昨日は理学療法士の梅澤拓未先生をお招きして【川平法(促通反復療法)の基礎&太極拳】

 

という、革新的片麻痺リハの川平法と武術太極拳の融合という、斬新なセミナーを実施いたしました。

 

川平法(促通反復療法)の片麻痺リハの基本理念や理論背景

基礎的な知識、技術を学びながらも

武術やボディーワークの要素をどうやって?リハに融合させるか?

 

または、融合させる意義などについて学べるという、かなり学びの深い素晴らしい内容になりました。

<TC研究会が出来る事>

 

もう一つ今回のセミナーが「私たちに出来る事」を教えてくれました。

 

実は今回のセミナーには一般の方の参加も受け付けていたのですが…

旦那さまが若くして「脳梗塞」を発症したと言う女性の方もご参加されたのです。

自分の旦那のリハビリについて学びたい、少しでもケアを手伝うために学びたいと…

もちろん、その旦那様は専門のクリニックに通院されていて、奥様がリハをする訳じゃない事を前もって伝えておきますが

自分も出来る事をやりたいと参加されたわけです。

 

「自分に出来る事」を知る為にも、専門的な知識を学ぶ事は非常に良い事だと思います。

普通の団体では、専門家のみを対象にしますし、また高額なセミナーが多くて、一般の方が参加しようと思う事はまずないと思いますが

私たちのトータルコンディショニング研究会では、こういう事が起きるんだと…スタッフ一同感動してしまいました。

 

やはり、ご自分の愛する家族の為と思って参加されるので真剣さがぶっちゃけ、私たちと比較になりませんし

集中力が凄く、またスポーツをずっと行っていた方だったので身体の使い方がとても上手で手技をドンドン身に付けていて

講師の梅澤先生も「初めてですか?」と驚いていました。

 

セミナー後に梅澤先生と話をしたのですが、セラピストも上手な人は身体の使い方が上手で、過去にスポーツをしていた人が多いですね、と

梅澤先生の今回の講義の中で「運動イメージ」の話がたくさん出てきましたが、片麻痺リハビリでは患者にいかに正しい運動イメージを想起させるか?が重要な部分である

という事ですが、それは術者も同じなんだな、と改めて感じましたね。

現在は活動拠点を中国に移していて、中国の川平法の普及者としては第一線で活躍されている梅澤拓未先生

貴重な日本への一時帰国のお休みの時間を使って、セミナーを開催していただき大変感謝しております。

 

一応、トータルコンディショニング研究会の海外スタッフと言う事で了承していただいてますので(笑)

今後も引き続きご協力頂けると心から嬉しく思います。

 

今回のセミナーに関わって頂いた全ての方に感謝!

ありがとうございました!