筋は様々な方法で分類することができるが
グローバル筋
ローカル筋
に分けることができ、非常に重要な分類となる。
グルーバル筋
プライマリー筋とも呼ばれ、一般には多関節筋である。
グローバル筋の主たる働きは、主運動を起こすことである。
例)
膝関節屈筋である→大腿二頭筋
膝関節伸展筋である→大腿四頭筋
一方ローカル筋とは
セグメンタル筋とも呼ばれ、単関節筋であることが多い。
ローカル筋の主たる役目は椎骨の分節的な安定性であると考えられる
このような筋には関節可動域内を全般にわたって骨運動を起こすだけの力を発生することはできない。
大きな力を出すことができない代わりに
遠心性収縮を起こ、拮抗筋として運動を制御するなど、豊富な固有受容器から位置覚を中枢神経に送ったりなど脊椎の安定性の維持するのに非常に重要な働きをすると考えられている。
例)
腹横筋
多裂筋
グローバル筋とローカル筋のバランスの崩れは関節へのストレスを増加させる。
その為、ローカル筋のリハビリテーションの分野において重要視され始めている。