警察の独身寮では数々のすさまじい汚部屋を見てきました。
一年に一回も干されない布団。
オナティッシュが溢れたままのゴミ箱。
何十体と並べられたほこりだらけのフィギュア。
夜勤明けなのに風呂に入らず寝続けている枕
独身寮では、こういう人間とでも相部屋にならなくてはいけません。
思い出しただけでも気持ち悪くなる汚部屋をいくつも見てきました。
しかしここまでひどくなくても、私自身もあまり人のこと言えません。
私はもともとずぼらでだらしない性格です。
以前はゴミ屋敷まではいきませんが、気が付くと私の部屋物が散らかっていました。
あまりに散らかると、たまった分を一日かけて掃除する。
その度に、「今度こそ部屋をきれいなまま保ってみせるぞ」と思うのです。
しかし、もって三日です。一週間後には、やはり散らかっている。
何度やっても繰り返してしまうということは何かを変えないといけない。私は自分の意識や性格を変えようとしていました。
しかし、これってかなり難しい。それができないから、いつまでたっても同じように散らかった汚い部屋にもどってしまっていたのです。
しかし、たった二つの物を手にしてから私の部屋は一変しました。。
きれいに片付けたままの部屋を保てるようになったのです。
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