お見合いというと、いまだに親や仲介者が同席する、かしこまったお見合いをイメージするかもしれません。古典的なお見合いには、親や上司に勧められて断りづらい縁談というイメージを持っている人もいるでしょう。しかし、今ではカフェやファミレスなどで、本人たちだけで会う気軽なお見合いが増えています。
気軽なお見合いが増えている理由として、今は個人情報の開示を避ける時代であることがあります。昔のように、仲介者が居住地や家族構成、経歴などの詳細な個人情報が書かれた釣書を知人に配ることはできません。また、親や親戚、職場の上司からの紹介は、しがらみが絡んできて何かと面倒でもあります。さらに、結婚相手には、条件よりもフィーリングや相性が重要と考える人が増えていることも、気軽なお見合いが支持される理由のひとつです。
「愛し合う者同士が結ばれるのが結婚」という考え方があり、お見合いに抵抗感を抱く人もいるでしょう。しかし、恋愛結婚に比べてお見合い結婚は離婚率が低いといわれています。
お見合い結婚の場合、条件に合う相手と結婚しているため、お互いに条件面は了承済みです。また、恋愛感情が芽生える前に、結婚相手にふさわしいかどうかを冷静に判断することができるのも、お見合い結婚の良さでしょう。恋愛をしていると、相手に夢中になるあまり冷静な判断ができないものです。恋愛感情が最高潮に達している時に結婚するのは素敵なことではありますが、最高の状態をそのまま維持できるとは限りません。良くも悪くも、時間と共に気持ちは落ち着いていくものです。落ち着いてくると、それまで見えなかったものが次第に見えてくるようにもなります。愛さえあれば乗り越えられると思っていたことも、負担に感じるようになるかもしれません。お見合い結婚は、「あばたも笑窪」になりがちな恋愛結婚に比べて、結婚後に「こんはずじゃなかった」ということが少なくなります。
親が反対する相手と無理に結婚することがなく、親族間のストレスが少ないことも、お見合い結婚の離婚率が低い要因でしょう。結婚をすると、両家の親や親族との付き合いは避けては通れません。冠婚葬祭や盆暮れ正月、子どもの誕生などで何かと結婚相手の親や親族と顔を合わせる機会はあるものです。親の反対を押し切って結婚すると、そうした集まりごとに居心地の悪い思いをしてしまうかもしれません。円満に結婚したとしても、最初のうちは慣れない結婚生活に戸惑うものです。その上に、親族間のストレスが加われば、結婚生活は困難なものになってしまうでしょう。
昔のお見合いは、親や親戚、職場の上司から縁談が持ち込まれて行われることが多く、堅苦しいイメージがありました。しかし、今ではそうした堅苦しいお見合いは少なくなり、お見合いは結婚相談所を介してよりフランクで親しみやすいものになっています。結婚したいのに出会いがない、良い相手に巡り会えないという人はいつの時代にもいます。また、お見合いをしたいけれど、異性との付き合いに慣れていないため、どうしたら良いかわからないと不安に感じる人もいるでしょう。
結婚相談所を開業するのなら、そうした顧客の気持ちに寄り添ったサービスの提供が求められています。きめ細やかな心配りで幸せな結婚のお手伝いができたら、きっと新郎新婦と同じくらいに幸せを感じられることでしょう。
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