えました。
成長をするはずの子供の体重が一気に減り始めたのです。
私が気付いた時には3キロ以上減っていました。
私は娘に聞きました。
何があったのか。

娘は堰を切ったように号泣し、話し始めました。

なんと、担任の先生にいじめられていました。
何をやっても遅いからムカつく。
小さいのも気を使うから面倒。
おとなしいのも腹立つ。

毎日、毎日、罵声を浴びせられていたのです。
教室へ行くのが怖い。
気持ち悪くて食べても吐いてしまう。
でも、ママには心配かけたくないから学校へ行くし、隠れて吐く毎日だった。

私は気がついてあげられなかった自分に腹が立ち、すぐさま学校へ行きました。
先生方と話しました。
結果、学校へは行きたい!友達には会いたい!と言う娘の気持ちを考え、保健室登校となりました。
毎日、保健室へ連れて行き、迎えに行きました。
3年生が終わるまで続きました。


受験生の息子は1人で受験に挑みました。
相談もなかなかできず、1人で頑張りました。

息子は受験、落ちてしまいました。
私は気持ちの持って行きどころのない息子に、ただ寄り添う事しか出来ませんでした。
息子は、泣くだけ泣きました。
暴れるだけ暴れました。
その後、傍にいた私に言いました。
2次を受験する。
もう少しだけ受験に付き合ってほしい。

当たり前です。
今度は一緒に乗り切ろう!
私は息子を全力で支えました。
娘の事は保健の先生へ事情を話して、お願いしました。

息子は2次に合格しました。
良かったね。
良く頑張ったね。
辛かったね。
でも、本当におめでとう!


波乱の年でした。