5月17日金曜日に日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会をサントリーホールにて聴いてきました。1週間遅れのアップです。

指揮:アレクサンドル・ラザレフ[桂冠指揮者兼芸術顧問]
ピアノ:エフゲニー・スドビン*

トゥリッドゥ:ニコライ・イェロヒン
サントゥッツァ:清水華澄
アルフィオ:上江隼人
ローラ:富岡明子
ルチア:石井藍
合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団


メトネル:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.50*

マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》(演奏会形式、字幕付き)



内容充実。
大満足の演奏会でした。

空席が散見されましたが、もったいない。

前半のメトネル2番は、
最初はスドビンの音が色気ないな~なんて
感じてましたが、全体を通してみると
ストーリーが感じられ、ラザレフさんとの
協奏は聴きごたえありました。
後半のボリュームを考えると、
前半のメトネルは、何だかお買い得感満載でした。
ソリストアンコールもありました。
かなり揺らした演奏で、
スカルラッティらしくはないけど美しかった。

後半のカヴァレリアルスティカーナは、
歌手陣の迫真の感情移入が、観客席にも
ヒシヒシと伝わるような演奏で
ラザレフさん日本フィルの大きな演奏とともに
聞き応え十分。

セットは全く不要。

演奏会式の良演は、凄く記憶に残ります。

素晴らしい演奏会でした。