3月25日月曜日に久々の東京交響楽団をサントリーホールにて聴いてきました。
東響のサントリーでは珍しく平日でした。
指揮は、クシシュトフ・ウルバンスキさん。
ヴァイオリンは、ヴェロニカ・エーベルレさん。


最初はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲5番「トルコ風」。
ウルバンスキさんの指揮も、エーベルレさんのヴァイオリンも、どちらかと言うと規定通り。
キチンとした音楽である反面、意外性や面白みは少なめ。
ヴァイオリンの音は直線的で、音楽としてはコンパクトな作りでした。
後半との落差も演出したのかもしれません。

ソリストアンコールはプロコフィエフでした。

後半は、ショスタコーヴィチの4番。

ニキティンさんは、前半なぜかメガネ無しだったのが、後半はメガネかけてました。
(なんか、いつもと違う雰囲気だな~と思ってたのでした)

今回のショスタコ。
ウルバンスキさんの堅実さと、若手のパワフルさが良い塩梅で表現されていて、勝手知ったる東響との相性もあり、かなり聴かせる演奏でした。

ひとことで言うなら「打ち上げ花火」。
シュルシュル~と、
ドカーン!の
落差もあり、音の華やかさもありました。

いつもショスタコに対しては、
ツンタカ、ツンタカばかり耳について
30分くらいでちょうど良いと思っているのですが、
今日の60分は充分ききごたえのあるものでした。

何だか稚拙な感想。
(語彙が少ないから仕方ない・・・)

終演後、フルート甲藤さんの退団に、木管陣の女性の皆さんで舞台上で涙してたのが印象的でした。

東響の皆さん、いつも雰囲気が良くて、良いチームだな~と感じます。
(実際がどうかは知りません~笑)

サントリー周辺も桜が咲いてました

桜は別れの季節でもありますね。
甲藤さん、お疲れ様でした~!。
素敵な演奏をありがとうございました。