こんばんは流れ星
 
拙ブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます!!
 
今日の話題は、ヨガでもドギョンスでもありません
 
私がお慕いしてやまない、とある英雄について書きます
(昨夜この投稿をしたかったのに、あいぽんちゃんが御機嫌直してくれませんでした)
 
 
本日、9月9日は
アフマド・シャー・マスードの命日です
 
 
マスードは、美しい自然に囲まれた祖国、アフガニスタンを愛し
 
アフガニスタンを他国の侵攻から守るため、その生涯を尽くしたひとです
 
アフガニスタンは、中央アジアやインド、中東に通じる重要拠点にあったことから、歴史的にも、長年、他民族の侵略に甘んじてきた土地でした
 
1979年から始まったソ連によるアフガン侵攻では、当時、アメリカとともに軍事力では世界を二分していたソ連が、その地理的魅力から、アフガニスタンをも自国の衛星国にしようと、軍事介入してきたのです
 
しかし、自然が厳しいアフガニスタンの地形を武器に、マスードは、海千山千の多数の部族からなるアフガンの反ソ連軍ゲリラたちをまとめあげ、アフガンの優秀な司令官として、あのソ連軍に何度も大打撃を与えたことで、世界中のメディアにその名をとどろかせます

 

 

 

 

 

 

マスードの功績と彼の魅力については、私如きでは筆舌に尽くし難いので、ぜひとも長倉洋海さんの書かれたマスード本を見ていただければと
(私は、下記4冊は全部読みましたピンクハート

 

 

 

 

 

マスードは、2001年9月9日、ジャーナリストを装った人間にインタビューを受けたかどで自爆テロに遭い、わずか48歳という若さで、あえなくこの世を去りました

 

あの、アメリカ・ニューヨーク同時多発テロ事件の2日前のことです

 
マスードという人は、驚くほど老成していたひとだったようで
 
マスードが30歳くらいのときの写真を見ても、深い皺に刻まれた、老いた男性の表情をしています
彼の過酷で壮絶な人生が、彼の姿形をそう変えてしまったようです
 
アフガンゲリラの司令官だったり、果ては、アフガニスタンの国防大臣までつとめあげたマスードでしたが、インタビューを受けている番組を観たら、その声も、話し方もとても穏やか
 
アフガニスタンに平和を取り戻したい、母国の子供たちの未来を明るいものにしてやりたい、という強い信念がひしひしと感じられますキラキラキラキラ
 
彼は好んで戦争をしていたわけではなく、戦争で、美しい母国が蹂躙されてしまったため、やむをえず敵に抗うことを選んだようですグー
 
イスラムの社会では、部族間の諍いはしょっちゅうあります
部族が違う者同士の話に折り合いをつけ、敵を味方につけるということがどれほど難しいことやら…
 
欧米では暴君として報道されていたリビアのカダフィ大佐や、イラクのフセイン大統領は、その部族間の争いを治めることのできる稀有な人物だったとか
 
しかし、マスードは武力ではなく、あくまでもその人間的魅力で、他の部族の人間をも、母国のために戦う反ソ連軍ゲリラとして協力させてしまったのです
 
 
 
 
草上で読書を楽しむマスード
わたしはこの写真がとても好きですデレデレ
 
 
マスードを知ってから、
アフガニスタンは、私にとっての「夢の国」のひとつになりました星
 
マスードが愛し、守りたかったアフガニスタンを、
いつか、あちこち見て周りたい
 
 
 
また、SNSでアフガンの子たちの写真を見ていたら・・・
めちゃくちゃ可愛いんですよ~ちゅー
 
いろいろな国の支配を受けたせいで、いろいろな民族が住まう国なので、想像もできないほど複雑な民族の混血なのでしょうね
とにかく、アフガニスタン人は「瞳が美しいので有名」だと聞いたことがあります目
 
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マスードが亡くなって19年、
ニューヨーク同時多発テロが起こって19年…
 
あの日のTVのニュースを昨日のように覚えていますけれど、もうそんなに経ったのですね
 
どうぞ、魂が安らかでありますようにお願い