あくまで個人的な指標なので正当性には疑問もありますが。

塁打数と四死球以外にも出塁や進塁の方法はあります。
敬遠、盗塁、犠打、犠飛などです。
進塁打は記録に残らないので含められませんが、実際は進塁打も重要な進塁方法の1つです。

これらを含めた総合的な出塁、進塁数であればより実際のチーム得点との相関がとれるかなと思い総合塁打率というものを考えました。

通常の塁打数に四死球、敬遠、盗塁、犠打、犠飛を単打と同等の価値として総合的な塁打数として足します。
ただ、犠打と犠飛に関してはアウトを1つとられるのでその分割引く必要があります。

また盗塁死や併殺打のアウトになる分に関してはマイナス。

全てを足しているので分母は打席数にします。

式としては

(塁打数+四死球+敬遠+(犠打+犠飛)×α+盗塁-盗塁死-併殺打)÷打席数

αはアウトカウント分割引するための係数です。

となります。
出塁と進塁を同じとして1打席あたりにどれだけ進塁できるかという指標です。サイコロ1回振ったら平均このくらい進む、と思っていただければ。


打席数で割る前の総合塁打数はトータルで何個くらい塁を進んだかということになります。
野球は4つ塁を進んだら1点なので総合塁打数を4で割ると計算上の得点が算出できます。

これからチーム得点予想をしていくのでその前に相関をきっちり計算しておこうと思います。

セ・リーグを例に2005年のチーム成績から相関を計算してみました。数字の間違いはあると思うのでご了承下さい。


2017年
リーグ得点3418
計算値  3324
誤差   2.8%

2016年
リーグ得点3375
計算値  3372
誤差   0.1%

2015年
リーグ得点3015
計算値  3220
誤差   6.4%

2014年
リーグ得点3649
計算値  3484
誤差   4.7%

2013年
リーグ得点3418
計算値  3389
誤差   0.9%

2012年
リーグ得点2716
計算値  2985
誤差   9.0%

2011年
リーグ得点2718
計算値  2936
誤差   7.4%

2010年
リーグ得点3724
計算値  3630
誤差   2.6%

2009年
リーグ得点3376
計算値  3380
誤差   0.1%

2008年
リーグ得点3416
計算値  3400
誤差   0.5%

2007年
リーグ得点3555
計算値  3509
誤差   1.3%


2006年
リーグ得点3611
計算値  3462
誤差   4.3%

2005年
リーグ得点3855
計算値  3636
誤差   6.0%

トータル
リーグ得点43846
計算値  43693
誤差   0.3%

となりました。
年単位でみると誤差の大きい年と小さい年があります。

特に誤差の大きいのは統一球の反発係数が問題になった2年。
データをとっている期間に関しては誤差10%以内におさまっているので良いと思います。

総合塁打率のリーグ平均が.410前後だと特に得点の誤差が低い傾向があるようです。


ちなみに単年ではありますが昨年のナショナルリーグの誤差は5.0%、アメリカンリーグの誤差は8.0%でした。
一応目標の10%以内には入ってはいますがやや誤差が大きい結果に。

総合塁打率のリーグ平均がそれぞれ.455と.457と高めなのが理由だと思われます。

2017年セ・リーグの単打率.181、長塁率.196に対し、ナショナルリーグの単打率.162、長塁率.261、アメリカンリーグの単打率.163、長塁率.266と長打力が全く違います。

もし大リーグ用に総合塁打率を使用するなら長打補正が必要になりそうです。

まぁ日本のプロ野球ではそれなりに整合性のある指標ということで。

精度はそれなりに保証されていることが確認できたのでこれを使用し2018年の予想等をしていこうと思います。

長文失礼いたしました。