福の神降臨ブログに掲載されました
今回は、株式会社トーテック代表取締役社長 亀澤宣秀さまに降臨♪
「日本を技術立国に！それが日本の生き残る道」
■苦手を克服し続け、トップに。
--現在の会社を設立するまでに、どのような経緯がおありでしたか？
実は幼い時から女性が苦手で、就職先も女性がほとんどいない電気設備工事関係会社に就職したのです。２０歳の時に独立の話があり、経営には何が必要か悩みました。営業力が必須だと思い、営業が難しい関西で、しかも苦手な女性相手のエステティック業界の会員募集営業の世界に飛び込みました。最初は苦戦でしたが、とにかく会話を「聴く」ことに専念、５年間で３０００名ものお客様を会員にしたことで、かなり自信がつきました。その後美容部門の縮小に伴い転職を決意したのは３０歳の時でした。
--大きな自信を持たれた後は、順風満帆だったのですか？
また技術系の仕事を探しましたがなかなか決まらず…ようやく出会ったのが、技術系の人材派遣会社だったのです。そこで技術の営業を任され、半年で部長として関西から関東に移ることになりました。そこで大手一流製造企業と、人材業界初の契約を結ぶことが出来たのです！その後名古屋に移り、愛知最大大手企業とまたも業界初の人材派遣契約を結ぶに至り、入社１０年目でグループ会社の社長を勝ち取ることができました。しかし再び別会社の社長に移動命令が出され悩んでいたところ、上場企業の同業者から社長のお話を頂きチャレンジすることに決めたのです。
--立ち上げては転勤…そこからどのようにして現在の会社を設立されたのですか？
上場企業本社の社長になる際の面談の場で、上場企業の経営者としての知識がないことを痛感しました。それは「財務・会計・マネジメント」の知識です。技術系出身者に足りないものでもあります。そこで４５歳にして、大学進学を決めたのです。経営の知識も得て、新しい「オンリーワン」の人材ビジネス業界を作るために、株式会社トーテックを設立しました。
■「技術立国・日本」実現に向けて。
--現在のお仕事へのビジョンをお聞かせくださいますか？
「技術系民間ハローワークを作る」が、私のビジョンです。これは、最初は人材をリース（派遣）して双方がマッチングすれば販売（紹介）しますよ、という人材ビジネスです。通常、人材派遣はリース、人材紹介は販売のみですが当社はその２つを兼ね備えています。
--これから広めたい人材対象など、新たにお考えですか？
新たにというより、日本をまず「技術立国」にするために、技術者に特化した人材派遣業界を強めていくこと。技術のことならあらゆる方面に特化した、技術者の育成と派遣が何より大切です。
--そこが御社の一番の強みでもあるのですね。逆に今、課題と感じられているところはありますか？
もし私に莫大な資金があったらもっと若い世代に投資したい、しかし母体の拡大を計ることも大事。そこにジレンマを感じます。でも、例えば１００万円投資できるエンジェル（投資家）を１００人集めれば一億円になり、それを「起業家育成」に回す仕組みを作ることも出来ますね。あとは、優秀なスタッフの育成です。
--その後の中長期的な目標はどのようなものか、お聞かせいただけますか？
私のビジョンである「技術系民間ハローワーク」を業界のリーダーとして、大きくしていきたい。ここ５年位でこの「技術系人材ビジネス業界」全体をまとめ、日本を真の「技術立国」にしなくてはなりません。
■努力・幸運・成功は一本道。
--なるほど…ではその先にある最終的な「夢」はどのようなものでしょうか？
今、人材派遣業界はヨコのつながりがあまりない状態ですが、そこをまとめて規模を大きくし行政にも話ができ、影響を与えられるレベルまで持って行きたいのです。しかし、まずは人材を育成するのが先であると痛感しています。
--社長の「座右の銘」を、ぜひ教えてください！
「成功は努力から。」努力している人に幸運がやってくる。それを掴んだ人が成功するのです。努力した人のところにしか幸運はやって来ませんし、それを掴まないと成功もないのです。
--では最後に、「社長の右腕」となりえる人材はどのような方だと思われますか？
私が経営に専念できるように、サブは会社の会計・財務に特化した「番頭さん」が欲しいですね。経営と、実務の強い二本柱を作るべく、いまは「右腕」育成中です。
そうでしたか！本日は貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました。
～インタビューを終えて～
始めて関東に転勤になった３年間は「お昼ご飯は移動の電車の中。ゆっくり食堂でとったことはないよ」とおっしゃる亀澤社長のバイタリティと、緊張気味の私にも気さくに答えて頂き和ませて下さる温かさは、人材を扱うビジネスの成功に欠かせないものと感じました。御本にサインを頂くときも「緊張するなぁ」とつぶやかれ丁寧に書いて下さったお姿が忘れられません！
（株式会社トーテックＨＰはコチラ→http://www.totec-net.com ）
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