あくまで個人的な考えです。
独自の指標である総合塁打率ですが、基本的にはOPSと同じような挙動をとります。
結局四球数や塁打数稼いだ選手はどちらも高く出ますから。
違うとしたら総合塁打率は犠打が多い選手、盗塁の多い(成功率の高い)選手も塁打扱いになりプラスになることです。
また、併殺打の少ないほうが有利な指標でもあります。
総合塁打率で個人的に一番面白いと思うのは西川遥輝選手。
単打率.220、長塁率.196で中距離打者に近い単打タイプの選手です。
盗塁39、失敗5で成功率は.886。
34回は単打が2塁打になっているのと同じです。
単打が119、四球が69なのであわせると187の単打出塁。
そのうちの34回を2塁打とすると.181の確率で単打を2塁打にしていることになります。
2割近い確率で単打出塁を得点圏に進まれるなら投手は厳しいでしょう。
何の対策も練らなければさらに確率は高くなるわけで、必然的にストレートの割合が増えます。
総合塁打率はパ・リーグ平均.425より高い.533中~長距離打者並み、そのくらい盗塁が大きく影響しています。
単打タイプでも盗塁成功率が高ければ長距離打者に負けないことを証明している選手だと思います。
本塁打31本のウィーラー選手の総合塁打率.534とほぼ同等な時点で他に例のない選手です。
単打タイプの打者は過小評価されがちですが、盗塁成功率.800以上で20個以上できるような選手が増えて活躍することにより単打の価値、盗塁の価値が見直される気がします。
その代表として西川選手は希少価値の高い選手でこれからも活躍して欲しいです。