トータルビューティーを目指す
Amebaでブログを始めよう!



中学を卒業し制服のない高校に進学することになったわたしは、
先輩や同学年に存在するひとにぎりのおしゃれさんに衝撃を受けました。


最初に感じたことは、ばれる…!ということです。
「ばれる」というのは、少し奇妙に感じる方もいると思います。
ただ、わたしの「おしゃれ」は雑誌のモデルのようになる、
ということだったので、雑誌で輝いているものだったら何でも良く
わたしの意志はツメの垢ほどしか反映されていませんでした。
なので、いざ彼らを目の前にすると、自分のおしゃれは「ウソ」で「ハリボテ」
だということを見抜かれてしまうのではないかとものすごい恐怖が襲ってきたのです。


雑誌に載っている服とメイクをするだけのできの悪いマネキンのようなわたしは

「自分が雑誌の中のモデルのようになること」
「自分の責任ではなくて誰か他の人になること」

を楽しんでいると同時に、自分というものを捨てさり
他の何かになろうとして、とても苦しんでもいました。


もう少し鼻筋が通っていたら…もっと…

もう少しまつげが長かったら…もっと…

もう少し目がぱっちりしていたら…もっと…

もう少し顔が小さかったら…もっと…

もう少しお金があったら…もっと…

もう少し…

もう少し…

もう少し…

もっと…

もっと…

もっと…

いつも足りない部分だけを見ては、自分はあのモデルのようにはなれていない…
だから、もっと、もっと、もっとあたしにはかわいいものが必要だと
自分を否定的に捕らえ、足りない部分を補うことを「おしゃれ」だと認識していました。


でも、高校で出会ったおしゃれな人たちは全く違っていました。
仲良くなって、もっとおしゃれになりたいと思ったわたしは
自分と彼らの違いを分析しました。


わたしと彼らの違うところ…

・彼らはおしゃれを楽しんでいる(自然体である)
・自分がどういうものが似合うのか模索している
・自分の良いところを分かっている

の3点。


それからのわたしは、あんなに読んでいた雑誌を全く読まなくなりました。



魅力的な人(3)に続く…
今回は自分の体験を通して培った魅力的な人について
わたし自身の価値観を綴っていきたいと思います。

少し長いのですがお付き合いいただけるとうれしいです。





TVや雑誌、映画などを観ていると
ステキな女優さんやモデルの方たちがたくさんいて
その美しさにうっとりしてしまうことがよくあります。


このブログを読んでいる方の中には、自分と彼女達とを比較して

「この女優さんのようになるにはココが足りない」
「もっとこのモデルさんのようにこうなったらよいのに」
「なんで自分の顔や体はこんなに足りない部分ばかりなのだろう…」

と考えたことが一度や二度ではない方もたくさんいるのではないでしょうか?
かくいうわたしもその一人でした。


小学生の高学年の頃からファッション誌を読み始め、
若干ませぎみだった子供のわたしは、
かわいい服をたくさん着て、きらきらと笑顔で輝く彼女たちに憧れていました。

そのうちに自分も雑誌の中から抜け出てきたモデルのような存在になりたくて
洋服からメイクまで、自分に合うのか合わないのか、という基準ではなく
雑誌の中のモデルのようになるため、それだけのために、
少ないおこずかいの中からやりくりして、服や化粧品を買っては試していました。


服や化粧品を選ぶ基準は

「○○の雑誌に載っていたから」
「モデルの××が着ていたから」
「△△で大人気って書いてあったから」
「柄やラインがわたし好みだから」

と、本当に闇雲でした。


もちろん、中学生のわたしはお店に入っても店員さんの存在が怖くて
試着などもせずに洋服を買っていました。

ただ、買った洋服を着てでかける時のわくわく感は
何物にも変えられない、楽しくうれしい時間でした。
なんだか、自分は特別な存在のような、妙な自信を持っていました。




魅力的な人(2)に続く…

さて「美しさ」とは何でしょうか?
みなさんの価値観が違うように、美しさの条件もひとそれぞれ違うと思います。


わたしは10代の後半から20代の半ばまでアメリカで暮らしていたのですが
アメリカに住む白人女性は日焼けをすることを一種のステータスと考えており
夏になると休暇を使ってビーチへ行き、肌を小麦色に焼き上げます。

なぜかというと、夏の休暇をビーチでゆっくりと過ごせる人は
社会的に成功している、という考えが広まっているからです。
アメリカでは小麦色の肌は社会的に成功しており、魅力ある女性と見られるわけです。


逆に日本では美白ブームで、紫外線が強くなる時期は日焼け止めがかかせません。
ファンデーションに限らず、化粧下地や乳液までにも紫外線対策を施したものが売られています。

日本人は昔から肌のきめの細かさ、白さを大事にしていた歴史があるので
いかに白く美しい肌を手に入れるかによって魅力を左右する文化が根付いています。


こう考えると、女性の「魅力」や「美しさ」は育ってきた文化や環境
社会の考え方によってで左右されることがわかります。


最近の例でいうと、90年代に安室奈美恵さんを筆頭にして流行していた細い眉も
いまではほとんどの方が太めの自然に見える眉を描いてることと思います。

時代を遡ると、江戸時代ではお歯黒といって歯を黒く染めることがおしゃれでした。
また、平安時代ではスッとした一重が美人の条件と言われていたそうです。

現在では、二重で目がぱっちり、目をふちどるまつげは長くてくるんとしていて、
鼻筋がすっと通った、ドールのような女性が若い人の間では「魅力的」と認識されていますね。

また、日本ではギャル系、age嬢、裏原系など個人の趣味で分かれていますし、
身近な例でいえば、友人の会話中に女優の○○は好きだけれど
モデルの××はキライと、好き嫌いの好みが分かれることもよくあります。

こう見てみると美しさの条件というのは
育った環境である社会から与えられる価値観と
自分が選び取った好みが複雑に絡みあっていることがわかります。