年長の夏前頃、療育センターで、通級指導教室の説明会が行われました。教育委員会から担当の方がいらして、通級の説明をしてくれるということで、100名ちかくは入ると思われる会場は保護者で満杯でした。


開始前の会場は静かなのに、異様な熱気。

くしゃみ1つ、許されない緊張感が漂っていました。


そんな中、教育委員会の担当者の説明がスライドで始まりました。

「通級は、通っている学校の授業を抜けるので、知的に遅れがないお子さんが対象です」

とまず言われました。知的に遅れがないとは、どれぐらい🤔と引っかかりながらも、説明を一通り聞きます。


そして、質問タイム。私同様、引かかっていた方が多くいたようで、さっそく聞いてくれました。


「知的遅れがないって、IQでどれぐらいですか」

質問がもうストレートです。でも、聞きたいのは皆そこ。


教育委員会の担当者

「IQ100ぐらいですかね」

会場がざわつきます。


「授業を半日抜けて、その後、在籍している学校で抜けた授業のフォローもできないので、自分で追いつける子じゃないと」


おっしゃる通り、その通り。でも、うちの息子は90台。通級は門前払い?ハードル高すぎじゃない?


モンモンとした気持ちのまま、説明会は終わりました。


追記

今の通級事情はどうなのかなと思い、調べてみたら、少し前に特集があったようです。


今は、通級はIQどうこうの前に、希望者が多すぎて、なかなか入れないんですね。検査もしてもらうのに半年待ちとか、びっくりです。うちの息子は、早期療育のレールに3歳からのっていたので、毎年定期的に受けていたため驚きました。