汚染水漏れ:「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言(毎日新聞)

はっきり言おう。ヒドい記事だ。

東京電力が手抜きをしたという内容の記事だがそうだろうか?

このタンクに100年もの耐用年数はいらない。一時的な保管タンクだ。
沿岸で見ることができるタンクは耐用年数を長くして設計する。大抵の構造物は100年ほどだ。そこからメンテナンスをすることによって構造物の劣化を伸ばす。

一般の溶液を保存する簡易型タンクも溶接はせずボルトで繋ぎ樹脂製のパッキンをする。なので、東電のタンクは手抜き設計ではない。記事制作に協力した会長(72)だって知っているはずだ。
一時的なタンクなので30~40年ほどの耐用で設計されているはずだ。原子力委員会だって知っている。

そこを東電の手抜き工事と読ませる記者の見事な文章だ。

もう少し、漏れを防ぐために手をつくした方が良かったかもしれない、そう会長も答えたのだろう。

そうまでして読者が欲しいのか?新聞社は。