あくまで個人的な考察です。

野球の勝敗を大きくわけるのは投手力だと思います。
投手はいかに失点しないかが重要であり防御率が良い投手ほど優秀になります。

セ・リーグで比較すると防御率1位は菅野投手、最下位は大野投手です。
成績を比較すると

菅野投手
防御率1.78、被安打率.186、奪三振率.228、四球率.042、被出塁率.228

大野投手
防御率6.23、被安打率.273、奪三振率.186、四球率.077、被出塁率.366

被安打率が.087も違うので被出塁率が大きく違うのも仕方のないところ。

個人的な指標で、被出塁率と打者数をかけることで推定被塁打数を算出しそこから計算上の失点を出します。
単純な計算なので軽い目安です。
被総合塁打率などがわかればより詳しくなりそうですが。

これをもとに計算上の失点を出すと菅野投手は12.3失点、大野投手は16.8失点となります。
実際の失点は菅野投手11失点、大野投手27失点です。

菅野投手は計算上の失点より少なく走者を簡単に返していないことがわかります。
被安打率が低いので連打を浴びることが少ないからだと思われます。

大野投手は計算上の失点より10も多く走者を効率よく返してしまっていることがわかります。
そもそも被安打率、被出塁率が高く連打などで大量失点のイニングが多いのでしょう。


計算上の失点と実際の失点の比率でみると
菅野投手1.11
大野投手0.62

となります。

他の投手で見ても
野村投手0.88
小川投手1.02
バルデス投手1.11
又吉投手1.20

大竹投手0.64
九里投手0.69
石川投手0.64

と防御率の良い投手はこの比率が高く、防御率の悪い投手は低くなる傾向があることがわかりました。

又吉投手と大竹投手は被出塁率で見れば.319と.312で大竹投手の方が良いです。
イニング数、被安打率等もほぼ同じです。
しかし実際の失点は10も大竹投手が多いです。

又吉投手は走者を出しながらも抑え、大竹投手は走者をあっさり返されてるものと思われます。
ただ又吉投手も走者を多く出しているのでピンチで打たれだせば防御率が悪化するかもしれません。

結論として防御率の良い投手とは被出塁率が低くなおかつピンチの場面で失点しない投手です。
エース格になれるような投手はピンチに強いという数字では表しづらい部分が最も重要だと思います。