あくまで個人的な考察です。

荒木選手が2000本安打を達成しました。
おめでとうございます。

そこで1997年からデータを軽く振り返ってみようと思います。 
総合塁打率、長塁率など個人的な指標がでてきますが説明すると長くなるので割愛します。
詳しく知りたい方は過去のブログを参照してください。

先に通算成績の話から
打率.268、出塁率.310、長打率.324、単打率.225、長塁率.100、長打のみの打率.044、四球率.057、三振率.124、盗塁成功率.770、総合塁打率.393

典型的な単打メインの打者。
長打は20打数に1回ないくらいです。
四球率、三振率も低く積極的に打っていくようです。盗塁数376でこの盗塁成功率は高めだと思います。
打高な時期を過ごしていましたが総合塁打率は平均以下。
しかし2004年以降の充実期は3、4、5番打者が充実していたためか得点にはかなり貢献しており、荒木選手の出塁が多くの得点を生み出しています。
打撃成績だけでははかれない重要な選手だったということでしょう。


単打メインの選手なので打率を中心に見ていこうと思います。

1997年から2000年までは出場機会には恵まれていません。
打撃成績もいまいち。
ただ2000年から起用が増えていき、2001年にブレイクしたようです。
2001年は規定打席には達していませんが打率.338、単打率.276、長塁率.158、総合塁打率.485はベストの数字です。 

2002年、2003年は打率.259、.239と振るわず。

2004年~2006年は打率.292、.291、.300と高打率の時期。
単打率.250前後と高めです。
盗塁30個以上しながら盗塁成功率.813、.792、.811で高く進塁に貢献しています。

2007~2009年は打率.263、.243、.270とやや低迷。打率が下がると犠打が増えているのが露骨にわかります。
2008年までは盗塁成功率.800以上をキープしていますが、2009年は.725と盗塁成功率も悪化。

2010年は打率.294と上昇。
長塁率.147で長打も多かった年です。
盗塁成功率は下降し2013年までは.667~.750と微妙になります。

2011年、2012年は打率こそ.263、.251ですが極度の打低の年であり打率も総合塁打率もリーグ平均以上です。
統一球の影響をあまり受けていない選手です。

2013年は打率.222と不振。
単打率.195で.200を切っています。
単打率が.200以下なのは2001年以降では2003年と2013年だけです。

2014年は打率.268とやや持ち直し、四球率.091と四球を選ぶようになりました。
盗塁17、犠打33個と進塁への貢献度も高く総合塁打率.435で荒木選手の中では2番目の高さ。

2014、2015年は盗塁成功率.900超え、2016年、2017年は盗塁成功率1.000と4年で2回しか失敗していないのは凄いことだと思います。

2015年、2016年は出場機会を減らしましたが打率.251、.246と.250前後はキープしています。

2017年は昨日までの段階で打率.277、単打率.255、長塁率.043とより単打に特化しているように思います。
長打のみの打率は.021で50打数に1本くらいの確率。
三振率.170と高めでやや見極めが悪くなっています。出塁率は.320とドラゴンズの中では高めです。


ざっくり見ていきましたが打撃成績でみると特別良いわけではありません。
ですが走塁技術は今でもトップクラスだと思いますし、全盛期の守備は忘れられない選手です。
個人的には日本シリーズでランナー1塁から井端選手のショートゴロ内野安打の間に3塁まで行った走塁が印象的です。