入院してから17日間点滴をしていました。
脳血管攣縮を防ぐために血管を広げるもの、脳を保護するもの、栄養補給、抗生物質などなど…
実に14種類もの薬が私の血管に!
血管を広げる薬のせいで頭痛がひどく、とても辛かったです。先生には
2週間ガマンして!
と言われました。
3食後のロキソプロフェン(痛み止めのお薬)と夜中の座薬でなんとかしのいでいましたが、食事の時間に頭痛がひどくなるとほとんど食べることができませんでした。特に最初の頃は、出された食事に全く手をつけることができないことも…
ベッドを起こしてることさえ辛い!
早く横になりたい!
そのうちパターンが読めるようになって、食事の時間に頭痛がおさまるように、食後じゃなく食事の2〜30分前に薬を飲むようにしました。
ごはん食べないと点滴外せないよ!
と言われ、
何としてでも食べなきゃ!
と思うようになったからです。
私は元々あまり薬は飲まず、ギリギリまで我慢してどうしようもなくなってから仕方なく飲むってタイプだったのですが、ごはん食べるためにはそうも言ってられませんでした。
点滴が外れたら頭痛も治まるはず…
看護師さんもなんとか私に食べれるようになってもらおうと、
フルーツなら食べれる?
ご飯の量減らそうか?
と色々考えてくれました。
長い間点滴をしていると、血管が弱って点滴が詰まってしまい、何度も警告ブザーが鳴りました。最初の頃は看護師さんがちょっと調整したら大丈夫でしたが、それもだんだん難しく…
詰まって点滴が漏れて布団がビショビショになり、寝まきからベッドシーツまで一式交換になったことも。
何度も針を付け替えてあちこちの血管で点滴しました。利き腕は不便だろうと反対の腕にしてくれたのも結局ダメになったり…
最後の方は針を刺せる血管が見つからなくて、足に戻そうとしたけどそれも無理で、ベテランの看護師さんを呼んできて必死で探してもらいました。
中でも私を苦しめたのは二カルジピン。
血管を広げる薬なのですが、この薬はどうも炎症を起こしやすいらしいです。
腕がカチカチに硬くなり、熱を持ってとても痛かった 仕方のない事と思っていたのですが、看護師さんに
シコリになっちゃう、冷やした方がいいよ
と言われ、アイスノンが登場!
両腕がアイスノンとお友達になりました(o^^o)