こんにちは。TC研究会スタッフ、ピラティストレーナーの藤森です。

皆さんは、このような体験をされたことはありませんか?

「雨の日、階段を上っている時に、前を歩く人の傘先がぶつかりそうになって危険な思いをした。」

もし傘を振って歩いている人があなたの知り合いなら、周りの人を危険から守るためにも、その人のためにもぜひこの本をオススメしてあげてください!

書籍『ボディ・マッピング だれでも知っておきたい「からだ」のこと』
下のリンクより購入出来ます↓



この本は、ボディマップについてボディワークと絡めながらわかりやすく説明されており、ボディワークについての理解も深めてくれます。

ボディワーカーやピラティス、ヨガ指導者、パーソナルトレーナー、セラピストなど健康に携わっている方でしたら、ぜひ1度読んでみてください!この本からセッションや施術のヒントが得られることだと思います!

ボディマップとは、人間の脳の中にある体の地図(自己の表現図、内部表現)のことを言います。

この地図が正確に描かれていれば、適切に身体を動かすことができますが、地図に間違いがあったり、不適切であったりすると、実際の動きも良くない動きになっていくとされています。

例えば、
車の運転をしている時に、まるで自分の身体の一部のように車をぶつけずに運転できるのもボディマッピングが成されているおかげです。

傘を振って歩いて後ろの人に恐怖を与えている人は、傘を自分の身体の一部だとマッピングできていないのかもしれません(※ボディマップ以外の要素もあると思います)。

手技やケアで筋肉の硬さや緊張を取っても、しばらくすると身体が戻ってしまうという方は、この脳の中にある地図と実際の身体認識の間にズレがある可能性も考えなければいけません。

幼少期に急激に成長した自分の体(サイズ・形、関節の位置、働き)をミスマッピングして、ミスユース(誤用、身体の間違った使い方)を生じてしまったのであれば、ボディマップの修正を行いミスマッピング・ミスユースを改善する必要があるということになります。

身体の不調が起こった原因が、トレーナーや治療家がいなかったことであるならば、トレーナや治療家が一生クライアントに付き添っていくことが解決方法になりますが、身体の不調が起こった原因は、クライアントの日常生活の過ごし方や身体の使い方に(自分自身の中に)あります。
今後、私たち健康に携わっていく者は、クライアント自身に気づきを得てもらい、自身で変えていけるように導けることが求められてくるのではないでしょうか。