記念日に合わせて、
七月大歌舞伎を観に行きました。
 
演目はコチラ・・・の夜の部です。
一、神霊矢口渡
平賀源内が”福内鬼外”という筆名で書いた
義太夫狂言の傑作。
極悪非道な父頓兵衛と
愛しい人を命がけで守ろうとする娘お舟の姿が
対照的に描かれる。
 
序盤はコミカルな部分もありましたが、
ラストに向かうにつれ息をのむようなお舟の様が、
勇ましくも悲しくて目を離せませんでした。
 
二、め組の喧嘩
”火事と喧嘩は江戸の華”を体現する
粋でいなせな江戸風俗を味わえる世話狂言の傑作。
め組の鳶と四ツ車大八ら力士たちが
些細な事で喧嘩になり、
一度収められたものの再燃してしまいます。
大詰での鳶と力士の大立廻りが見せ場です。
 
三、鎌倉八幡宮静の法楽舞
劇聖と謳われた九世團十郎が制定した
新歌舞伎十八番の一つ。
夜な夜な物の怪が現れるという鎌倉の荒れ寺に・・・
 
河東節、常磐津、清元、竹本、長唄囃子の五重奏、
とても豪華で贅沢な時間でした!
團十郎さんの早変わり七変化が見られ、
鮮やかで艶やかでした~
かんかん(新之助)やぼたんちゃんも出てました☆
ぼたんちゃんの舞が艶っぽくて素敵だったー
妖怪好きなのでおもしろかった。
 
(演目の解説はあらすじを書くと
また長くなってしまうので
パンフから抜粋しました)
 
廻り舞台もたくさんあって、
3作とも大興奮でした・・・
 
スター スター スター
 
アクティブな動きで大迫力だった
”め組の喧嘩”
後半の大乱闘にハラハラしっぱなし!

とってもカッコ良かったです!

團十郎さんは

ホント、スタイル良いなぁー

立ってるだけでもサマになります!

 

成功祈願の絵馬が飾られていました。

 

 
 
ライトアップバージョンも見られて満足。
縦バージョン撮れなかった~(人混みで)

 
 

 
今回は一階席ではなく、リーズナブルな三階席。
上から全景を見渡せる(花道は少し)感じで良き。
 
お隣のご婦人とお話ししながら、
(その方はご近所さんらしく、

↑↑って実はすごいお家柄?

子どもの頃から何度も観に来て、
先々代から今は孫の代まで観劇されているそうです)
いろいろと教えてもらいながら、
三作目は見せ場に継ぐ見せ場に
二人で静かにキャッキャしてました(笑)
 
前回歌舞伎を観た後に、
衝撃のニュースがあったので、
正直、気持ち的にフクザツでした・・・
 
だけど、観に来て良かった。
楽しかったです。