上前腸骨棘ASISとも言われる)

 

腸骨の前面・上部に位置する。

ズボンの前側ポケットに位置している。

前方に突き出している骨盤の先端部分である

 

前方から

 

腸骨稜

 

上前腸骨棘から始まり、胴体側面を通り上後腸骨棘で終わる、腸骨の長い上部先端である。

上前腸骨稜を見つけ、そこから身体胴体側面に沿っていくと、腸骨稜に触れることができる。

 

後方から

 

側方から

上後腸骨棘PSISとも言われる)

 

腸骨稜の後端にある。

腸骨稜を指で背面まで辿っていくと、小さな出っ張りを触れることができるのが上後腸骨稜である。

上前腸骨稜のようにはっきり識別できないこともある。

 

後方から

 

坐骨結節

 

骨盤の後ろ、最下面の臀部の高さにある。

椅子に座り、臀部の下に手を引くことで、左右それぞれの坐骨結合に触れることができる。

 

後方から

 

大腿骨の大転子

 

腸骨稜の真ん中を見つけ指で触れる。そこから10〜15㎝下方に指をずらしていくと容易に触診のできるこぶを見つけることができる。

上前腸骨の後下方に位置している。

大転子を触診しながら、股関節を内旋・外旋させると大転子の動きを感じることができる。

 

前方から

 

側方から