こんにちは
TCラボスタッフのSHOちゃんです。
私フィットネス業界11年目となりました。現在はパーソナルジムでパーソナルトレーナーやJCCA、JJCAで講師活動をさせていただいております。

フィットネス

このTCラボでは医療と運動の融合という考え方ももっております。このフェイスブックを見ていただいている方はどちらかというと医療系の方々が多いかと思います。
そこでまずはフィットネス業界の現状をご理解いただくことで、医療と運動の相互作用(シナジー)が生まれやすくなると考えております。

さて、フィットネスクラブ業界の現状ですが一般的にいうと
健康関連では、フィットネスクラブ市場(4,140 億円)が前年比1.2%増となり、ここ数年のマイナス基調から底を打った。既存店では中高年層が増えているが、若年層、なかでも若年女性の減少が続いている。既存店を数多く抱える企業は業績の低迷が著しい、一方で中小のベンチャーは活気があり、カーブスの店舗数は6年間で1,000 店舗を超えた。

というニュース記事がでています。
総売上高4140億円ということですが、他の業界と比較してみると
リラクゼーション業界1500億円
医療サービス31兆円
福祉サービス5兆円
スポーツ健康増進サービス3兆円
とのことです。(どれが高くていい悪いではありません)

ではフィットネスクラブとはどんなところなのか
【メリット】
施設規模が大きい
お風呂・ロッカーなど施設が充実してる
スタジオ・プール・ジムなど多種多様なサービスを受けることができる
駅前に位置していることが多く立地面に優れている
月6千円~9千円ほどで割と低価格それも時間の制約があるがほとんど使いたい放題
スタジオでは週120本ほどのレッスンが月会費に含まれている
トレーニングジムは海外製の最新マシンがあり、ほとんどのクラブでテレビモニター付きランニングマシンが備わっている
施設面は文句なしに整っているといえる

【私が個人的に感じる改善点】
ハード面
充実した施設ですが、特定の目的をもっている方(スタジオだけ、ジムだけ、プールだけ)には多すぎる
3000名~4000名の会員数なので、混雑や利用マナーなどに問題がでやすい
ソフト面
エンターテインメント性にすぐれているが、個別の指導など受けづらく、初期に退会してしまう方が多い
コミュニティができやすい反面、コミュニティに入れない方の居場所がなくなってしまうことがある
指導者の不足、いわゆる社員という方はマネージメント業務に追われて現場に立ちづらい、それを補完するようにアルバイトスタッフが現場に立ちことがある。やや指導力に差が出ることがある
もともと健康な方、運動好きな方は利用しやすいが、その反対の方には敷居が高いと思われている

年間1000名が入会し年間1000名が退会する
健康のために運動しているのに、その運動でけがをして病院に通う人がいる
運動が苦手と感じている方にはややハードルが高い
ビジネス自体流行に左右さ商品開発をしているので、正確な情報が伝えられていない
働く意識と経営する意識を変えていきたいです

多分8割くらいの方が運動を苦手と感じていると思います。
多くの方が挫折しています。
意を決して、フィットネスクラブに入会していただいたのに、退会してしまうのは非常に残念です。
私は、フィットネス働くスタッフとそれにかかわるお客様に輝く人生のサポートをしたいです。

そんな思いを持ちながら、フィットネスだけでもしょうがない、運動は健康になるための手段、健康は輝きある人生のための手段だと思います。健康産業全体で力を合わせていきたいです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ご入会お申し込み・お問い合わせは
トータルコンディショニング研究会
tel 03-6805-9343
HP http://www.total-conditioning.com/